錦織圭が全豪8強入り。
テニスの四大大会では、
1995年の松岡修造以来っていう快挙だけど、
ここ最近の錦織の活躍ぶりを見ていると、
別に不思議とも思えない。
4回戦の相手は、
世界ランク16位で、
26位の錦織より格上だけど、
全豪の前哨戦でも勝っていたし。
松岡修造のウィンブルドンの時は、
見ているこちらもかなり熱くなったけどね。
錦織は一時期故障して、
もう駄目なんじゃって思ってたけど、
本当に見事な復活ぶりだ。
松岡は当時世界最高レベルのサーブで、
ウィンブルドンの階段を駆け上がったけど、
錦織のサーブは、
今や男子の標準である200キロに満たない。
専門家によると、
彼はレシーブの確実性が上がってから、
急速に力をつけたのだそうだ。
ラケットが届けば8割は返すという。
ふむふむ。
この機会に、
錦織の代名詞ともいえる「エアケイ」について、
ちょっと調べた。
ジャンピングショットとどう違うのか。
答えは、
踏み出した足で蹴って飛び上がりながら打つのが、
「エアケイ」なんだそうな。
動画でなるほど。
普通は後ろ足で、
つまり右利きのフォアなら、
右足で蹴って打つ。
これが普通のジャンピングショット。
エアケイは左足で蹴って打つわけだ。
高校時代になんちゃってテニス部だったぼくなりに、
ちょっと真似をしてみると、
なるほどこの方が体重が球に乗る。
でも難しそう。
ちなみに、
錦織のオリジナルではなく、
通常は「ジャックナイフ」っていう技なんだって。
なんちゃっては知らなんだ。
閑話休題。
準々決勝のランク4位マリーに勝ったら、
いよいよ強さも本物だ。
世界ランクって、
だいたいどの競技もそうだろうけど、
ベスト10までに大きな壁があって、
さらにベスト4ぐらいでさらに大きな壁がある。
次元が違うというのか、
プレーのスピードも質も、
全然違う領域になる。
今の錦織なら、
あながち無理ではないような、
期待をしてしまう。
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