2012年12月31日月曜日

駄目

何かで読んだけど、
2:6:2の法則というのがあるらしい。

どんな生き物の集団でも、
優秀なのが2割で普通が6割、
ダメなのが2割いるというようなことらしい。

働き者の代名詞アリの集団でも、
やっぱり2割の怠け者がいるんだそうな。

で、
面白いのはここからで、
怠け者の2割を分離すると、
残る8割の中の2割がやはりダメになっちゃうんだって。

この2割をどう捉えるか。

イザという時のバックアップ要員という説がある。

どんな組織でも、
2割程度の余剰人員を抱えておかないと、
危機に対応できないということらしい。

人間の場合、
この2割が文化を生み出すという説がある。

ロクに仕事もせず、
結婚もせず子供ももたず。

社会的には極めて非生産的な、
「あぶれオス、メス」が、
文化を創ると。

今や完全にダメな2割に入っているぼくとしては、
来年もせいぜいダラダラと無駄な文化活動をしようと、
考えながら本年の最後のブログといたします。

2012年は2回のライブを開きました。

来て下さったみなさんありがとうございました。

毎年書くけれど、
このブログが続いている限り、
ぼくの夢も続きます。

2013年もどこかでお会いできますように。

よいお年を。


2012年12月30日日曜日

更新

帰省ラッシュなどと聞いても、
ちっともピンとこない。

地方に暮らしていた昔は盆正月には車で延々と、
渋滞をくぐりぬけて帰省していたこともあったが。

今は実家だしね。

そういえば車も長いこと運転してないな。

免許証の更新届けが来ているんだけど、
全然ピンとこない。

今見たら前回の更新が平成22年1月。

たぶんそれからは一回も乗ってないんじゃないかな。

だから今回は優良運転者の30分講習でいいそうだ。

何だか変な話しだ。

車を運転しなくなったら、
警察官と話すこともなくなった。

車乗っていたら、
年に何回かは検問で話すこともあった。

昔話だからするけど、
飲酒運転も平気でしてたなぁ。

車に乗って仕事していたころには、
カーラジオで「小沢昭一的こころ」をよく聞いたもんだ。

その小沢さんも亡くなったな。

小沢一郎は生きてるけど、
未来にいたかと思ったら、
もう生活にいるそうで。

成田離婚とか言ってるけど、
偽装結婚の方が言い得て妙だろう。

一体何やってんだろうな。

南極の氷河が少しずつ動いているように、
時代は流れ昭和生まれは平成生まれに押し流される。

オウムの平田誠逮捕で幕を開けた今年も、
もうすぐ終わる。

五輪があって総選挙があって。

山中さんがノーベル賞とって松井が引退して。

ぼくは2回ライブやって。。。

2回!

そうだ今年の目標は3回だった!

自室で一人ライブをやって、
目標達成したことにしておこう。

そうして時代は更新されていく。


2012年12月29日土曜日

引退

仕事納めです。

世間は。

ぼくは今年は大晦日まで仕事。

その分、
今日は休みだったけど。

なーんもせんとぼーっと過ごした。

雨降ったし。

というか、
それもお袋情報で、
それすら知らなかった。

テレビはすっかり年末モードに入り、
あれこれチラ見してみたが、
つまらないものばっかり。

松井秀喜引退か。

伝説の5打席連続敬遠の時、
すでに社会人だったよな。

彼の方が先に引退だって。

何か悲しくなるぜ。

ヤンキースがワールドシリーズ優勝して、
松井がMVPに選ばれた時、
あの時が日本球界に復帰する最大のチャンスだったと思う。

もう一度日本球界で頑張ってほしかった。

まだ38歳だぜ。

たまらんな。

ミスターの言葉が泣かせる。

現代最高のホームランバッターだって。

師弟愛っていいね。

引退試合とかもどうせないんだろうな。

悲しいな。

2012年12月28日金曜日

無力

年賀状をほとんど書き終え投函した。

まだ28日。

すっごい新記録。

今年は出勤の時にも賀状を持ち運び、
喫茶店や休憩時間にちょこちょこ書いた。

といっても宛名だけだけど。

でも今時、
表書きだけでも手書きって貴重じゃない?

字は思いっきり下手だけど(笑)

あと二人、
住所がわからない人がいるので、
メールで問い合わせる予定。

年賀状書くから住所教えてってメール。

何か変だな。

ま、
いいか。

それはそうと、
この年末のどさくさに紛れて、
安倍政権は原発の再稼働を指示し、
未着工の分も凍結解除だって。

あ〜あ。

未来も分裂しちゃってさ。

ガッカリを遥かに超越した無力感。

すべてが元の木阿弥になっていく。。。

自民党に投票した人にとっては当然でしょうが。

そんな中の興味深いニュース。

トモダチ作戦に従事した米兵が、
被爆の損害賠償を求めて東電を提訴したって。

総額数十億円とか。

米兵なら米軍を訴えろよとも思うけど、
ともかく反省のない東電を懲らしめてくれ。


2012年12月27日木曜日

発奮

暮れの元気なご挨拶を済ませ、
すっきり気分で出社したら、
先日のぼくの仕事にケチをつける輩が。

ぼくの仕事にケチをつけてくる経路は常に複数あって、
大きく3つのぐらいに分けられる。

今回はそのいずれもから文句は出なかった。

といって褒められたわけでもないのだけれど、
まぁスルーしたわけ。

それでヤレヤレと思っていたら、
今回は第4の経路から弾が飛んで来た。

まったく誰からも文句の出ない仕事というのは、
結局だれの気にも留まらない
つまり面白みの無い無難な内容のものになってしまう。

異論や反論があることは、
ある意味健全なことだけど、
問題はその中身だ。

「これまでそのようなやり方はなかった」

とか、

「OBにたずねてみてもそういうやり方は反則だと言った」

みたいな感じで、
ほとんど難癖。

それを現場と全く関係のない部署から指摘されたのだ。

こっちは日頃からケチをつけられるのは覚悟してて、
あえてギリギリの球を投げているのだけど、
まさか第4ルートから弾が来るとは想像してなかっただけに、
さすがに頭に来た。

まぁその第4ルートからの文句も、
本当は1〜3ルートの中の誰かの「入れ知恵」かもしれず、
その他様々な事が考えられ、
そうなると疑心暗鬼にもなってきて、
非常に気分が悪かった。

組織というのはそういう足の引っ張り合いというか、
まぁ本当にどこから弾が飛んでくるかわからないから、
出世して行く奴らはみんな、
弾に当たらないよう身を潜めるようにして毎日仕事している。

他人の生き方だから仕方ないけれど、
ぼくは断固そういう生き方はしない。

ケチがつらつら書かれた紙を一度は丸めてくずかごに投げ入れたのだが、
拾い直してコピーして、
「反則」というところに蛍光ペンで印をつけて、
デスクの前にはっておいた。

自分を発奮させるためだ。


2012年12月26日水曜日

投函

なんとか年賀状を作って、
とりあえず遠方の人の分だけ投函できた。

ここ数年の年賀状は全面に写真をあしらい、
そこに一言というシンプルな構成にしてきた。

机上には今年の分の残りを額に入れて置いてある。

stay hungry,stay foolish

ジョブズの受け売りだと、
友人の受けは悪かったが、
ピンク色を基調にした写真は、
「とても奇麗」と言ってくれる人もいた。

stay foolishって、
「ずっと愚かで」とか訳されるけど、
ぼくは勝手に「ずっと無謀で」という意味に捉えている。

毎日それを眺めながら一年過ごしてきたけど、
結局思ったほどは公私ともに無謀になれなかった。

これは反省点。

来年の年賀状は
今年のような写真を期待してくれている人には、
がっかりされるものだと思う。

でも仕方が無い。

ぼくの年賀状作りは、
年末の土壇場で、
ある時ふと魅かれた写真に、
パッとひらめいた言葉を乗せる。

そうするのが、
考えに考えて作るより、
よりその時の素の自分が現れると思うからだ。

というのも言い訳で、
実際のところ追いつめられないと動かない、
性格そのままなんだけどね。

ということで、
その2013年版年賀状が見たいという方はご連絡下さい。

喜んで送ります。

●水曜日、元町に行きます。暮れの元気なご挨拶です。

2012年12月25日火曜日

現金

イブだねぇ。

今年も深夜帰宅で明石家サンタ。

去年と全く同じだな。

ちなみにケーキは昼間、
出勤前に食べました。














明石家さんまが言うには、
女性がもらって嬉しいプレゼントの、
1位は貴金属で2位は何と現金だとか。

彼からクリスマスプレゼントに現金もらって、
本当に嬉しいのかな?

まぁお年玉だって要は現金だしな。

好みじゃない物をもらうより、
金の方が双方にとってメリットありか。

いやいやそうじゃなくて。

お年玉はあげる相手の好みを詮索するのが面倒、
ないしは不可能だから現金で代替するのだ。

相手が喜ぶ物を考えるという行為が尊いじゃないか。
現金で済むならこっちも考える労力が省けるってもんだけど。

子どもが何を欲しがっているか、
必死で聞き出す親もいじらしいじゃないか。

え?

それでもやっぱり現金ですか?

そういや今年の漢字も「金」だったな。

2012年12月24日月曜日

人材

なんだか最近、
クリスマスだというのにジングルベル聞かないなぁ?

って、
外出する時はいつもイヤホンで音楽聞いてるんだった。

テレビもあんまり見ないし。

そういえばこの前、
面白い話しを聞いた。

クリスマスケーキを買ったら、
賞味期限が22日だったって(笑)

ありそうありそう。

で、
本当のところどうなんでしょうか?

クリスマス気分盛り上がってますかぁ?

ってだれにたずねてるのやら。。。

そういえば今日、
30歳代の女性の後輩が一人辞めると聞いた。

寿退社じゃなくて、
単なる転職。

フツーの仕事がしたいって。

わかるわかる。

でもさ失礼なんだけど、
辞職をしたいって上司に伝えたら、
その上司、

「ぼくは引き止めないよ」

だって(怒)

嘘でも引き止めろ。

というかその後輩は真面目で、
仕事もできる人材だったのだ。

これまでもそうなんだけど、
マトモな人に限って辞める。

自分の仕事を真摯に突き詰めて考えたら、
どーしてもそーなっちゃうところがある。

しっかし、
後輩の退職もさることながら、
その上司の対応にビックリだよ。

もしぼくが辞めますって言ったら、

「そうか、やっとか」

って手を叩くんじゃないかしらん。

そんな姿見るのは嫌だから、
絶対辞めないもんねぇ(笑)

ところで↓いいね!




2012年12月23日日曜日

仲間

住吉で久しぶりにチョコパ食べた。

美味しかったわ。

寒かったけど(笑)

今日はウエストウォーマーをせず、
夜に外出したけれど、
ダウン着ててもお腹がスースーして、
やっぱアレ威力あるね。

あんな薄い生地一枚で、
どーしてあんなに暖かいんだろう?

そのひと手間とか、
その一枚とか、
そこがおっきいって実感するんだよね。


久しぶりに会った人が、
歯を食いしばって頑張ってて、
その姿に感動した。

ある一線を超えるか超えないかで、
踏みとどまって耐え忍んで。

ぼくはただ見ているしかないんだけれど、
見ているだけでこっちが勇気もらうって、
ベタな言い方だけどそういう感じになる。

何もベタベタ励まし合ったり、
いたわり合ったり「、
傷をなめあったりするだけが仲間じゃない。

たとえ一生言葉をかわすことがなくても、
互いが互いに刺激を受けあって頑張っていれば、
それはもう立派な仲間だ。

ぼくはそういう仲間を増やしたい。


2012年12月22日土曜日

失敗

帰宅してからミュージックステーションの特番を、
録画してから見たんだけど、
珍しく絢香が歌をとちってビックリした。

「はじまりのとき」のサビのところかな、
「あなたにそっとさしだす」の、
「さし」の部分、
DD#のところで声が裏返ってしまった。

剛球ピッチャーの球が抜けてしまった感じ。

体調が悪くてお腹に力が入らなかったんではなかろうか?

