2018年12月30日日曜日

宛名

年賀状、

1日で仕上げて投函しました。

始めて使った、

無料の宛名ソフトの威力が強烈。

郵便番号打ち込むだけで住所のほとんどが出てくる。

あとは番地を打ち込むだけなので、

手書きより圧倒的に早い。

表も裏も印刷して、

コメントだけ手書きにしました。

機械に任せるとこは任せる。

力は裏面の写真に。

今年の写真は力作ですよー

30分で仕上げましたから。

何はともあれ一安心。

2018年12月29日土曜日

性分

前に、

酒のない人生は平穏だけど、

果たしてそれでいいのか、

というようなことを書きました。

そのことを今日風呂で考えていて、

ふと思い至ったのです。

あぁ、

それは中学生の時の僕の考えだったと。

その頃僕は、

平凡な人生は決して送るまいと思っていました。

破天荒でやりたいことをやって、

50歳になったら自殺しようと、

半ば本気で考えていたのです。

そのような考え方の根底には、

幼い頃の命に関わる大病があったように思います。

そして、

男子なら誰にでもあるであろう父親への反発。

何事も中庸を好み、

過ぎたるは及ばざる如し、

巨人・大鵬・卵焼きだった父。

高度成長期の典型的な模範サラリーマンだった父。

その生き方の逆をするんだと、

子供の頃の僕はずっと思っていたのです。

十人並みのありきたりな人生を生きて、

何が面白いのか。

せっかくの人生、

やりたいことをやらないでどうする。

それは幼い頃に大げさに言えば生死が不安定だった子供の頃の体験と相まって、

僕の心深くに根付いていたのです。

そんな青年時代に出会ったのが開高健だったのです。

酒に耽溺しながら世界中を旅し、

時に戦場記者として九死に一生を得た彼の生き様は、

僕には輝かしく思え、

これぞ自分の求める人生だと思ったものです。

その後アル中になり、

酒をやめ11年。

そこでやっぱり思うのです。

平凡な幸せでいいのかと。

何と成長していないのでしょう。

自分でも呆れますが、

結局そこに行き着く。

そういう人間なのだと改めて思います。

ただし今度は酒に頼るのはやめようと思います。

酒ではなく、

何か他のことで、

普通ではない生き方をしたいと思い始めているのです。

もうこれはきっと性分なんでしょう。

単なる天邪鬼といってもいい。

とにかく他人と同じ、

その他大勢になることが嫌なんだと思います。

人生で何があっても、

こういう人間の根っこと言う奴は、

決して消えることないもんなんだなと、

風呂で突然思い至ったのです。

2018年12月27日木曜日

丸腰

一緒に仕事している会社の後輩2人のうち1人が、

別のグループに移ることになって軽く送別会。

勢いよく飲む2人。

その2人が僕に、

酒を飲まなくなってどうですか・

と尋ねてきた。

僕は、

丸腰で戦場にいる感じ、

と答えた。

僕にとって酒は自分を強くする武器だった。

その武器があったから、

人間関係とか男女づきあいとか強気、

というか対等にやってこれた。

それが11年前から急に丸腰になった。

何の武器もなく戦う不安。

すっかり弱気で消極的になって、

11年経っても克服できないでいる。

きっと必要以上に意識しているのだと思う。

でもやっぱり酒に変わる自分の武器を手にしたい。

世の中を渡っていける自信を取り戻したい。

25年間頼ってきた武器をなくして丸腰であることが、

こんなにも克服するのが難しいとは想像だにしていなかった。

それに変わる武器が僕にとっては歌になるはずだったんだけど、

これがまた想像以上に手に入れるのが難しい。

こんなに難しいということも想像だにしていなかった。

10年経ってまだ四苦八苦している。

25年、

酒に頼りきっていた報いだな。

未だに丸腰で世間にポツンと佇む気分だ。

2018年12月26日水曜日

検査

人生2度目の人間ドックに行ってきました。

今回は新たに初のMRIとバリウム検査に挑戦。

これが面白かった。

MRIって、

何となくうるさいとは知ってたけど、

耳栓までされるとは初耳。

で、

そのうるさいというのも、

単に機会がガチャガチャ動く音というより、

ピーとかガガガとか、

多種多様な音がかなり大きく鳴る。

機械音は理解できるけど、

何であんな多様なアラーム?

