ぼくの友達の中で、
几帳面さでは五本の指に入るであろう奴から、
年賀状が届かない。
今日会社から帰宅してもポストにないので、
ちょっと何かあったんかいなと、
メールで「催促」した。
送信し終わって、
階下に行くと、
リビングの机上に一枚。
来てました。
慌てて訂正とお詫びのメールを追加送信。
まぁ、
何事もなくてよかったのであるが。
で、
その年賀状にはこう書かれていた。
「ブログ相変わらず見てるよ。君ってホンマにTVっ子やな!」
えっ。
そんなにテレビの話題書いたっけ?
そうか、
なら開き直ってと、
「中居正広のキンスマ」を見た。
民放を録画でなく見るのは珍しい。
今回はAKBの特集だった。
初舞台から6年。
ついにレコ大まで射止めたアイドルグループの足取りを、
当時の映像を交えながら紹介していた。
特に最初の3年ぐらい、
全然ブレークしない中、
来る日も来る日もステージに明け暮れていた時期の話には、
正直結構泣けたなぁ。
この年齢になっても、
先の見えない努力を3年続けるのは大変だと思うが、
十代の少女が世間の冷めた視線に耐えつつ、
というか、
相手にもされずに過ごした3年は、
さぞや長かったことだろう。
実際、
1期生のメンバーの中からも、
何人かはブレークするまでに去っていったそうだ。
番組によると、
売れない3年間は、
平日1回、
土日は3回の2時間公演を続けていたという。
ざっと3年間で1000回の本番をこなしていたわけで、
それはすごいことだ。
例えばクラブ活動を熱心にやっていても、
3年間で公式戦1000試合はあり得ないだろう。
だからあのグループの1期生は、
何か特別なものを持っているのだなと納得した次第。
レコ大にしても、
本命でありながら、
あれほど大泣きしていた理由が、
少し分かった。
それにしても、
オーディション時の前田敦子、
正真正銘、
どこにでもいそうな、
しかも、
んなに可愛くない女の子。
あの子のスター性を見抜いた秋元康は、
やはり恐るべしである。
ぼくが彼女を可愛いと思い始めたのは、
ごく最近のことである。
●予定変更。土曜日は住吉に参拝に参ります。
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