とっても珍しいと思った。

でもこの日、
ほかの歌手もみんな調子悪かったな。

JUJUは力み過ぎに思えたし。

でもさ、
それもこれも彼女らはちゃんと歌ってるからこそ。

口パクの何と多いことよ。

AKBやパフューム、
きゃりーぱみゅぱみゅ、、、、

踊りながら歌う人はまず口パクだと思った方がいい。

それに、
知らない人もどんどん増えてる。

もう焦らないけど。

ついでに「結婚しない」の最終回も見た。

このドラマ、
なぜか途中から見続けていて、
それは菅野美穂がなかなかいい演技してたからなんだけど、
恋愛ドラマも様変わりというか、
主人公二人が最後に結ばれるのかと思いきや、
「じゃ」って別々の道を行くという展開には驚いた。

何もかもが新しい流れになっていて、
もう本当に時代が変わってきてるなと思った次第。

●土曜日や久しぶりに住吉でチョコパを食べようかと思ってます。

2012年12月21日金曜日

景気

景気って言葉には「気」って漢字が含まれる。

多分に非合理的なその場の勢いみたいなもんが、
大きく左右するようだ。

自民党が大勝するや株価が上がりっ放しなのは、
多分に御祝儀相場的なもので、
安倍晋三の経済政策が優れているわけではない。

ないと断言しておいてなんだが、
僕は経済なんてサッパリわからない。

でもこういうことはわかる。

ある手法が良いという専門家が100人いても、
全く正反対の手法を支持する専門家も100人いるということ。

数学は使うけれど経済は数学そのものではないから、
数学みたいに証明できるもんじゃない。

ある手法で景気が良くなったからといって、
その手法が最良だったかどうかは分からない。

ある手法をとったら景気が良くなりました、
という事実があるだけだ。

お札をジャンジャン刷らせれば景気がよくなるなら、
こんなに結構なことはないけれど、
きっとそううまくいきはすまい。

そんな事でいいならドジョウだってやっただろう。

ひょっとしてうまくいったって、
そんなの偶然というか真逆の結果になってても、
ちっとも不思議じゃない程度のことだと思う。

ぼくの経験則で言えば、
アメリカの気にいる政策をとっていれば、
見た目の景気は良くなる。

その代わり食料自給率が落ちたり、
どっかで戦争が始まったり、
直接関係ないところで何がしかのシワ寄せが来てるはず。

けーきなんてそんなもんだろ。

だから「気」がつく。

アメリカの気分次第なんだよ。

2012年12月20日木曜日

分類

「日本をダメにしたB層の研究」(適菜収、講談社)

B層ってなんじゃ?

ってな感じで買ったのだけど、
これ著者の造語じゃなくて、
小泉改革の時に広告代理店が作製した企画書に基づいている。

国民をABCD層に分類している。

縦軸にIQ、
横軸に当時焦点だった構造改革への賛成度合いととっている。

小泉政権の戦略は、
IQは低いが構造改革には賛成の「B層」に、
集中的に訴えかけるというものだったそうだ。

なんとなく「構造改革は善」と思い込ませたわけだ。

なんか「金融緩和は善」っていう今とよく似ている気もするのだが。

それはともかく。

この分類を元に著者は「B層」についてこう書く。

 B層は〈近代的諸価値を妄信するバカ〉ということになります。
 平等主義や民主主義、普遍的人権などを信じ込んでいる人たちですね。
 重要な点は、B層が単なる無知ではないということです。
 彼らは、新聞を丹念に読み、テレビニュースを熱心に見る。そして自分たちが合理的で理性的であることに深く満足している。
 その一方で、歴史によって培われてきた〈良識〉〈日常生活のしきたり〉〈中間の知〉を軽視するので、近代イデオロギーに容易に接合されてしまう。

で端的にわかったことは、

それぼくじゃん

ってこと。

中途半端に分かったような口をきくやつは、
何にも知らないよりたちが悪いということ。

つまり、
知識はないけど毎日規則正しく家事をこなし、
古くさい事ばっかり言ってるけどブレない母の方が、
この国の安定にはよほど重要だってこと!

2012年12月19日水曜日

保温


















去年買ったダウンジャケット。

最近は寒いのでこうやって出勤してます。

もちろん嘘です。

しかもモデルは姪です。

しっかし、
冗談抜きにダウンは暖かい。

その上、
ただ暖かいだけではなく、
対応力があるのがすごいと思う。

外気温に関係なく体内温度を一定にするって感じ。

気温マイナスから15度ぐらいまでなら、
とりあえずコレ着とけば大丈夫みたいな。

これぞ保温。

魔法みたい。

というのは今日、
別のコート着て外出したんだけど、
夜の駅のホームの電車待ちしてるとき、
めっちゃ背中が寒かった。

インナーが薄かったからというのもあるけど、
このダウンだったら絶対感じなかったと思う、
あの寒さ。

ということで、
この真冬もこれの一点張りで通す事になりそう、、、

2012年12月18日火曜日

改憲

憲法改正には衆参それぞれ3分2の議員の発議があって、
その上で国民投票が行われて賛成多数なら実現する。

ぼくが子どもの頃はいわゆる55年体制だったから、
「3分の2の発議」なんてまず不可能で、
国民投票になっても絶対に否決されると思っていた。

子ども心に、
もし5分の4とか規定されていたらどうなるのかと考えた。

あるいは、
憲法自体に「絶対に変えてはならぬ」と書かれていたらどうなるか。

もう革命とかもう一度敗戦とか、
とんでもないことが無い限り絶対変えられないことが、
いささか歯がゆくもあった。

それが現実味をもって語られる日がこんなに早くくるなんて、、、

大人になった今は改憲に絶対反対だ。

慣れという問題かもしれないけど、
政党やマスコミが出してくる試案の、
内容以前に文章がいけない。

文章としてぼくは現行憲法は好きだ。

特に前文。


日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

この格調ある憲法を、
安倍晋三は「はしたない」と表現した。

もちろんそれは文章がというよりも、
この憲法が戦勝国アメリカに「押し付けられた」
というのが理由なのだが、
それにしても「はしたない」と表現する資格が、
はたして安倍晋三にあるのか。

今回の衆院選を通じて、
「政治はプロに任せなさい」という論調が出てきた。

政治経験のないなんとかチルドレンが、
いきなり国会議員になることの弊害はぼくも認める。

何事にもプロがあるように、
政治にもプロが必要だとも思う。

問題なのは素人に政治ができるかというより、
プロ政治家を名乗る輩が本当にそれに値するのか、
という点だと思う。

●アップ忘れてました。


2012年12月17日月曜日

民意

やー

あまりの負けっぷりに声も出ず。

それでも頑張って今日も書く。

列島を空襲で焦土にされた挙げ句、
原発を2発落とされて壊滅した日本。

そこに敵国アメリカの占領軍がやってきて、
徹底抗戦するでもなくすぐに慣れ、
「ギブミーチョコレート」とねだった日本人。

「絶対安全」と洗脳されてきた原発が、
ものの見事にふっとんで放射能をまき散らし、
子どもをはじめおびただしい被爆者を出しながら、
その原発をバンバン建ててきた自民党を大勝させちゃう日本人。

同じ日本人だけど、
正直よーわからんよーになった。

それが民意って言われればそうなのかとも思うけど、
これほど激しく民意が触れる時代に、
民意にどれほどの意味があるのかと疑問にも感じる。

自民党が大勝したことで、
脱原発の道は100年は後退したといっていい。

原発より金になる発電方法が開発されない限り、
原発は永遠に続くだろう。

そして再び地震とかミサイル攻撃とかで大惨事になり、
それでもやっぱり産官学とマスコミの一体攻撃で、
脱原発の声はかき消されていくのだ。

そーそーそういう国民なんだ。

従順でバカなお人好し。

だから敗戦後いまだに植民地なんだけど。

おまけに維新が54議席もとっちゃって。

1928年にナチスが初めて国政に進出した時の議席が12。

そこから4年後には230議席で第一党になる。

4年後に橋下徹首相が誕生する可能性は十二分に出てきた。

すべて民意。

わからぬ民意。

嫌いなどじょうが負けたのは当然だが、
なんとも苦い夜。

2012年12月16日日曜日

左下























いよいよ来たね。

311後初の総選挙。

新聞やTVは意図的に無視してるけど、
まい争点はひとつ。

「脱原発」

これまでの選挙では実はあんまり政策とか重視してなかった。

どうせ公約やマニフェストなんて、
選挙向けの美辞麗句だとしか思ってないし。

でも今回だけは違う。

景気や消費税や雇用とかも大切だろうけど、
たぶんそれはどの政党がやっても大同小異だ。

でも脱原発はやる気があるのかないのかで、
決定的に違う。

ぼくは311のあと割とすぐのころ、
原発の新設や増設は認めないけど、
再稼働は電力の受給状況によっては仕方ないかもって書いた。

その考え方は今も全く変わってない。

ただ状況が変わった。

あの時は原発が全部止まるとさすがに電力供給マズいんじゃ?
って思ってた。

でも現実は見事に違った。

原発なんてこの国にはひとつも必要じゃなかった。

必要だったのは電力会社だけ。

なぜなら儲かるから。

もうホント、
それだけだったんだよ。

そのことがはっきりした以上、
ぼくは原発に未練はなし。

狙うは左下だな。





2012年12月15日土曜日

慧眼






















地震のあとには戦争がやってくる。軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。国民をバカにして戦争にかり立てる。自分は安全なところで偉そうにしてるだけ。阪神大震災から5年。

俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。TVをつけると5ヶ所ほどから火の手がのぼっていた。「これはすぐに消えるだろう」と思ってまた眠った。6時間後に目が覚めると神戸の街は火の海と化していた。

この国は何をやってるんだ。復興資金は大手ゼネコンに流れ、神戸の土建屋は自己破産を申請する。これが日本だ。私の国だ。とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って返り咲いた政治家。弟はドラムを叩くシーンで僕はロックン・ロールじゃありませんと自白している。

政治家は反米主義に拍車がかかり、もう後もどりできゃしない。そのうち、リズム&ブルースもロックも禁止されるだろう。政治家はみんな防衛庁が大好きらしい。人を助けるとか世界を平和にするとか言って実は軍隊を動かして世界を征服したい。

俺はまるで共産党員みたいだな。普通にロックをやってきただけなんだけど。そうだよ、売れない音楽をずっとやってきたんだ。何を学ぼうと思ったわけじゃない。好きな音楽をやっているだけだ。それを何かに利用しようなんて思わない。せこい奴らとはちがう。

民衆をだまして、民衆を利用して何になりたいんだ。予算はどーなってるんだ。予算をどう使うかってうのはいったい誰が決めてるんだ。10万円のために人を殺す奴もいれば、10兆円とか100兆円とかを動かしてる奴もいるんだ。

一体この国は何なんだ。俺が生まれて育ったこの国のことだ。君が生まれて育ったこの国のことだよ。どーだろう、……この国の憲法9条はまるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか?戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。戦争はやめよう。平和に生きよう。そしてみんな平等に暮らそう。きっと幸せになれるよ。

筆者は忌野清志郎。

恐るべき慧眼。

2012年12月14日金曜日

売電

ソフトバンクが発表した「おうち発電プロジェクト」。

じぶんちの屋根をソフトバンクに貸してソーラーパネルを設置、
電気を売って代金の15%が受け取れるという仕組み。

ソーラーパネルの設置費用などはゼロとのこと。

めちゃめちゃ面白いと思う。

iPhoneはauにしたけれど、
ソフトバンクのこのチャレンジングなとこ、
ぼくは好きだな。

一部では太陽光利権を孫正義が独り占め、
なんて言われてるけど、
ぼくは全然気にならないな。

ソフトバンクが携帯事業に乗り出したころを思い出す。

あの時も最初は胡散臭い感じで見られてた、
というかぼく自身そう思ってたけど、
結果はご承知の通り。

きっとソーラー事業も軌道に乗せると思う。

日本中の屋根がソーラーになって、
原発なんかなくても平気な世の中に早くなって欲しいな。

間近に迫った衆院選。

自民は3年以内に安全性の確認された原発の再稼働を、
堂々と打ち出している。

新設や核燃料リサイクルの技術開発も、
やめる気はさらさらないようだが。

はたまた核融合発電まで視野に入れている様子で。

日本はアメリカの生体実験場かいって思う。

ふざけんな自民。

って憤っても仕方ないけど。




2012年12月13日木曜日

乖離

北朝鮮のロケット発射

角田被告の自殺

舞鶴女子高生殺人事件の被告に逆転無罪判決

特大ニュース3連発の中、
小沢一郎氏が外国人特派員協会で記者会見した。

日本のマスコミには袋だたきにあっている小沢氏だが、
外国メディアからは依然、
日本政治における最重要人物の一人とみなされている。

その小沢氏が現在所属するのは日本未来の党。

ここもまた、
日本のマスコミの情勢分析では、
ほとんど無視されているけど、
ロイター通信はじめネットで行われている、
模擬選挙では1位を走っている。

この乖離は注目に値する。

オリエント急行殺人事件という有名な推理小説がある。

古典だからネタバレも許されると思うけど、
被害者以外のすべての乗客がグルでしたと、
そういう話しだ。

311以後明らかになってきたのは、
産官学及びマスコミも含めた、
この国のすべてがオリエント急行の乗客だったということではないか?