要するに機械的以外の音がうるさいのか疑問に、

というか新鮮に驚いて楽しかった。

下手な遊園地のアトラクションよりよほど刺激的。

そしてバリウム。

胃カメラの予約が取れなかったからなんだけど、

バリウムを飲むのは全然平気だった。

それより、

飲んでから台の上で右向けだの左向けだの回転しろだの、

MRIとは正反対に動き回らされて、

しかも台が肩無理ているので手すりをつかんで結構辛い。

これは高齢者には無理だなというのが率直な感想。

いやぁそれでも楽しかった。

結果が楽しいものかどうかは知らないけれど。

2018年12月24日月曜日

依頼

人前で喋るのが苦手だ。

昔はもうちょっとマシだったと思うのだけど。

前回のライブのMCが長くてつまらんと不評だったので、

今回は極力短くしたら良かったと言われた。

やっぱり人前で喋るのは苦手だ。

一応関西人なので、

笑わせたいと思うんだけど、

僕が笑ってほしいところではまるで受けない。

それもそうだ。

僕の喋りは堅い。

流暢でもないしその場の思いつきをポツポツ喋る。

しかも自虐的だ。

しかも受けない。

でも、

そんな僕にも喋ってくれというオファーがあるから困る。

困るんだけど、

こんな自分を頼りにしてくれているのなら、

一肌脱ごうかとも思う。

それが後輩の頼みだとすれば受けるのが先輩の義務かもしれない。

何がいいのかさっぱりわからないんだけど。

28日は休みになりました。

だからご依頼を謹んでお受けします。

やっぱり自虐ネタですが。

2018年12月23日日曜日

予定

この仕事をしていて、

一番やだなぁと思うのは、

勤務ダイヤが出るのが遅いということです。

今年の例なんだけど、

26日から正月休みまでのダイヤが出たのが昨日。

はっきり言ってこれではまともな予定が立てられないよね。

もちろん、

マストな用事があるときは事前に申請できるけど、

それも数ヶ月に一度がせいぜい。

まぁ最近の若い人は平気で毎月がっつり申請している人もいるけど、

昭和人間にはちょっとできないよなぁ。

突然連休があることがわかっても、

それから旅行なんかの予定を立てるのは、

無理とは言わないけど、

選択範囲が狭すぎる。

休みがないわけじゃないんだけど、

ギリギリまでわからないのは本当に悩みの種です。

2018年12月22日土曜日

災害

今年もやっぱり色々あった。

ありすぎて忘れていることも多いけど、

やっぱり豪雨と地震は印象に残る。

そもそも平成の30年は災害続きだった。

古くは阪神大震災。

そして東日本大震災。

熊本地震に西日本豪雨。

何の罪もない多くの命が失われた。

いつ何時、

どんな災害に見舞われるかわからない。

その感を強くした。

ちょうど平成時代は僕のサラリーマン生活と重なる。

ちっとも平成な時代ではなかったな。

でもとにかく生き延びた。

つまるところ自衛と運しかないのだと思う。

あとは自己責任での判断力か。

いずれ間違いなく起きる南海トラフ大地震。

その時、

僕はどこで何をしていて、

どう行動するのか。

命は残るのか。

時代はすごい勢いで動いている。

庶民派淡々と日常を生きるしかないのだが、

いつ何が起きても不思議ではないという意識は、

自分自身の中で強まった。

何が起きても慌てないこと。

素早く判断すること。

心がけなくちゃ。

日本の都市機能が崩壊する危険をはらみながら、

次の時代へと突入する、

改元、

オリンピック、

大阪万博。

外国人労働者が入ってきて、

暮らしは大きく変わっていく。

否応無しに僕らはそんな時代を生きねばならない。

でも、

なるようにしかならないんだよな。

2018年12月20日木曜日

何故

ジャズを曲がりなりにもやっていると、

1960年あたりのニューヨークシーンを意識せざるを得ない。

麻薬や酒に溺れ、

にも関わらず歴史的名盤を作ってきた時代。