テレビや新聞からだけ情報を仕入れていると、
今度の総選挙の結果は、
驚くべきものになるかもしれない。




2012年12月12日水曜日

苦悩

あー年賀状書くの嫌やわぁ

宛名も手書きやねんで

最近はみんなパソコンやろ

パパ〜っと印刷して
裏だけチョロチョロっと

表書きが大変やねんで

でも

あんなんできひんし


セキグチさんが特に嫌や

関が大っきくて口がちっちゃいやろ

バランス取りにくいねん

何わろてんの?

ほんまやで

あの人がまた字がうまいねん

恥ずかしいやん

緊張したら余計に手がふるえるし

あ〜嫌やわ

たった40枚の年賀状に苦悩する

年の瀬恒例の母の姿


2012年12月11日火曜日

冷血

最近ブログの更新時間が早い、
いや遅いですねぇ

なんででしょ〜

内緒です。

いや、
頭の中でバットの素振りって疲れるよね。

何言ってるかわかりませんねぇ。

ちょっとおかしくなってます。

オーバーヒート気味。

そうそう。

今日会社に行ったら、
机の上にAmazonの箱がドン。

先日注文した「冷血」(高村薫)上下巻が、
なんと会社に届いていたのである。














前にサーキュレーターを注文した時に、
家から持って行くのが面倒くさいんで、
会社を配送先に指定したんだけど、
どうやら今回間違って、
そっちを選んじゃったみたい。

箱に入ってるし、
別に怪しいものじゃないし、
いいんだけど。

何だかそういうところでも、
ちょっと頭がオーバーヒートしてるような、
そんな師走でございます。

2012年12月10日月曜日

集中

ぼくと姉とオヤジと母の4人の誕生日は、
年末年始のひと月に集中してて、
みんな一緒に暮らしてたころは、
師走の忙しさもあって、
とりあえず全部正月にまとめて、
「おめでとう」で済ましてたような気がする。

オヤジは死んだけど、
やっぱりというか、
命日はやはりこのひと月間にあって、
やっぱり記念日は集中する。

今日は母とオヤジの命日を記念(!)して、
姉一家と6人で食事会。

ちっちゃかった姪二人もすっかり、
今では大人のレディに変身して、
会話の内容も少しずつ大人モードになってきた。

二人を見ていると、
つくづくこれから大変な時代だから頑張れよって思う。

自民から民主に政権交代して、
大震災があって原発が爆発して、
今度の選挙で自民がまた政権を握れば、
いよいよ改憲や徴兵制が現実味を帯びてくる。

姪二人は自分の子どもを国防軍に入れる、
そんな経験をしなきゃならないかもしれない。

場合によっては戦争なんてことになって、
戦死する可能性だってゼロとはいえない。

改憲とか徴兵制なんて、
ほんの20年ぐらい前までは、
口にするのもはばかられるほど、
あり得ない話しだと思ってた。

本当に時代って変わるんだなぁと、
しみじみ実感する。

平成生まれの子どもが成人して、
もはや昭和生まれっていうだけで、
昔の人扱いされる時代だ。

二人のためにも、
少しはましな日本になってくれるよう、
ぼくなりに戦わねばならない。

そんな意を強くした。


2012年12月9日日曜日

銀杏



















会社の前の公園にイチョウの落ち葉が降り積もる。

5年前の今ごろもそうだった。

毎年思い出す。

5年前の12月9日、
オヤジが死んだ。

あのころの気分は今も変わらない。

たぶんまだオヤジが死んだ事を、
ぼくは認めていない。

何の区切りもつけてない。

ひどく悲しむこともないかわりに、
思い出さない日もない。

365日24時間、
ぼくの心のどこかにオヤジがいて、
いつも問いかけているような気がする。

これで合ってるの?

返事はないけど、
ずっと問いかけている。

何考えてたの?

別にひどく知りたいわけじゃないけど、
聞き漏らしたことが沢山あった気もする。

そんなこんなで5年がたった。

ぼくは5歳ふけた。

確実にオヤジの元に近づいている。


2012年12月8日土曜日

掃除

朝っぱらから元気一杯の母。

理由はこれ。


















やってきました、
新しい掃除機。

さぁこれで奇麗に掃除するでぇ

実は母、
昨日が誕生日で後期高齢者入り。

元気である。

新たな「相棒」を得て、
掃除する百万倍である。

そのうち、
我が家最大のゴミであるぼくも掃除されそう、、、

ルンバ君もはやお役御免(笑)

●東北の地震、ひさびさにゾゾッて来た。携帯の速報が入り、NHKをつけ、アナウンサーの「今すぐ避難してください」の大声に驚き、、、大きな被害はなかったみたいでよかったけれど、被災者はフラッシュバックしたに違いない。

2012年12月7日金曜日

特等














遅ればせながら「人生の特等席」

クリント・イーストウッド主演だからね。

相当期待してたけど。

思ったほどではなかった。

ただ彼の最近の作品は、
アメリカの中流っていうか、
ふつーのアメリカの暮らしが描かれていて面白い。

ハリウッド映画ってたいてい、
ニューヨークとかLAとかシカゴとか、
大都会が舞台で、
それは日本でいえば東京や大阪なんだろうけど、
国の99%はそうじゃない、
ぼくやあなたが暮らしているような場所だ。

彼の映画は、
アメリカのそういう何の変哲もない場所を舞台にして、
それでもしっかり映画にしてしまうから凄い。

この映画はメジャーリーグの老スカウトマンが主役なんだけど、
日本で言うところの高校生の公式戦に足を運び、
自分の眼力で有望な新人を発掘する。

今メジャーでは数学的手法で活躍しそうな選手をはじき出す、
そんなプログラムがあって、
スカウトもオフィスでデータをいじってるだけ、
みたいな人が幅をきかせているようだ。

でもやっぱり現場で生で選手を見ないと、
わかんないことがある、
みたいな映画なんだけど、
それがたとえ夢物語であっても、
そうであって欲しいなと思わせてくれた。

ところで。

ぼくにとっての人生の特等席ってどこなんだろうな?


●金曜日ですな。元町ですな。散歩ですな(笑)

2012年12月6日木曜日

幸福

年末ジャンボ宝くじ。

売ってるね。

1等前後賞合わせて6億円!

当たったたらどうする?

もはやこの季節の決まり文句だね。

母に聞いてみた。

やっぱり6億円欲しい?

そりゃ欲しいわ。

当たったらどうする?

気ぃ狂うわ。

当たらん方がええなぁ。

でも買わな当たらんで。

そうやなぁ、アンタ梅田で買ってきてぇな。

もうクリシェだね。

手帳とカレンダーが会社で配られ、
ダウンを着込むようになり、
年賀状の写真を心配する。

母はクリスマスケーキとおせち料理を注文する。

我が家は何も変わらない。

変わらなさすぎる。

でも、
それが今の幸せ。

しっかりかみしめ味わっとこう。

師走はあっという間に過ぎゆく、、、

勘三郎が死んだ。

享年57歳。


2012年12月5日水曜日

世代

気づけば6時過ぎ。

いかんいかん。

つい油断した。

おしゃべりのお相手もたいがいにしないと。














最近レイトショーにはまってる。

007スカイフォール。

公開初日でも1200円。

面白かったよ。

ただ前半と後半が随分雰囲気が違ってて、
二本の映画をくっつけたみたいだったけど。

テーマは、
旧世代と新世代みたいな感じ。

そういえば、
サッカーのゴン中山が引退したな。

新聞に「昭和の男」ってなってて、
昭和男って、
昔の明治男みたいなニュアンスで使われるんだって、
ちょっと寂しかった。

どうせぼくは昭和男ですから、、、

まぁ平成元年生まれが24歳だからね。

当然か。

2012年12月4日火曜日

最安

ヨドバシカメラで価格コムの最安値を示すと、
値下げに応じるって先日テレビで見て、
本当なのか試してみた。

ターゲットはこれ。



















全く同じ物が、
梅田ヨドバシでは39万円で売られてた。

何と10万円も高い。

店員をつかまえてテレビの話しをし、
価格コムのこの表示を見せると、
店員は「相談してきます」と奥へ。

5分ほどして戻ってきた店員は、
申し訳なさそうに「36万円が限度です」。

10%のポイント還元を含めても、
まだ3万円近く高い。

「Amazonさんは割に合わせてくれるんですけどねぇ」と店員。

ネット商店とリアル店舗の間にも、
一応の暗黙の了解があるようなのだが、
それでも価格破壊する業者は必ずある。

型番が同じならば全く同じ商品なわけで、
「安かろう悪かろう」の理屈はない。
ならば電化製品の安売り合戦はネットが絶対有利。

ヨドバシでも値引きできることがわかったのは収穫だったけど、
やっぱり買うならネットだな。

え、
カメラ?

買いませんよ、
こんな高価な物。

ヨドバシカメラだからカメラ、
それも評価の高い一眼レフを選んだだけです。

2012年12月3日月曜日

補欠


















奇麗好きの母に圧倒され、
肩身が狭かったルンバ君が、
最近やけに張り切っている。

今日も起きたら隣の和室でせわしなく、
ぶいぶい動いてた。

実は数日前、
掃除機が故障して、
取り寄せに時間がかかっているのだ。

我が家は一階と二階にそれぞれ掃除機があって、
故障したのは二階のやつ。

そこで母は一階のを持って上がって対処しようとしたんだけど、
さすがに重くてしんどかったのか、
ルンバ君に頼ったわけだ。

思わぬ起用で張り切るルンバ君。

でもあと数日たって、
新しい掃除機がやってきたら、
また君は万年補欠リスト入りだよ。

2012年12月2日日曜日

出馬

脱原発で名をあげた山本太郎がついに、
衆院選に出馬することになった。

彼に対して好き嫌いはあると思う。

ぼくも即全原発停止という、
脱原発原理主義にはいささかゲンナリなのだけど、
彼の記者会見の筆記を読んで、
素直に感動した。

311を経て原発の怖さに目覚め、
芸能人なのにマスコミから干されるのも覚悟で、
立ちあがった男気はぼくの胸を打つ。

「維新」とか「八策」とか「骨太」とか、
他人からの借り物言葉ばかりのどっかの弁舌屋とは違い、
自分の言葉でちゃんと受け答えしている。

甘さはあるかもしれない。

事実誤認や細かな間違いはあるかもしれない。

実現可能かどうかもわからない。

でも引きつける何かがある。

こりゃますます今度の選挙が面白くなってきた。

時間があれば、
いや無くても、
彼の言葉を読んで欲しい。


こんばんは 山本太郎です よろしくお願いします 今回、新党を立ち上げます 自分自身も衆議院に立候補します 新党の名前は 「今はひとり」 です。

 自分自身、政治家になりたいという気持ちは、ないんです。はっきり言うと。ヤクザな世界じゃないですか。そんな世界に身を置くのはしんどい。でもこの1年以上市民活動に身を置いてきて一票も逃してはいけないと思っている。

 第一極、二極、三極というが、実質は二極しかない。若い人に知ってもらいたい。一極は、この国を売り飛ばそうとしている。A or B の戦いなんだと知ってもらいたい。

 脱原発が大命題なのに争点になっていない。 燃料も発見できていない。収束宣言みたいなハッタリが言われている。 そう言われている間にも、日本は地震の活動期。阪神大震災から二年おきくらいには大きいの来てる。日本をとりかこむ4つのプレートが動いている。元々原発はデタラメだった。今これを止めないと日本の国民は絶滅してしまう。 直下に活断層があっても、動かそうとするんですよ。 原発をやめるということで、かわりになるものは何なんだと。江戸時代に戻るという人がいますが、今動いてないけど、同じ生活ができている。

 動かすことは、99%の私たちが犠牲になることです。

 反原発、反TPP、はっきりしたこと言う党と組んでいきたい。 なぜ1人で出たのか。どの党の政策みても、「そんな、のんきなコト言ってられるね」といった内容。そんなこと続けているうちに次の事故が起こる。作業員さんたちががんばってくれてる間に、(原発やめる方向に)シフトしないといけない。