時代が違うのでだから果たせぬ夢なんだけど、

多くの人がその頃の演奏をお手本にしている。

でも時代は21世紀だ。

あの頃と同じような演奏をすることは不可能なんですよ。

生活習慣や社会制度、

何よりテクノロジーの進歩。

50年経った今となってあの頃の演奏をすることは、

現代人が時代劇を演じるようなもので、

真似はできても心底同じ演奏などできるわけがない。

僕らは彼らより半世紀後の世界に生きていて、

彼らが知らなかった世界を知ってしまったし、

暮らしも全然違う。

世捨て人ならともかく、

現代に生きる人間に当時の音は出せない。

先日、

ニューヨークで友人がミュージシャンを連れて録音をしてきた。

ドラムを録音するだけでマイク12本をたてたそうだ。

半世紀前なんかだと絶対にあり得ないことだ。

録音方法も演奏も現代的にソフィスティケートされて、

テクニックもうまい。

で問題なのは、

そうやって録音した演奏が人の心を打つかどうか。

半世紀前にお手本を求めるなら、

きっと物足りないものになるだろう。

でも彼らは現代のジャズを演奏している。

違う観点で聞かなければならない。

ただ、

そういう視点で聞いたとしても、

肝心なのは人の心を動かすかどうかだ。

うまい下手ではない。

なぜか劣悪な環境でボロボロのヤク中が演奏した録音が、

21世紀の僕らの心を捉えてやまないのはなぜだろう。

その辺は不思議な話だと思う。

2018年12月19日水曜日

原点












じゃず家に初めて行ったのは、

11年前になる。

親父がちょうど亡くなる頃だった。

僕は酒をやめて間がなかった。

JRの高架下にあって、

時折天井をゴトゴト電車が通る。

でも、

なんとも言えない雰囲気が好きで良く通った。

何年も通った。

でも最近は行かなくなってたんだけど、

とあるきっかけでまた行こうかと思った。

それは、

たまたま見ていたナイトスクープに、

マスターが出たのだ。

中之島で缶ビールを飲んでいるところに、

間寛平がいきなりインタビュー。

番組では一瞬だったけど、

僕も一瞬でわかった。

昼間っから何酒飲んでんねん。

思わず笑ったが、

あぁまた行きたいなと思った。

今日はでも緊張したな。

何もかも懐かしいんだけど、

客層も変わって、

知っている人もおらず。

それでも2曲歌ってきた。

自分では前より進歩したと実感できた。

それで十分だった。

僕は原点に戻って、

成長を実感した。

ちょっとだけだけど。

●そうそう、水曜日に元町に行きます。よろしくお願いいたします。
日を改めます。

2018年12月18日火曜日

原点

セッション通いをやめて何年も経ちました。

理由は一つ。

自信がなかったからです。

満足感がなかったと言ってもいいかもしれません。

うまく行かなくても満足感があれば、

それは進歩につながるけれど、

全然納得できないパフォーマンスなら、

ただ自信喪失して帰るだけ。

そんなことが続いて足が遠のいてしまった。

でも、

諦めたわけではなかった。

だから自主練はずっと欠かさなかった。

でもその自主練も全く上達を実感できず、

ますます足が遠のいた。

でも先日のライブで、

ほんのちょっとだけ自信と満足感が戻ってきた。

たとえ自己満足だとしても。

だから久しぶりにセッションに行ってみようかなと、

ようやく思えるようになった。

ちょうど火曜日。

じゃず家がやっているはず。

僕のジャズの原点と言っていいあそこで、

舞台に立ってみようかと思っています。

2018年12月17日月曜日

歳末

いよいよ冬になって来ましたな。

もう12月も後半、

師走ですからね。

一時はどうなるかと思ったけど、

ちゃんと寒くなりました。

あと少しで今年も終わりです。

毎年こうなってくると、

問題は年賀状。

実はまだ買ってもいない。

当然なんのイメージもわいていない。

と言いながら毎年なんとかして来たんですが、

今年はどうなんでしょう。

自己主張の激しいやつを毎年作って来たんだけど、

いっそ判子だけっていうのも意表をついていいんじゃないかと、、、

と、

逃げたい心を封印して、

考えますよ。

ギリギリまで。

でも本当にノープランなんだよなぁ、

困ったなぁ、、、

2018年12月16日日曜日

一万

ドリカムに「何度でも」という曲がありますね。

その中の歌詞で、

1万回ダメでも1万1回目があるかもしれない、

みたいなのがありますよね。

最初聞いた時、

正直1万回って、、、

と思ったのを思い出します。

でも、

10年間ぐらい何かを続けていたら、

1万回ぐらい普通にトライするんですよね。

1日10回トライしたとして、

年間3650回なんで、

10年続ければ36500回。

それだけで1万回は軽く越えるんです。

大げさでもなんでもない。

だから1万回なんていうのは、

軽めの比喩なわけです。

諦めないで続けていれば叶う日がくるかもしれない。

そんな風に思って、

最近では1万回ダメでも1万1回目がくるかもしれないって、

納得して聞くんです。

2018年12月15日土曜日

霧中

先日のライブで一緒にやった同級生と、

クラプトンの映画をもう一度観た。

その帰り、

もう夜中だったけど、

ファミレスで感想を語り合った。

もちろん先日のライブの話にも。

お互い自分のパフォーマンスには不満は残ったものの、

早く次をやりたい、

次はもっと良くなる、

という点で意見は一致した。

だいたい半年後を予定しているのだが、

具体的な日程はまだ。

今回来たくても来られなかった人のために、

鋭意調整中です。

乞うご期待。

で、

唐突だけどDA PUMPがAスタジオに出てましたね。

ISSA以外のメンバー総替えで下積み10年。

苦労したんだろうなぁ。

実るかもわからない努力を10年続けるって大変なことだと、

僕自身わかる。

何よりキツいのは、

その努力が正しい方向なのかどうかすらわからないことではないかな。

五里霧中ってやつですね。

でも正しいと信じてやるしかないわけですよ。

きっと彼らもそういう日々を10年続けて来たんだろうなぁ。

それにしてもUSAってキーが高いよね。

一番上が高い方のシ。

それを踊りながらやすやすと。

いやぁすごい。

2018年12月13日木曜日

自信

ライブの録音を、

恐る恐る聞いてみたんです。

悪くないな。

それが第一印象でした。

歌詞の間違い、

段取りの違い。

相変わらずのmcの下手さ。

稚拙さをあげつらえばきりがないけど、

それはリハが本番前の一回だけだったし仕方がない。

それよりも聞いてて温かい気持ちになった。

これは大きいですね。

その温かさはきっとお客さんにも伝わったんじゃないかな。

自分で進歩しているなと正直に実感できた。

10年続けてきた努力がようやく実を結んできた。

これは大きな自信だ。

これなら再びセッションやなんかで披露してもいいんじゃないかと。

ようやくスタートラインに立てた感じがしたわけです。

ある技術を習得するのに一週間でできる人もいる。

10年かかる人もいる。

でも、

続けている限り、

誰でもたどり着くことができるんだと言えます。

俗な言い方ですけど、

やっぱり諦めないことですね。

諦めたら全て終わるんです。

諦めなければ終わることはない。

ドリカムじゃないけど、

10001回目を求めて、

何度でも何度でもトライし続けることが大事なんですね。

2018年12月12日水曜日

印象

会社の偉いさんとの懇談会というのに出た。

まず困ったのは服装。

失礼のないような格好というので、

普段のシャツをパンツにインするぐらいでいいかと思いきや、

スーツでとのお達し。

慌てて家のスーツを探したが、

どれもウエストが、、、

昔の俺ってどんだけ痩せてたのか!