 ボクが立つことによってもしも、やるという人がでて、5人集まれば党になる。比例で統一名簿で、たとえば「脱原発」と書けば(誰かが通る?) ...ホントは大きくやっていきたい。 実現するかはわからないが、やってみようと思う。それがかなわないなら、しばらく「今はひとり」が続くことになると思う。

脱原発、反TPP、反消費税、ちゃんと言ってくれてるところ、限られる。 未来の党 社民党 みどりの風 新党日本(その他)、この国を救うと思う。

 どういうことやっていきたいのか、これまで市民活動でやってきたことと、ズレはない。「原発即時撤退」です。東日本の避難の権利を確立できたらと思う。

それまでの基準やめて1ミリ→20ミリに。20倍にしてしまった。みなさんご存じだと思う。年間5ミリでチェルノでは強制移住でした。日本はどうでしょう。子どもにも20ミリあてはめて。狂ってるんです。マスコミも取り上げましたか? しがらみあるだろう。日本では取り上げるの難しい。これが殺人的な数字だというメディアがほとんどなかった。政府だけでなくマスコミも加担している。それではいけない、と思う人が今日(取材に)来てくれてると思う。

 放射線(業務)従事者が管理された区域に入る、それが放射線管理区域、年間5ミリです。その4倍もの数値なんです20ミリは。撤回されたようだがはっきりしない。政府は同心円状に汚染、と、そういうフリをし続けている。汚染区域に人を帰そうとしている。東日本一帯に汚染は広がり、ホットスポットとして存在している。くわしく知らされずに暮らしている人がいる。

 いったいなぜ、そうしているのか。この国は、人を切り捨てることをしている。枝野さんは「ただちに影響はない」と。その通りです。その時は大丈夫でも後々影響ある。これまでの公害でもまったく同じことが起こっている。これまで通りの暮らしをしたら、汚染作物が育てられてしまう。

 一般食品のレベル100ベクレル。500から下がったからよかったというものではない。100ベクレルは廃棄物として管理されてきた数字なんです。それがなぜ大きな声にならないのか。力になってくれた議員は少数派。(政治は)多数決なんです。力を集めることが大事。

 原発はものすごく大きな既得権益でなされてるんです。電力会社だけでなく電器会社、メガバンク、すべて関わっている。東電一社だけで260億円、電力10社で1000億円の広告費。いろいろな企業が関わって(東電の悪い面について)言えないんです。気がついた人しか声を上げていないんです。

 新聞・TV依存度が高い日本、コントロール簡単です。ある調査で、メディア依存度はアメリカなどでは20%、日本は70%、印象操作簡単なんです。

 みんなの生きる権利がないがしろにされている。はっきりさせたのが3.11。どうして瓦礫を燃やすのか、広域処理で放射性物質以外のアスベストなどもガスになって広がる。そういう声が聞こえてこない。環境省からメディアに40億円流れている。だからメディアも言えないんです。利権など、それより大きなものがある。汚染食品、汚染がれき、広げることで、汚染を均一化することになる。

 Q:TPP?

 A:脱原発といいながらTPPに色気を出している党があるが、偽物です。規制なくそう、一見よさそうに見えるが、日本の農業ただでさえ少ないのに、安い食品入ってきたら壊滅です。食糧を他の国にゆだねてはいけない。それだけでなく遺伝子組み換えなどの別の面もやってくる。他には医療。国民皆保険、3割負担だが、これも自由化が進めばアメリカみたいな高いものがやってくる。次には生命保険。歯を抜いたら100万円、肺炎で200万円、その結果、医療を受けられるのは金持ちだけになる。そんなことでいいのか。環太平洋といいながら東アジアで乗り気な国、ほとんどない。中国も入らない。アメリカがおいしい思いするために、TPPやりましょうということなんです。海外から安い労働力が入ってきたら雇用も危ない。「大丈夫です」と政治家は言うが、関電も説得できなかったのに、アメリカと交渉できるのか。脱原発と反TPPはセットなんです。


 なんのために1人で出るのか。どこかの党から出ると、その党のカラー、歩調に合わせないといけないから。問題に対してストレートによどみなくやっていきたい。今日は12月1日。もうせまってます。3日ギリギリのところで、自民党や民主党から、良心の残っている人たち、ひょっとしたらこっちに流れてきてくれる人いるのじゃないのかと。一人でも不条理をこうむる人がいなくなればと、そういう志ある人。党から出られないというところで筋を通すのでなく、国民に筋を通してほしい。

 Q:東日本からの避難、どんなステップで?

 A:難しい問題です。3.11以降気づいたことですから。全国には沢山の限界集落がある。極力コミュニティごと動いてもらえればいいと思う。がれき広域処理にも代替案出てる。森を作って防波堤にするなど。

 脱原発や反TPPは、ある国に対する反逆なんです。オスプレイでもはっきりした。本国では飛ばさないものを日本で飛ばしている。アメリカのもう一つの州にすらなっていない。広域処理の費用は、アメリカ国債を売ればいい。

 (我が党から)出ないか、というお話はほうぼうからいただいていた。このタイムリミットまでのあいだに5人集まれて、比例区の統一名簿できたら......。まぁ協力してくれますよ。

 これまでの党から出て、何がしたいのか。民主、自民、公明、維新、国民新党、みんなの党(グレー)これらの党はこの国を売り飛ばそうとしている。この国に住まうものに目が向いていない。その他の党は協力しないといけない。二極の戦いなんです。本当の独立を目指さないといけない時なんです。この機会を逃すともうチャンスはないと思う。その機会を失うと思う。原発も避難も、もう争点にはあがらないだろう。

 Q:選挙区はどこ?

 A:まだ決めていないです。大事な所なんですが、一番面白いところでもある。一番強い相手にぶつかりたい。仙石さんはもう終わった政治家。3.11以降の悲劇、民主党が追い込んだ。首狩り族の1人としてけじめをつけてやろうと玉砕覚悟で思っている。みんなに選挙を面白がってほしいと思う。面白くするためには橋下さんに出てほしい。なかなかカードは切らないと思うが。本人いわくケンカが強いらしいから、ぜひともガチンコで勝負したいです。どの選挙区でも勝つ気でいます。メディアに関してもキー局で注目されたい。そうでないと地方局で注目されない。今、言ってることはカットされるかもしれないがTV用に言い換える。

 Q:理念・公約わかったが、勝つプランは? どうケンカするのかビジョンを。

 A:メディアに注目してもらえるか。できる限り、僕たち側、国民の命を守ろうとしている党とはかぶりたくない。つぶし合い、票の奪い合いになってしまうから、調整していきたい。一番はお金だと思う。フィクサーいるのでは? と言われてるが、資金源はみなさんなんです。いまから募るんです。資金面としては100%市民選挙になります。比例では協力できないとなるなら、Bチームの中で超党派で色々な問題に取り組んで行けたらと思う。誰にも媚びたくないんです。ボクが見たいのは、子どもを守りたいというお母さんがたです。党に入ってしまうと、言えない言葉が出てくる。

 Q:統一名簿は比例単独?

 A:このままだと小選挙区となる。増えていけば展開がかわる。時に応じて。

 Q:憲法9条について。徴兵制の問題。

 A:平和憲法は絶対にいじらせない。このままでいくと領土問題。勝手に起こったことではなく、こちらから石を投げてる。なぜ(アメリカの)ヘリテージ(財団)で会見したのか。徴兵制もそこから出てくるのだろう。徴兵させるなら、そう言った政治家自身が行くべき。彼らにガザに行ってレポートしてもらいましょう。戦争があっても傷つくのは若い人。この国では働いてもお金にならない。そうすることで徴兵やりやすくなる。

 Q:表現の自由について。ACTAも衆院で4分で起立投票で通ってしまったTPPも。二次創作もできなくなる。言論統制になり戦争に繋がると思っている。

 A:表現の自由に関しては、ボク自身がもうすでに規制されてる。(笑)お隣の独裁国家を笑えない。ACTAも、インターネットつぶし、何がしたいかハッキリしている。TV・新聞依存を増やしたい。本当の情報をメディアからだけでなく、インターネットから得てきた人たちがいる。それを根絶やしにしたい。インターネットは癌。広告収入がなくなってしまうから。メディアの方々、この問題流しませんでしたよね。当然ですよね。インターネットは敵ですもん。ヨーロッパでは通らなかったものが、日本ではアッサリ通ってしまって、なさけない。勉強会やってほしいと議員さんに頼んだけど人が集まらなかった。夜中まで踊って何が悪いんですか、風営法。クラブなどのカルチャーから表現生まれてきた。兵器工場で働けということか。若者の才能を伸ばすということに関して規制をする、そのことは反対していく。

 Q:原発がれき放射能。地元でかんばる人たちにはどう言うのか?

 A:混乱の大元は何か(どこか)、政府は事故を矮小化した。たとえ汚染があろうとも地元で暮らしたいと。元々の人間関係あり出たくても出られない人もいる。高線量だった時に、一度避難させて、除染してから帰すべきだった。「住み続けなければならない」ではなく不安ありながら暮らしてるならバックアップが必要だと思う。お金続かず避難先から戻る人もいる。「帰れます」といわれてる超高濃度地帯、チェルノ26年後でもまだ帰られない。2万4千年後に帰れるとロシアの役人が言ってた。そこをハッキリさせることです。帰られるか帰られないのか。ウクライナでは年間1ミリでも病気出てる。外部が1ミリでも内部被曝を避けられないから。先の人々の健康を担保するためにも、そこはハッキリしたほうがいいと思う。国としてバックアップすることが必要。除染は、チェルノは周囲30キロは放棄している。そこを置き場(震災遺物)として使わせてもらうとしか考えられない。

 原発の作業員のみなさんについて。収束宣言のために、給与も減った。僕たちの命を繋いでくれている。彼らの健康調査などやっていくべき。東電社員と食べ物が違うとか、そういう点もキチンと、フォーカスしていくべきです。

2012年12月1日土曜日

達観

久々に朝イチで起きて仕事した。

一年ぶりぐらいかしらん。

普段寝るような時間に起きて、
通勤電車に乗って出勤。

車窓から差し込む朝日を眺め、
ああこれが堅気の生活かと思う。

もう二度とすることはないと思ってたから、
その仕事が出来ることは嬉しかったけど、
前ほど緊張も興奮もしなかったのは何故だろう。

むしろ楽しかったという感じ。

獲物がギリギリまで近づいてくるのを待って、
一発で仕留めるみたいな。

切羽詰まった状況で、
飛んでくる矢を紙一重でかわすというか。

そのスリルが、
恐怖ではなく快感であった。

もちろん仕事だから大失敗はしないよう、
年に一度だろうがそれなりの予習をして、
最近の傾向と対策はたてていたけど。

それはお客様のためであって、
社内の評価などどーでもよかった。

上司が褒めてくれてたみたいだったけど、
どーでもよかった。

それより近くにいる後輩に、
少しでも参考になればと思っていた。

自分が自分らしくあれればそれでよかった。

前の時は、
その仕事に対する意地みたいなものがあったけど、
今はもうないから楽しめたのかもしれない。

不思議な気がする。

1年でこんなに変わるものか。

成長じゃなく変化。

いや変化じゃなく老化?

ある種の達観かもしれない。


2012年11月30日金曜日

主役


















綾瀬はるかの卓上カレンダー買っちゃった。

今の女優さんの中では彼女が一番好きだな。

屈託がない感じがいいよね。

来年は大河ドラマの主役だし。

応援の気持ちを込めて。

ほんわか気分になれるけど、
世間はそれどころではない。

維新が選挙公約を発表した。

「硬直化した官僚支配壊す」って、
鳩山由紀夫と同じこと言ってんの。

笑ったね。

慎太郎の頭の方がよっぽど硬直化してると思うんだけど。

とにかく慎太郎と橋下徹って、
じいさんと孫みたいな組み合わせが、
どだい無理っちゅうか、
とても二人の意見が合うとは思えない。

育った時代も家庭環境も全く違う二人が、
未来の日本のイメージを共有できるはずないと思うのですが。

唯一意気投合するのが、
破壊衝動なのかもしれない。

何かのために何かを壊すのではなく、
とにかく壊したい。

それじゃただの不良か(笑)

実行力があるって橋下徹はうるさいけど、
理念なき実行力ほど恐ろしいものはない。

それじゃただのテロリスト(笑)

既存の原発は2030年代までにフェードアウトだって。

そのかわり新しい原発をどんどん作る気だろうけど。

まぁこの二人は来年の主役には絶対ならんと願うだけ。





2012年11月29日木曜日

連絡

髪を切って近くのドトールでメールチェックしたら、
ジャズピアニストの押領寺さんから、
「これから三ノ宮でライブ」と連絡が入っていた。

押領寺さんと言えば、
ぼくがじゃず家のセッションに初めて行った時の、
アシストプレーヤー。

それが5年前の話しで、
たまにライブに呼んでいただいては、
飛び入りで歌う経験を積ませてもらっている。

勝手に「まい恩人」リストに登録してます。

で、
ぼくがいたドトールは西宮北口で、
メールを読んだのがライブの1時間前。

こういうタイミングをぼくは重視する。

行くしかないでしょ。

というわけで、
特急に乗って三ノ宮・ベイズンストリートへ。

1年以上ぶりに再会した彼女は、
やっぱり押領寺さんだったけど、
いい意味で貫禄というか余裕が漂っていた。

ご活躍のほどはFacebookで知ってたけど、
やっぱり生でお目にかからないと、
雰囲気の変化はつかめない。

残念ながら楽譜を持っていなかったので、
歌の出来はさっぱりだったけど、
なんだか髪を切るだけのはずだった一日が有意義になった。


















ズームでぼけてますが、
おーりょーじさん。

ライブの伴奏してくれるって約束してくれました♫



















西北北口のツリー。

帰宅すると我が家にもツリーが登場してた。

もう師走かぁ、、、

2012年11月28日水曜日

力作

横山秀夫の7年ぶりの新作、
「64」が滅茶苦茶面白かった。

ちょっと分厚めの単行本だけど、
ほとんど一気読みした。

内容は発売元の文芸春秋のホームページから引用。

D県警の広報が記者クラブと加害者の匿名問題で対立する中、警察庁長官による、時効の迫った重要未解決事件「64(ロクヨン)」視察が1週間後に決定した。たった7日間しかない昭和64年に起きたD県警史上最悪の「翔子ちゃん誘拐殺人事件」。長官慰問を拒む遺族。当時の捜査員など64関係者に敷かれたかん口令。刑事部と警務部の鉄のカーテン。謎のメモ。長官視察の日に一体何が起きるのか? D県警に訪れた史上最大の試練! 組織対個人を緻密に描く横山節は健在。怒涛の、衝撃の、驚愕の長編ミステリーをお楽しみに!

まったくこの通りで、
全国26万人からなる警察組織というもの、
マスコミという人種の生態などが、
非常に(異常に)丁寧に描かれている。

すでに読んだという同僚は、
「終盤がイマイチ」って言ってた。

確かにツメが甘いと感じる部分もあるけど、
そんな欠点を軽く凌駕するほどぼくは面白いと思った。

単なるエンターテイメントとしての面白さではなく、
組織の中で生きる人間の葛藤とか、
夫婦の絆とか、
親子の愛情とか、
ぼくが書くと陳腐だけれど、
まぁそういった人間の深淵を感じさせる出来だ。

完成まで7年かかったというんだけど、
そうだろうなぁと合点する力作だ。

映画化間違いなし。

でも主役の三上広報官は、、、
どうせ佐藤浩市とかがやるんでしょうけど、
本当は不細工じゃないとダメなんだよな。

でも不細工で有名な40歳代の男優ねぇ、
案外いないなぁ?

2012年11月27日火曜日

本命



















最寄り駅の駅舎の横に生えた植物。

まいふぉんに画像加工アプリを入れたので、
とりあえず既に撮った写真でためしてみたら、
なんかいい感じなのでのっけてみた。

そうだ、
そろそろ年賀状用の写真を撮らないと。

それはそうと。

紅白歌合戦に美輪明宏!

しかも初出場!!

集合写真見たけど、
初出場でこれほど態度でかい人、
絶対初めてだよね(笑)

同じく初出場のきゃりーぱみゅぱみゅなんて、
どこいるのかわかんないもの。

昨日の話で言えば、
美輪さんなんてまさに大御所中の大御所ですな。

やっぱヨイトマケ歌うのかな?

大晦日に。

それはそうと。

嘉田由紀子・滋賀県知事が、
脱原発を掲げて新党を立ち上げるそうだ。

この人、
震災のあとすぐに「卒原発」って言い始めて、
原発政策としてはぼくの感覚に一番近い。

脱でも卒でもいいから、
原発を減らす、
とくに新設は絶対認めない立法をする、
その一点のみでミニ政党が集まれば、
なかなか面白い勢力になると思うんだよなぁ。

ぼくはね、
今度の選挙の争点は何と言っても原発政策につきると思う。

これまでの日米関係ってさ、
対等な大人同士ではなくて、
親子とか後見人と非後見人の関係みたいだったと思う。

親しくつき合いながらも飲めないことは飲めないと、
はっきり言う。

原発政策はその重要なメルクマールだと思う。



2012年11月26日月曜日

上下

ユーミンがデビュー40周年なんて聞くと、
かなりこたえるよな。

サーフィンとかスキーとか、
彼女の歌に乗せられて、
日本中の若者が踊り狂っていた80年代は、
ちょうどぼくの高校から大学時代と重なる。

歌謡曲全盛の時代からフォークを経て、
ニューミュージックが市民権を得ていった時代だ。

今の若いミュージシャンが彼女を見る目線は、
昔の若い歌手が美空ひばりを見るかのごとき感じなのかな?

先日、
コブクロの小渕とミスチルの桜井の対談番組があって、
この二人の関係が面白くて、
桜井は同じミュージシャン目線なんだけど、
小渕の方は桜井はデビュー前からのスターなわけで、
どうしても上下関係が出来てしまう。

そういえば石川さゆりの密着番組ってのもやってたな。

演歌界の大御所なんですって!

まぁ彼女もデビューして40年ぐらいになるし、
大ヒットもあって紅白のトリも歌ってるわけだから、
客観的には「大御所」で間違いないんだろうけど、
ぼくとしては違和感があるんだよな。

そういう意味ではユーミンも、
桜井も大御所なんだけど、
いずれにしてもデビューしたてのころから知っているこちらとしては、
やっぱり違和感があるんだね。

大御所とか殿堂入りとかって、
なんだか名誉勲章というか、
相談役というか、
現役終わった感があるからかな?

思いついたんだけど、
大御所の線引きとして、
「物心ついた時にはスターだった人」って感じない?

そういう意味では内田裕也とかかまやつひろし、
島倉千代子なんかは、
間違いなく大御所。

でも小林幸子とか五木ひろしは大御所じゃない。

森進一が微妙ってとこか。

いずれにせよだ。

どんな分野につけ、
大御所って呼ばれていい気になったらおしまいだということよ。

2012年11月25日日曜日

全録

これ見たいなって思いながら、
録画予約を忘れて外出した時、
母にメールで頼むことがある。

でも、
気づいた時には放送時間を過ぎていたり、
後日になって、
過去の番組が話題になって見たくなったりすることもある。

そんな時のために、
導入しました「ガラポン」


















ガラポンって書いてある怪しげな黒い箱がそれ。

この機械を介して右側の2テラのハードディスクに、
地上波7局の番組を1ヶ月分すべて録画してしまうのである。

つまり、
ひと月前までの番組なら見逃しても大丈夫。
しかも、
ガラポンはネットにつながっていて、
出先からでも見る事ができる。












































ってな感じ。
最大の弱点は、

ワンセグなを録画しているので画質が悪い点。
携帯で見るぐらいがせいぜいってとこかな。

すっごく便利ってわけでもないけど、
見逃しがないという安心感は、
なかなかなものだ。

ビデオ録画もそうなんだけど、
こういう機械の存在価値は、
録画した番組を実際に見るかどうかにあるというより、

「見逃した」

「録画しそこなった」

みたいなショックをなくすことの方が大きいようだ。

もちろん、
実際に助けられたこともある。

新しもの好きの新製品レポートでした〜

2012年11月24日土曜日

鷹派

自衛隊を国防軍にするなんて、
安倍晋三ヤッパリ変。

彼、
温和な見かけによらず、
かなりのタカ派だそうだけど、
何かプラモの戦艦ゴッコが好きそうな、
そういう意味での右寄り感ならある。

次の総理は僕だもんねぇ感が、
にじみ出てるのは、
先の選挙前の鳩山ポッポに似てる。

油断するとついにやけそうな、
ウズウズしてる雰囲気が。

実際、
自民党が政権に返り咲くんだろうけど、
このそーりでは、
あっという間に混迷するのは目に見えている。

維新は慎太郎と組んでから、
鮮度が一気に落ちてしまったし、
結果は意外に面白くないかも。

この国に二大政党制が根付くには、
まだ10年ぐらいはかかるのかもしれんな。

2012年11月23日金曜日

注射


















長〜い廊下の突き当たり。

そこに会社の医務室がある。

今年もインフルエンザの予防注射受けました〜

会社の女の子が一人、
といっても立派な女性が、
「注射が嫌いだから受けません」って言うんだけど、
ちゃんと受けといた方がいいですよ〜

やれやれと階下の職場に行くと、
「健康診断行って下さいよ」と別の後輩。

えっ、
マジで?

差し出された日程表を見ると、
きょう行っておいた方がよさそうだ。

さっき注射打った左腕に、
今度は採血のための針が、、、

一日に二度も注射針のお世話になるとは。

問診の女医さんには、
「禁煙しなさい」とネチネチ言われるし。

これまでこれほどキツく言われた事ないな。

喫煙者包囲網がいよいよ厳しくなってきているようだ。

へん、
そんなの知らないよ〜

なんて言っておいて、
あっさり軍門に下ったりして。

そういえば、
「iPhoneにカバー付けんですねぇ、、、」

別の後輩に今日、
笑われたっけ。

●しっかし、インフル注射の直後に採血なんかして、大丈夫だったのかな?

2012年11月22日木曜日

後期

ベランダの防水という、
大仕事を終えた母。

そんな母に新しい保険証が届いた。

「今度から後期や。高齢者でも後期やで」

「もう人生もあとわずかやな」

お気に入りの椅子に腰掛け、
茶をすすりテレビを見ながら語る母。

いいや。

あんたの場合、
人生の後期の意味やろ。

やっと前期75年が終了したんやな。

あと75年頑張りや。



















プライバシー保護のため、
写真には一部モザイクがかけてあります(笑)

●金曜日は

2012年11月21日水曜日

奇麗

昨日と今日の二日間、
我が家のベランダの防水工事があった。

ぼくの部屋はベランダに接しているので、
午前中寝てられるか心配だったけど、
まぁ何とか大丈夫だった。

工事初日のあとの母

工事の人がな、サッシ見て「こんなに奇麗な家は見た事がない」やって(ニヤリ)

二日目のあと母

外した雨戸を戻す時、工事の人が「新品に交換ですか」って言うから、元のですって答えたらびっくりしてはったわ(ニヤリ)

確かに、
我が家が尋常なく奇麗なのはぼくも認める。

いろいろ小ボケをかます母であるが、
この奇麗好きだけは徹底して見事だ。

そんな母の悩みは、
自分の体が弱って満足いく掃除ができなくなること。

そうなったらどないしよう。

我慢できひんわ。

はってでもするで。

この人ならそうするだろうと思う。

会心の笑顔で自慢する母。














プライバシーに配慮して、
顔にモザイクをかけております(笑)

2012年11月20日火曜日

名声

















ピカソ90歳の時の自画像だ。

有り余るほどの富と名声を得た天才画家が、
死の前年に描き残した自らの表情。

あなたはどう見ますか?

先日紹介した「ピカソは本当に偉いのか」の、
西岡文彦氏はこの自画像をミダス王の伝説にたとえて解説する。

古代の王ミダスは酒神デュオニソスによって、触れるすべてを金に変える魔力を与えられたといいます。そのミダスさながらに、ピカソはデュオニソス的な芸術の王として、触れるものすべてが莫大な富に変容する魔力を手にし、彼自身、吐いたツバまで芸術として売られると豪語するに至りました。

人生の終焉を前にして、ピカソは自分が触れたことで富や名声に変容してしまったもののなかに、かけがえのない魂の糧が含まれていたことに気づかずにはいられなかったのではないでしょうか。

凄惨な印象の自画像を見ていると、
なるほどなぁって思えてきません?