今更スーツを買う時間もなく、

第一勿体無い。

そこで、

ユニクロのオックスフォードシャツに、

10年以上前に買ったネクタイをしめてごまかす事にした。

驚いたのは、

たったそれだけでも、

結構ちゃんとして見えるという事。

ネクタイ恐るべし。

たったそれだけで、

職場に行った時の社員の見る目が明らかに違った。

なんだか心もシャキッとした気がした。

スーツなんかこれからも着る予定はないけど、

ネクタイはたまにはいいかなぁ、

なんて思った次第。

2018年12月11日火曜日

見方

友人に、

30年間同じ会社に勤めている、

それだけで充実した人生だと言われた。

社会的に意義のある職業で、

どちらかと言えば高い給料をもらい、

海外旅行にも行き、

ライブや映画や読書を楽しむ。

それを充実してないと言うのがわからないと。

そういう考え方もあるもんだと思った。

辛いこと嫌なことがあっても歯を食いしばって、

30年間頑張っていること。

それはすごいことだと。

あなたは真面目すぎるのだとも言われた。

一般的に見て、

何が不満なのか理解できないと。

そして昨日の映画の話だが、

酒に溺れるクラプトンの姿は惨めだった。

それはかつての僕の姿そのものだった、、、

中学生の時、

僕は人間は40歳ぐらいまでがピークだと思っていた。

それまで破天荒な生き方をして、

もし50歳まで生きていたら、

潔く自殺しようとさえ思っていた。

幼少期の病弱な体質が、

そういう考え方に影響を与えていたのだと思う。

今の僕に中学生の僕が語りかけてくる。

お前の人生はそれでいいのかと。

全然違うじゃないかと。

恵まれた環境にいることは認める。

でも、

その環境に安住していていいのかと。

でももし60歳ぐらいになって、

ガンだと言われたら、

あの時もっとやりたいことをやっていたらよかったと後悔するだろう。

友人は、

目立ったりメディアに取り上げられる人生ばかりが、

素晴らしい生き方とは限らないという。

今のあなたは立派な人生を送っているじゃないかと。

仕事を続け、

たまにライブをやって旅行して映画見て、

それの何が不満なのかと。

それが社会的な正論なのだろうと思った。

2018年12月10日月曜日

復活

今日は会社の忘年会。

6時スタートで制限時間2時間。

その中で、

話題の映画ボヘミアン・ラプソディの会話に。

そこで僕。

今、

エリック・クラプトンの映画もやってるんですよ。

そう、

世界3ギタリストのドキュメント映画が上映中なのだ。

話題には全くなってないけど。

で、

上映映画館と上映時間を調べると、

9時のレイトショーがあることがわかった。

その時、

僕は無性に行きたくなった。

一次会で抜ければ間に合う。

迷いなく一次会で抜けて、

ガーデンズへ。

クラプトンって、

天才ギタリストなんだけど、

複雑な家庭環境に生まれた影響か、

複雑な性格。

時代の影響もあって薬物に溺れる。

そしてさらに飲酒にハマる。

ライブ中も泥酔して、

客に暴言を吐き、

客席から罵声を浴びる有様。

ついに長期休養に追い込まれるが、

酒をやめられないまま復帰する。

相変わらずのグダグダぶり。

そんな彼が立ち直るきっかけが子供を授かったこと。

依存症矯正施設に入り、

なんとか立ち直る。

そこでさらなる悲劇が襲った。

愛息がニューヨークの54階のホテルから転落死してしまう。

その時のことを彼は語る。

酒なしてこの悲しみを乗り越えられるだろうか。

でも彼は悲しみを音楽で乗り越えることにした。

これから僕は音楽を通して一生息子のことを思い続ける。

そして生まれたのがこの曲だ。

ティアーズ・イン・ヘブン

この曲とアルバムはグラミー賞を総なめした。

その後彼は自分のギターをオークションにかけ、

依存症の更生施設を設立。

また結婚して子供をもうけて、

幸せな家庭を築く。

彼の友人は言う。

依存症になったのは誰のせいでもなく彼が自らなった。

でもそれから立ち直った。

彼は本当に強い。

彼が生きながらえていることが証拠だと。

飲んだくれの時の写真と今の写真。

圧倒的に今がかっこいいい。

ちょっと思うところがあった。

12月9日は親父も命日だった。

親父からの贈り物だったのかもしれない。














2018年12月9日日曜日

本番





















本番はね、

まぁとにかくリラックスして、

失敗しようが歌詞が飛ぼうが何があろうが、

笑みを絶やさずやったわけですよ。

トナカイの衣装着た時だけはドキドキしたけど。

会社の偉いさんにも挨拶しましたよ。

歌ってる最中、

ずっとスマホ向けてましたよ。

でももう開き直るしかないですよね。

自己採点としては50点ぐらいじゃないですか?

でもいいんです。

上達するためには恥をかくしかないんですよ。

それを恐れてちゃ前に進めないですからね。

それに自分だけじゃないですから。

他のメンバーがしっかり魅了してくれたんで、

僕がどうだろうと、

ライブ全体としては楽しかったし、

満席のお客さんも満足してくれたと思いますよ。

こんな機会があることに感謝します。

次回は6月の予定です。

来られなかった方は是非!


2018年12月7日金曜日

変化

僕は飲酒をやめて11年になる。

この11年で僕は、

僕の生き方は変わったのだろうか?