もし自分の願いが何もかもかなったら。

永遠の命が得られたなら。

人はこういう表情になるのかもしれないな。

生きている間に売れた絵は一枚だけだったゴッホに比べ、
ピカソは本当に恵まれてるよな、
なんて思ってたけど、
どっちもどっちかも、、、



2012年11月19日月曜日

前衛

「ピカソは本当に偉いのか?」(西岡文彦著、新潮社新書)
がめっちゃ面白かった。

芸術家というのは何となく、
生きているうちは認められず、
死後になって名声が高まるって、
漠然と思っていて、
そういう芸術家は実際多いんだけど、
ピカソは例外中の例外。

彼の名声は生前から高く、
作品の値段も高かった。

彼は「私がツバを吐けば、偉大な芸術として売られるだろう」と、
豪語していたという。

一方で「アビニョンの娘たち」に代表される、
キュビズムという手法の作品は不可解で、
「わからない」ことこそが、
一流の芸術の証みたいなところもある。

本書は、
なぜピカソがあれほど難解な絵を描きながら、
生前においてすでに富も名声も得ることができたのか、
その歴史的背景をわかりやすく説明してくれる。

わかりやすいので、
あっという間に読めてしまうのだけれど、
内容は相当に深い。

たとえば、
写真の発明によって、
画家は物を忠実に描くだけでは太刀打ちできなくなり、
そのことが印象派やその後の絵画表現を生んだ。

それは理解できるのだけれど、
面白いのは「前衛」という概念の根底に、
進化論があるという説明だ。

著者は進化論の登場によって、
変化する事が向上を意味するようになったとする。

時代の変化に乗り遅れたものは生き残れない、という今日では自明と思われている考え方が定着することになった。

「新しい」イコール「良い事」という考えは、
そのルーツに進化論があって、
ピカソのキュビズムなんかが受け入れられた背景にも、
そうした考え方があるわけだ。

ただ、
それでピカソの絵画なんて実はくだらない、
ってことにはならないのがピカソのピカソたるゆえん。

素人には子どもの落書きにしか見えないキュビズム作品も、
実は驚異的なピカソのデッサン力があると著者はいう。

改めて見直してみると写実描写のかけらもないはずの画面なのですが、そこに乱暴に引かれた線やべったり塗られた色面が、じつはこれ以上は考えられないように巧妙に配置され、驚くべき写実性を基盤に描かれていることに気づかされるわけです。

分かる人には分かるということなんですな。

ぼくには全くわかりませんが(泣)

2012年11月18日日曜日

満席

















エヴァQ観てきました。

驚いたのは客数。

予約して行ったから想像はついてたけど、
シネコンで一番大きな劇場で、
しかもレイトショーだったのに満員。

恐るべしエヴァ人気。

内容はですねぇ、、、

ぼくみたいな素人が説明できるようなものではありません。

たぶんぼくより詳しい人でも、
よく分からなかったんじゃないかな?

隣の席の若者も、
「何これ」って感じだったし、
上映後にゾロゾロ出て行く人の表情も、
少なくとも「感動した」って感じではなかったなぁ。

でもね、
こういうのは参加することに意義がある。

ない?

相変わらず人類補完計画とか言って、
もう地球が大変なことになっています。

ぼくとしては、
エヴァの前に上映されたショートムービー、
「巨神兵東京に現る」の方がインパクトあったな。

こちらは東京が凄い事になってしまうのだが、、、

あと、
エヴァのラストには宇多田ヒカルの久しぶりに流れます。















桜流し

開いたばかりの花が散るのを
「今年も早いね」と
残念そうに見ていたあなたは
とてもきれいだった

もし今の私を見れたなら
どう思うでしょう
あなた無しで生きてる私を

Everybody finds love
In the end

あなたが守った街のどこかで今日も響く
健やかな産声を聞けたなら
きっと喜ぶでしょう
私たちの続きの足音


Everybody finds love
In the end

もう二度と会えないなんて信じられない
まだ何も伝えてない
まだ何も伝えてない

開いたばかりの花が散るのを
見ていた木立の遣る瀬無きかな

どんなに怖くたって目を逸らさないよ
全ての終わりに愛があるなら

なかなかいい歌詞じゃんって、
iTunesで早速ダウンドード♫

●YouTube公式動画はあすまで(?)無料公開だそうでーす●母が「選挙選挙って言うてるけど、あんなん、うちら投票行かれへんねやろ?」、、、、さすがにスルーできず「行けます」と教えてあげました。


2012年11月17日土曜日

判読

ただそこに行っては無駄話するだけなんだけど
んじゃまたと別れたあと気分は爽快だ。

実はそんな他愛ない話しの中にこそ、
よく知らない自分の本音が透けて出ているのだろう。

浮き沈みのある日々の心模様が、
微妙にいろどりを変えるのが自分でわかる。

おっかなかった最初の印象(笑)が年月を経て変わり、
面倒見のいい人なんだと今は心底思う。

出会えて本当によかった。

とってもとっても感謝してます。

鬱陶しがらず今後もよろしく〜

●遅ればせながらペンギン様へ。

2012年11月16日金曜日

選択

民主党から離党者が相次いでいる。

もはや沈みかけた船同然、
鳩山や菅や野田さえも当落不明とまで言われる状況だ。

確かにひどい3年余りだった。

特にどじょうが首相になってからは、
対米追従と官僚の言いなりが激しく、
ぼくは嫌悪感すら抱いた。

だがしかし、
問題は、

じゃ自民党なのか?

という点だ。

もちろんぼくはノーだ。

だから、
もう自民の政権返り咲きは当確かのような、
マスコミ報道には疑いの目を持ってしまう。

あれほど倦んで別れを告げた自民党政権に、
たった3年余りで逆戻りですか?

そりゃないだろ。

何にも変わってないぜ、
あの党。

自民党政権に逆戻りすれば、
間違いなく言えることは、
その時点で脱原発の道は一瞬で消滅する。

約50もの原発をこの地震大国に作り続けてきたのは、
ほかならぬ自民党政権下においである。

そのおびただしい原発を、
とりあえず大飯を除いて止めているのは、
民主党政権なのである。

そういう意味で、
もしも自民か民主かの二者択一なら、
ぼくは迷わず民主をとる。

どじょうは好かないけれど、
脱原発派としては自民はあり得ない。

日本は3年前、
保守とリベラルの2大政党の実現へ、
大きく舵を切った。

もしたった3年でいつか来た道へ戻るなら、
日本人はやっぱり健忘症民族だということになるし、
そんな国なら脱原発はそもそも無理、
ということになる。

3.11の犠牲者に対する生き残った者の責任として、
自民という選択肢は絶対にあり得ないと思う。

2012年11月15日木曜日

余裕

新聞の書評で、
ある本が面白そうだったので、
Amazonで注文しようと検索したら、

お客様は、2012/4/17にこの商品を注文しました。

だって。

びっくりして積んどくの本を探したら、
確かにあった。

Amazonって親切!

自分の痴呆を棚に上げて感心する。

というか、
Amazon余裕だよね。

楽天だったら絶対二度売ると思う。
(違ってたらすいません)

余裕といえば、、、

安倍晋三ってさ、
もう次の総理大臣はオレだって余裕が、
体中からにじみ出ててやだな。

今日の党首討論の話しだよ。















突然16日に解散するとどじょうに言われ、
一瞬動揺したものの、
どじょうの苦し紛れの大ばくちだと気づいて、
最後は笑みすら浮かべて「選挙戦で相まみえることを楽しみにしております」だって。

ご存知の通り、
ぼくはどじょうが嫌いだ。

でも、
今日の党首討論に限っては、
どじょうの勝ちだったと思う。

絶対勝てるって余裕かましてたら、
案外痛い目に遭うっていうのは、
昨日紹介した「のぼうの城」と同じ。

安倍晋三が石田三成に重なって見えたよ。

森光子が死んじゃったなぁ。

新聞の一面ででかでかと訃報が載るなんて、
芸能界ではあと、
あの人とあの人ぐらいしか思い浮かばない。

どの世界でも大物がいなくなるご時世なんですね。


2012年11月14日水曜日

木偶

公開中の「のぼうの城」(犬童一心監督)を観た。

特に理由があったわけではなく、
たまたま空いた時間にやってたのが、
これだったし、
ネットの評価も意外によかったので。

とにもかくにも主演の野村萬斎につきるな。

2時間40分が長く感じなかったということは、
それなりに楽しめたってことだと思う。

いろいろ小言を言いたい部分もあるけれど、
それはやめとく。

なんだかさ、
最近、
このブログもそうなんだけど、
政治への批判を書いているうちに、
自分の中で批判癖がついてきたようで、
何だかやなんだ。

たとえそれが世のためと思っていても、
誰かや何かを批判するのって基本ダーク、
自分の心にある種の「攻撃性」を育ててしまう。

国会中継を見ていて思うけど、
あそこに並んでいる人らはみな、
批判し批判されることが日常の人々だ。

そんな日々を何年もすごしていたら、
どんな人でもみんなあんなツラになってしまう。

そういう意味では彼らもご苦労さんなことだ。

ここんところが肝心なんだけど、
だからといって、
批判精神を封印して、
のほほんと暮らすばかりでは、
大人としての責任がなさすぎる。

言うべき時には言う。

たとえそれが何かのはずみであっても、
言ってしまったら責任はとる。

そう、
のぼう様のようにね。

てなことを感じさせられた映画でした。

●昨日のブログ、公開しそこなってました。一応書いて、タイトル何にしよっかなぁって考えてたら、保存のままに、、、情けない、、、


2012年11月13日火曜日

液晶

iPadminiの実物を先日初めて触った。

ちっちゃくて薄くて軽い。

でもダメ。

これ絶対ダメ。

液晶がダメなんだ。

あれじゃ初代iPadと同じ。

画面が小さいから、
ネットなどの文字も基本的に小さい。

なのにあの粗い解像度では、
読みにくくて仕方がない。

少なくとも電子ブックとしては、
全く使い物にならな

小さいからこそ、
高精細なRetinaディスプレイにすべきだったと思う。

もしクリスマスなどにiPadmini購入を検討している人がいるなら、
考え直した方がいいと思う。

今買うなら普通の大きさの最新型iPad。

miniのサイズがいいなら、
いずれRetina搭載の新miniが出るだろうから、
それまで待つべきだ。

2012年11月12日月曜日

想像

昼頃起きると母が開口一番、

きょう京都にエリザベス女王来てはんの?

エリザベス女王杯(エリザベスじょおうはい)とは日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝・外回り2200メートルで施行する中央競馬の重賞(GI)競走である。略称は「女王杯」「エリ女」など。(Wikipedia)

などと説明することなく、
ぼくは一言、

さぁ?

無愛想な返事。

親不孝な息子でしょうか?

でも、
んな豆知識を母が知っても仕方がないじゃん。

母の中ではエリザベス女王はきょう京都にいるんだ。

そんな母のイメージを、
ぶち壊す方がかわいそうだという考え方だってある。

そうそう、
夢の話しの続きなんだけど、
同じ事考えてゆうべ寝たけど、
仁科明子はあらわれなかった。

第一、
仁科亜季子が今の芸名なんだってね。

そんなことすら知らないぼくの夢に、
出てくるのがおかしいっちゅうの(笑)

2012年11月11日日曜日

登場

ある事を考えながら二度寝したら、
夢の中に仁科明子が出てきた。

夢の内容ってほっとんど覚えていないぼくなのに、
その夢の事は結構リアルに今でも思い出せる。

訳があって仁科明子の家に行くんだけど、
ドアを開けてちょっとした階段を昇ると、
そこは座敷で、
テーブルに鍋料理の支度がしてあって、
仁科明子が座っている。

ぼくは、
ここに来ることになっていて、
でも、
どこに座ったらいいか分からなくて、
とにかく下座だよなと思って、
床の間の掛け軸を探すんだけど、
何とその座敷には床の間が二カ所あって、
掛け軸もそれぞれにかけられている。

どっちが上座か下座かわから〜ん、

ってところで夢からさめた。

いやぁ夢って不思議不思議。

ぼくは仁科明子のファンじゃないし、
半世紀近い人生においても、
彼女のことをテレビで見たり考えたりしたのは、
トータルで30分もないんじゃないかな?

なのに、
なしてアンタが出てくるの?

もちろん寝る直前に考えていた事と、
ある程度関係があると推測できるけど、
どう考えてみても、
その事と仁科明子が結びつかない?

だれか解説してくれないかなぁ。

えっ、
寝る前に何を考えていたかって?

それは内緒ですけど、、、

寝てる間のぼくって、
一体何考えてるんでしょうねぇ、、、

もう一度同じ事考えて寝たら、
再び現れるのでしょうか?

現れたらいよいよ不思議だよね〜

2012年11月10日土曜日

流行

きのう、
流行語大賞のノミネートが発表されたね。

オスプレイ/いいね!/原発ゼロ/ナマポ/iPS細胞/もっといい色のメダル/維新の会/維新八策/塩こうじ/爆弾低気圧/遠隔操作ウイルス/これまでに経験したことのないような大雨/近いうちに解散/東京ソラマチ/ワイルドだろぉ?/27人のリレー/手ぶらで帰らせるわけにはいかない/竜巻/ネトウヨ/50℃洗い/終活/ロングブレスダイエット/LCC/美魔女/タニタ食堂/ジュリー/決められない政治/体幹トレ/街コン/ビッグパフェ食べたい/奇跡の一本松/金メダルに負けない人生/ソー活/佐川男子/あじさい革命/イクジイ/たかが電気のために/チーム力/休眠口座/キンドル/金環日食/うどん県/ステマ/この人を見よ/キラキラネーム/霊長類最強女子/オッケ~/第3極/自称霊能者/野獣

ニュースとしてはiPS細胞は大本命だと思うけど、
言葉自体は今年出てきたわけではないからなぁ。

そういう意味では「近いうちに解散」なんか象徴的かも。

明るい感じでは「手ぶらで帰らせるわけにはいかない」かな?

でもこのセリフ、
生中継で聞いた瞬間、
ちょっと芝居がかった感じがしたのを覚えている。

「うどん県」とか「塩こうじ」は今年なんですか?

「体幹トレ」も前からあったような、、、

あとはねぇ、
「ワイルドだろぉ」とか、
「50℃洗い」は今年流行ったんだよね。

「東京ソラマチ」は関東ローカルすぎ〜。

何だか全然知らないのもあるぞ。

「この人を見よ」、
「オッケー」って?

「竜巻」って流行語ですか?

あと、
大っ嫌いなのが「終活」。

いろんな活動があるけど、
これほど嫌いな活動はないな、
というか、
それを言うなら生きているということは、
すなわち「終活」でしょ。

別な意味で、
「維新八策」も嫌いだね。

ま、
好き嫌いで選ぶんじゃないってことはわかってるけど。

わりと世間並みな生活してきた一年だと思うんだけど、
本当にこんなの流行ったのって感じのが多いな。

あなたにとっては、
どれが今年の流行語大賞ですか?



2012年11月9日金曜日

伝達

たまには母に飯をおごってやろうと、
近所のパスタ屋に行った時の会話。

ぼくモグモグ

んで新しくなった阪急行ったんかいな?

母モグモグ

うん

ぼくモグモグ

あの広い吹き抜けとかいうのも見たん?

母モグモグ

もちろん、今エンゲイやってるわ

ぼくモグモグ

(演芸?吉本でもやっとるんか?)

(0.2秒)

ミワをな

(阪急で美輪明宏がライブ?美輪が演芸か?)

(0.1秒)

母モグモグ

園芸や

庭や、
イングリッシュガーデン

ぼくモグモグ

(!)

ぼくモグモグ

(何事もなかったかのように)

ふ〜ん

ぼくと母のコミュニケーションは、
こういう綱渡りで毎日成り立っています。

コミュニケーションといえば、
最近手に入れた本が面白すぎる。



















橋下徹著「図説 心理戦で絶対負けない交渉術」

彼が弁護士時代に書いた本。

どんな相手も丸め込む48の極意!

言い訳、責任転嫁、あり得ない比喩、立場の入れ替え、前言撤回・・・・

思い通りに相手を操る非情の実戦テクニック!!

自分のペースに引き込むかけひき論から、相手を説き伏せるレトリック、鉄壁の交渉話術まで、橋下流・最強の交渉術を明かす!

表紙によくこれだけ書けたなというぐらいの、
コピーの数々。

中身もかなり面白い。

今の橋本市長のコアに触れられる一冊だ。

●金曜日、平日ですな。元町散歩しようと思います。



2012年11月8日木曜日

再選

オバマ再選。

ニュースで見たけど、
ぼくの中にあの時の興奮はまったくなかった。

4年前、
「チェンジ」をスローガンに、
アメリカ初の黒人大統領が誕生した時、
日本人であるぼくであっても興奮した。

何が変わるのか分からなかったけど、
何かが変わるのだろうと期待した。

でも、
それは幻想だった。

もちろん、
アメリカ国内的には保険のことや、
イラク戦争を終えたことなど、
変革はあったのかもしれない。

でも結局煎じ詰めれば、
オバマ政権がもたらしたのは、
1%が99%を支配する、
希望なき格差社会だったというのは、
多くが指摘するところだ。

オバマでなければ、
もっとひどいことになっていた、
という考え方はあるだろうけれど、
ぼくらは「チェンジ」を期待していたわけではない。

期待させた方より、
期待したこちらが馬鹿でした、
ということが、
一番の教訓だったような気もする。

だから今回オバマが再選されても、
ちっとも感動しないんだと思う。

日本はより状況がひどい。

「政権交代。」

あの「。」はまさしく、
「それで終わり」という意味だったのだなと、
今更ながら思う。

本当は政権交代、そして、、、
って続かなければならなかったのだが、
交代はしたけれど、
状況は自民党時代と変わらずじまい。

いや、
鳩山とか菅とかは、
それでも何とか変えようとしたと思う。

沖縄の基地問題、
脱原発。

でもそれらは、
ことごとく潰された。

で今度の総選挙ではまたもや政権交代必至だそうだ。

自民党の面々は何も変わらず、
安倍晋三という「再利用」党首。

ぼくらはこの政党にうんざりしていたのではなかったのか?

自民党が勝って、
安倍晋三が総理大臣に返り咲いた時、
ぼくはオバマ再選の時よりもっと深い、
絶望に陥るだろう。





2012年11月7日水曜日

発散

いやぁ今日は、
夕方まで寝てました。

病気じゃないですよ。

いたって健康。

健康だと人間こんなに寝れるんだぁって、
自分で感心するぐらい寝ました〜(笑)

でも、
そのままではちと、
もったいなさすぎる。

大丈夫。

行ってきました。


















ライブ会場です。

だれのライブでしょう。

わかるわけないか。

「くるり」です。

「ハイウェイ」しか知らないけれど、
ちょっと成り行きで、、、

客層はそう、
大半が30歳前ぐらいの女性。

年齢は適当ですが、、、

ほいで、
ちょっと目についたのが「ボーダー」柄。

視界に入っただけで、
8人ぐらいの女性が何らかの「ボーダー」でした。

流行ですか?

当たり前といえば当たり前なのだけど、
ファン層ってのがありまして、
くるりのファンは、
非常にマジメな感じの女性が多かった。

立てと言われなくても最初からオールスタンディング。

さりとて熱狂的かというとそうでもなく、
お決まりのフリとかコーラスとかもなく、
ただとりあえず立って、
軽く手拍子程度。

あと、
先日のjujuもそうだったんだけど、
最近のライブって、
ライブ中にアーティストがグッズの説明すんのね。

大事な収入なんだろうけど、
ちょっと商魂入りすぎ?

そんなことより、
肝心のライブですが、
何となくいい気分にはなった。

どう言えばいいのかなぁ、
宙ぶらりんの気持ちを、
宙ぶらりんのまま受け止めてもらった感じ?

それってハンモック?

激しく発散するのではなく、
暖かく包むというのでもなく、
えも言われぬ心地よさ、
それは彼らの音楽がそういう感じで、
そういうのを好むファンが集まって、
そのファンが醸し出す雰囲気ということかなぁ?

それともベースラインが原因?
よくわかりませんが。

唯一知っている「ハイウェイ」もやってくれました。

絶対やらないと思っていたけど。















ぼくが撮ったんじゃないですよ。

韓国でのライブの模様です。


2012年11月6日火曜日

断層

どじょう内閣の支持率が19%だと読売新聞。

20%割り込むと「危険水域」だそうで、
なんだかマスコミが一斉に野田下ろしに動き出した感じ。

こうなったらもう逃げ場ないな。

年内解散っぽいな。

すぐ辞めた法務大臣といい、
大学の新設を止めてひんしゅくをかってる文科相といい、
先の改造が裏目に出たというか、
墓穴を掘ったとしかいいようがない。

あの二人はとどめの刺客か?

まぁとにかくだ。

大飯原発の活断層調査の結果を先延ばしにして、
とにかく自民党に政権交代させようという、
強烈な力学が働いているとしか思えない。

今日のクローズアップ現代では、
原発労働者がどんどん減っているとやっていたな。

作業員の累積被爆が増えているのと、
東電の経費削減のあおりで、
給料が激減しているのだそうだ。

命がけの作業で月給20万円ってどういうこと?

東電本社社員の給料と比較してみたいわ。

番組によると、
除染作業の方が割がいいらしい。

福一の廃炉には最低でも40年かかるといい、
だれも作業員がいなくなった、、、
みたいなことが笑い話でなくなる可能性すらある。

外国からの出稼ぎ労働者でも雇う気だろうか?

福島原発事故だけでこれである。

もう「次」は絶対にあってはならないのである。

ぼく、
絶対って言葉、
意識的に使わないようにしているけれど、
これはやっぱり「絶対」でしょ。

冒頭書いたけど、
大飯原発の活断層問題だって、
疑わしければ止めろよって思う。

活断層だ、
いや地滑りの跡だなんて、
学者が議論しているあいだに、
次の震災がきたらどーすんの?

それに、
学者より関電の調査の方が権威があるっぽい雰囲気も、
なんかおかしくない?

あんなの調査じゃなくて、
単なる視察。

データとかは関電が用意したものを使って、
結局「活断層とは断定できなかった」みたいに、
玉虫色の結論出すんだろう。

この国の茶番劇、
いつまで続くんでしょうか?

2012年11月5日月曜日

純愛

唐突ですが「純と愛」面白いですか?

おっと、
その前に見てますかぁ?

一応「梅ちゃん先生」からの流れで、
ここまでは欠かさず見ているけれど、
これって朝ドラとしてはかなり異端?

主人公の若い女優さんは熱演していて好感は持てるのだけれど、
いかんせんストーリーがどこへ向かおうとしているのかが、
未だにさっぱり見えない。

「家政婦のミタ」の脚本家の作品なので、
ぶっ飛びストーリーじゃ覚悟してましたが、
そういう意味では弾けきれてないのかもしれないな。

そうそう、
内容もさることながら、
このドラマの最中に、
異様に地震速報が多いのはなぜ?

確か初回の出だしがいきなりそうだったんだよな。

あれ、
作ってる人ら「最悪」って思ったに違いない。

その後も何度もあって、
「梅ちゃん」の時は一度もなかったと思うんだけど、、、

祖父が建て、
父が台無しにしているホテルを立て直したい女性と、
他人の本性が見えるというオカルティック青年の、
不可思議なラブストーリーに、
もう少し付き合ってみましょうかねぇ、、、