確かに酒は飲まなくなった。

夜毎飲み歩いていた日々とは縁がなくなり、

毎日が家と会社の往復で、

趣味といえば少しの読書と映画鑑賞とジャズの勉強。

それだってただ暇をつぶす程度の成果しかあげていない。

ただそれだけだ。

確かに健康にはなった。

二日酔いでフラフラになることもない。

が、

恋人は一人もできず、

日々会話するのはお袋と会社の同僚、

そして気のおけない友達。

何より、

酒を飲んでいた時のような活力が失われた。

根拠のない無敵感みたいなものだ。

真面目になったと言われればそうだ。

自分が社会的にダメな人間だと痛感したことで、

他人に対する見方が寛容になった。

他人の痛みが少しはわかるようになった。

そんな変化はあったけど、

果たして人間として良い方向に変わったのか。

この11年僕は、

世間に顔向けできないような人間だと強く思い、

誰に対しても臆病になった。

それを良くなったと言う人もいるだろう。

でも自分では自信がない。

妻も子供もおらず、

50歳をとうに超え、

子孫を残すという、

生物としての営みすらできなかった。

子育ても子育てを通して得られるものも。

そんな僕を善き方向に向かっていると励まし続けてくれる人もいる。

ありがたいことだ。

でもこのまま波風のない人生を送って死ぬのなら、

一体自分はなんのために生まれてきたのかとも思う。

酒は欲しいとは思わない。

でも酒のない人生を11年歩んできて、

一体どうだったのだろう。

もちろん、

あの時やめていなければ、

とっくに死んでいただろう。

生きながらえた。

きっと今だに酒に未練があるのだ。

飲酒していたからとて、

別に大したことができたわけじゃない。

ただもう少し人間関係において充実していたように思う。

ただ酒をやめているだけではダメなのだ。

酒か否かではなく、

生き方がこれでいいのか否かなのだ。

素の自分に自信が持てないということだ。

素の自分の姿を鏡で見る勇気がないということだ。

11年経っても、

僕は酒をやめて第二の人生を見つけましたと、

胸を張って生きていると言い切れないのだ。

それほどに酒のある生き方に浸ってきた。

酒を覚せい剤のように言う人がいる。

それならば、

世の中の多くの大人は犯罪者だ。

人間は品行方正に生きることが唯一の善き生き方なのか。

こいつ飲みたがっていると思われても仕方がない。

僕は飲み方を間違えた。

取り返しがつかない間違いを犯した。

でも酒というものが、

時として人間に良いものであることも信じたい。

禁酒法が正しいとは思えない。

また考えよう。

それよりライブだ。

トナカイの衣装を着て、

タンバリンを叩いて歌おうじゃないか。

素敵な1日になりますように。


2018年12月5日水曜日

演奏

8日のライブにメーンで出演する友人のリハを覗いた。

前回以上の大変な入れ込みようで、

2時間みっちりリハをしていた。

残念ながら僕が歌うことはできなかったけど、

代わりにタンバリンをもらった。




















これは彼が先日NYに行ってきたお土産。

ドラムセットなどを作るメーカーの品で、

カラオケにあるような物より上品な音が出る。

と言うことで、

僕はタンバリニスととして参加することになった。