ただ、
一流ホテルのロビーで大騒ぎするのと、
武田鉄矢の不自然な大阪弁だけは、
どうにかして欲しいもんですが、、、


2012年11月4日日曜日

万感






















おかげさんで日本一。

万感です。

ダントツの優勝候補と言われながら、
シーズン開幕当初は調子が上がらず、
四月には借金7ではや「V絶望」なんて言われた。

結局2位に10ゲーム以上つけて、
ぶっちぎり優勝したものの、
クライマックスでは中日に崖っぷちまで追い込まれ、
そこからうっちゃり3連勝。

ハムとの日本シリーズも、
幸先よく連勝したものの、
札幌では1勝2敗。

今日の試合だって、
3点を先制したものの、
中田翔に同点スリーランを浴び、
どーなることかと思いきや、
満身創痍の主将阿部が決勝打。

日本一という結果は華々しいけど、
ここに至までの7ヶ月の道程は、
決して平坦ではありませんでした。

そもそも、
グラウンド外でも清武騒動で、
無用な嵐に巻き込まれ、
ヒヤヒヤさせられっぱなし。

ま、
それが逆にチームの結束を高めた側面もあるだろうから、
清武氏には今となっては感謝せねばならぬかもしれない。

とにもかくにも、
泣いたり笑ったりした今年のプロ野球も、
本日をもって事実上打ち止め。

胴上げで11度宙に舞う原監督。

もう一度書こう。

いやぁ万感、
肩の荷が降りた。。。

●巨人は最高だったが、ぼくは最低。今日って文化の日だったのですね。各方面ご心配をおかけしました、、、




2012年11月3日土曜日

続編

「最後から二番目の恋」のスペシャルを見た。

今年の一月から三月にかけて放送された、
連ドラの続編にあたる。

元のは、
ぼくはそれなりに面白かったけど、
それ以上に、
周囲の女性陣に好評だったのが印象に強い。

結論を言うと、
スペシャルは抜群に面白かった。

いろいろな登場人物のうち、
ダブル主役の中井貴一と小泉今日子の関係に、
よりフォーカスしたのがよかった。

これは、
連ドラで登場人物の造形がされていればこその、
大きなアドバンテージだろう。

それに、
スペシャルで始めた登場した、
リリー・フランキーがめちゃ最高。

ブレない人間って、
ああいうのを言うのだろうな。

周囲に媚びず、
さりとて突っ張るわけでもなく、
いわゆる自然体。

何もかもお見通しなようでいて、
説教臭いわけでもなく、
さりげない一言がカッコいい。

ああやって脱力しながら、
やりたいことだけやって生きられたら、
いいだろうなぁ、
なんて思ってみてた。

中井と小泉の掛け合いも、
「アドリブか?」と思わせるほど、
絶妙の呼吸に磨きがかかっている。

これ、
季節ごとにこうやって単発でやってくれたら、
結構はまっていくかも。

●ちなみに、土曜日昼頃、元町あたりにいますからねぇ〜って、祝日だったので、取りやめます。

2012年11月2日金曜日

後味

日本シリーズ第5戦は、
巨人が10対2でハムを下し、
3年ぶり日本一に王手をかけた。

だがこの試合、
非常に後味が悪かった。

それは4回表の巨人の攻撃だった。

無死1塁でバッターは加藤。

足を故障した阿部に代わり、
シリーズ初のスタメンマスクをかぶった。

ハム多田野の投じた球は、
送りバントの構えをした加藤の頭の方へ。

球はキャッチャーのさし出したミットも弾き、
バックネットへと弾かれて行った。

暴投である。

もんどりうってひっくり返った加藤は、
なぜか頭を両手で抱えている。



何が起きたのか一瞬わからなかった。

テレビ解説の古田は、
「避けたバットが頭に当たったのかも」と、
最初言った。

でもビデオリプレイを見ると、
球は加藤にかすりもせず、
バットも当たっていなかった、、、

つまり加藤は頭にデッドボールを食らったような、
芝居をしていたのである。

この猿芝居にまんまと引っかかった主審は、
多田野を危険球退場としてしまった。

普段温厚なハム栗山監督もさすがに抗議。

約5分間粘ったけど、
結局受け入れてしまった。

サッカーでも大袈裟に倒れて、
ファウルをとろうとするプレーがあるけれど、
それはシミュレーションといって逆に反則だ。

今回は退場になるべきは多田野ではなく、
加藤の方であるべきだった。

ぼくは巨人ファンだから、
巨人が勝つのは嬉しいけれど、
それ以上に良い試合を見たい。

加藤の猿芝居と、
見逃した節穴審判のおかげで、
折角の一戦が台無しになってしまった。

阿部の代役加藤が必死だったのはわかるけど、
こんなダーティーな行為はすべきではなかった。

王手はかけたものの、
この屈辱的敗戦にハム戦士が黙っているとは思えない。

この1勝が高くつくことにならねばいいけどね。

2012年11月1日木曜日

無力

人を従わせるのに最も有効な手段は、
無力感を味あわせることだと、
何かで読んだんだけど思い出せない。

これは言えてるなぁ。

どれだけ民意が離れていても、
どじょうは首相に居座るし、
次の政権が自民だろうが維新だろうが、
民主のままだろうが、
どうせ脱原発には向かわないだろう。

日本が敗戦後、
どれだけ対米追従をさせられ、
自主独立の動きが封じ込められてきたか。

沖縄から基地を減らそうと、
どれだけデモをしても、
基地が減るどころか、
オスプレイなどという厄介者まで現れ、
おまけに米兵は少女をレイプする。

いろいろな事を知るのは大事だけれど、
知れば知るほど、
民主主義さえ資本主義の奴隷になっていることに気づき、
個人の命や尊厳は、
「二の次」なのだと思わざるを得ない。

八方ふさがりで打つ手がなく、
さりとて自爆する勇気もなく、
少なくとも自分自身は今のところ安全地帯にいるという、
そんな情けない理由にかこつけて、
矛先をおさめてしまう。

こうしてブログに書いて、
オレは抵抗している気になっても、
所詮ただの「ガス抜き」でしかない。

1%が99%を支配する世界は間違いだと思うぼくは、
本当に99%の側にいるのだろうか?




2012年10月31日水曜日

代役

仕事中に、
直属上司の義父がお亡くなりになられた。

上司はすぐには帰宅せず、
今日の仕事を全うしたのだけど、
すべて終わってから、
別の上司がぼくに、

「何でぼくらに任せて帰って下さい」

と言わなかったのだとしかられた。

そりゃそうかもしれないけれど、
ならばアンタこそ、
そう言って帰らせあげればよかったじゃないか。

のど元までそう言いかけて、
やっぱりやめた。

確かに部下であるぼくにも非はある。

もちろん「帰らなくていいんですか」と、
仕事中に何度かたずねてみたのだが、
もっと強く言うべきだったかもしれない。

でも、
その上司が帰るということは、
とりあえずぼくがその上司の代役になる状況であり、
ぼくが上司のポストを「狙って」いるようで、
強く言えなかったのも事実。

そういう考え方は歪んでいると思われるかもしれないけど、
そういう状況に至るには、
ここ数年の社内事情が絡んでいるから、
ぼくとしては微妙なところである。

さて。

話しは変わるが、
時事通信(ネット版)によると、


兵庫県尼崎市で起きた連続変死事件に絡み、角田美代子被告(64)=傷害致死罪などで起訴=として読売新聞に掲載された顔写真について、同市在住の女性(54)が30日夜、大阪市の弁護士事務所で記者会見し、「掲載された写真は私」と名乗り出た。同じ写真は共同通信社も配信しており、地方紙など複数の加盟社が使用した。
 女性や同席した弁護士によると、女性は23日、購読している読売新聞に美代子被告として掲載された事件関連記事の顔写真を見て、「自分に似ている」と思った。その後にテレビでも同じ写真が放映され、「私と確信した」という。

げ。

日本中を戦慄させている事件の、
首謀者とされる被告の顔写真を間違えたとは、
前代未聞の大失態。

そして、
またも読売と共同。

この組み合わせは、
先のiPS移植の大誤報と同じである。

3.11以降、
マスメディアへの風当たりは強まる一方だけど、
こう立て続けに致命的ミスを犯しているようでは、
メディア不信の流れに棹を差すようなものだ。

iPSの時は森口氏という、
詐欺師的存在がいたから、
百歩譲って報道機関も“被害者”といえなくもないが、
今回は問答無用。

もはや住田美代子被告といえば、
だれしも「あの」顔を思い浮かべるだろうし、
住田被告の「代役」にされた女性の名誉を回復する手だては、
果たしてあるのだろうか?

●後記。顔写真の間違えは朝日新聞以外のほぼすべてのマスコミにおよび、警察は美代子被告の再逮捕を機に顔写真を公表するという異例の対応をとった(2012年11月8日)


2012年10月30日火曜日

制圧

ただいま開催中の日本シリーズ。

巨人が2連勝で勢いづいている。

初戦の先発は内海。

このピッチャー、
2年連続最多勝と、
成績は立派なんだけど、
リーグ戦とクライマックスシリーズの開幕戦で、
いずれも白星を飾れなかった。

真のエースと呼ぶには、
いまいち物足りない感じだった。

ところがシリーズの初戦は頑張った。

彼曰く、
クライマックスの最中に、
ちょっとしたヒントをつかんだのだそうだ。

それは、
左足の重心の掛け方という、
実に微妙なもので、
それ以上は彼言わなかったけど、
たぶん説明されても分からないだろう。

とっても微妙なことなんだけど、
本人はその感覚を取り戻したことが、
すごい自信になったらしく、
それが初戦の好投を生んだ大きな要因らしい。

技術的なことよりも、
この自信が大きかったと。

同様なことが、
二年目の沢村にも言える。

彼は今季「相手打者を制圧する」なんて、
2年目投手のクセに大口たたいておいて、
シーズンは10勝10敗。

新人だった去年とほとんど変わらない成績だった。

直球に威力はあるけれど、
制球難で、
無駄な四球が多く、
ひいては味方の攻撃のリズムも崩して、
結果、
援護がもらえず自滅するという、
典型的なパターンを持っている。

そのビッグマウス沢村が、
クライマックスとシリーズで、
人が変わったみたいな快投を続けている。

何が彼を変えたのか、
ちょっとわからないんだけれど、
たぶんいつも以上のアドレナリンが、
放出されているようなのだ。

内海もそうなんだけど、
つまるところ敵は相手というより、
自分自身なんだと思う。

内海はちょっとしたヒントで自分に確信を持ち、
沢村は普通なら緊張で尻込みする場面で、
逆にアドレナリンで開き直った。

沢村流に言えば、
己を制圧した者が勝つ。

そのあたりは、
ぼくらでも共通する部分があるのではなかろうか。

2012年10月29日月曜日

救出

十代から二十代にかけて撮りためた、
7700枚のデジタル写真を、
誤って消去してしまったら、、、

プリントはもちろん、
バックアップもとってなかったら、、、、、

恐い、
恐すぎる、、、、、、、

でもこれ、
知り合いの実話なんです。

この話題を書こうか書くまいか、
悩んだ末に書いているのは、
これを読んだ人の教訓になればと思っているからで、
けっして「ネタ」ではありません。

知人は焦った。

そりゃ焦る。

アファフィフのおじさんだって、
これは焦る。

で、
電気屋に飛んで行って、
無料の復旧ソフトを試してみた。

無料とはいえ、
200枚が救出できた。

でも4%にも満たない。

何度かトライしたらしいけれど、
それ以上は無理みたいなので、
結局、
専門の業者に頼むことにした。

待つ事数日。

結局1500枚しか救出できなかったそうだ。

代金なんと15万円。

それでも全体の二割に満たない。

悲しすぎる話しである。

結論を言えば、
こうした事故を防ぐには、
バックアップをとっておくか、
クラウドサービスを利用するしかない。

それでも、
今回のような事態が起きたらどうするか。


ぼくも漠然としか知らなかったけど、
パソコンのデータって、
消去したといっても、
それは上書き可能な状態になっただけなのだそうだ。

だから、
消した直後なら、
ほぼ無傷で救出できるらしい。

ちょうど、
完成したジグソーパズルを、
ドサッと床に落とした感じ。


だからとにかく余計なことはせず、
すぐパソコンの電源を落とす。

そして専門業者に丸投げする。

無料ソフトやその他もろもろ、
パソコンを操作すればするほど、
データは上書きされ、
救出が困難になるのだそうだ。

再起動しただけでも、
難易度は上がるという。

逆に言えば、
パソコンを処分する時、
データを消去しただけでは不完全で、
意味のないデータで上書きしなければならない。

あるいはハードディスクに穴を空けるなど、
物理的に破壊するしかない。

穴の空いたハードディスクからは、
まずデータの救出はできないそうだ。

以上、
みなさんの教訓にと書き留めておきます。

●ちなみに、知人が頼んだ業者は日本データテクノロジーです。もし、詳しい人がいて、料金が高いとか、さらに方法があるなどの情報をお持ちの方は、上記メールにご一報下さい。

2012年10月28日日曜日

絶句

ここ数年かなり世話になっている、
人生の先輩が奥様を亡くされたのだと知った。

久々に明日会う予定でメールで連絡して、
初めて知らされた。

ただただ絶句。

その方は先日定年退職をされ、
第二の人生を意気揚々と始められたばかりだったのに。

大切な伴侶を失った悲しみはいかばかりか、、、

桑名将大も死んじゃった。

なんだか悲しいな。
















月のあかり。

カラオケ大好きだったころ、
よく歌った。

歳をとるって、
月を見ると思い出す人が、
増えて行くってことか、、、

長生きだけがいいことだとは思わないけれど、
早すぎるのは残された者には辛い。

かつて夫婦だったアン・ルイスは、
現在アメリカに住んでいるようで、
彼女のFacebookには、
彼と子どものスリーショットの写真が掲げられたという。

別れても、
嫌いじゃなかったんだな。

合掌

●ということで先輩には明日会えなくなっちゃったけど、ぼくは昼ごろに予定の場所に行こうと思う。



遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...