タンバリンといえば、

昔、

カラオケに没頭していたときにはよく演奏したもんだ。

ま、

ど素人ですけど。

楽器が何も弾けない僕にとっては、

ライブで披露する初めての楽器となる。

今回は歌もさることながら、

このタンバリンで友人をせいぜい盛り上げたい。

2018年12月3日月曜日

精細

ハイビジョンを初めて見たとき、

その圧倒的な美しさに驚いた。

テレビはブラウン管からプラズマになり、

液晶になり、

今は有機ELが登場した。

そして4Kや8K時代の到来だ。

ヨドバシで見てきたが、

もはや肉眼で見ているかのような、

驚愕の美しさだった。

今、

ブラウン管時代の映像を見ると、

ボケボケに見える。

よくあの映像で満足できていたよなぁ。

でも、

あのボケボケ映像を脳内補完して、

実物を頭の中で補正していたんだなぁと思う。

多分10年後には、

ハイビジョンの映像ですらボケボケに感じるようになるのだろう。

東京オリンピックまでには、

我が家のテレビも4K対応になる予定だ。

高精細テレビで見る東京五輪。

ワクワクするけど、

人間の持つ脳内の仕組みが退化していくような気もする。

場合によっては肉眼で見る以上の体験ができるかもしれない。

誰がなんといっても時代はそう言う風に進んでいく。

5G時代のスマホでは、

2時間の映画でも数秒で転送できるそうだ。

4Kがスマホの世界にも入り込んでくる。

ついていくのか、

どこかで見きるのか。

いやぁ、

見きれないな。


2018年12月2日日曜日

役員

なんだかんだ、

ライブまでもう一週間だ。

まぁ4曲だけだからね。

前回よりはプレッシャーはないけど、

曲数が少ないだけに、

一曲ずつを確実にやりたい。

と思うと、

やっぱりプレッシャーか。

残りの日々を追い込めば、

なんとかなると思うんだけど。

方向としては決して悪くない。

問題は、

僕じゃないメンバーが、

よりによって僕の会社の役員を招待すると言いだしたこと。

サラリーマンにとっては、

これ以上ないプレッシャー。

と言うか、

本当に来られるなら、

出演自体も考えられる。

身分を隠して出ることも可能だけど、

そのメンバー、

結構喋るからな、、、

まぁお客さんはお客さんなんで、

始まれば気にならないと言う気持ちもあるけど。

でも、

役員だぜ。

会ったことはないけど。

そんなに怯えるのは、

今回のライブの衣装なんだよね。

当日のお楽しみにしているけど、

それなりに嗜好を凝らすつもりだったんだよね。

役員の前でそれをやるのか?

うーん悩ましい。

2018年12月1日土曜日

達成

9月から再開したダイエットプロジェクト。

ついに60キロを切った。

3ヶ月でざっとマイナス4キロ強。

体脂肪率は13%台。

骨密度もBMIも理想値に近づいている。

仕事のある日の帰りに、

最寄駅のジムで約40分の運動。

そして食事制限。

僕のダイエットのモットーは、

痩せたければ食うなだ。

夕食はライフのファミリーサラダにセブンのチキン。

ファミリーサラダはかなりの分量があるので、

軽い満腹感は覚える。

食事は出かける前のブランチとそれだけ。

基本的に間食はしない。

それを続ければ誰でも月1キロは痩せられると確信している。

継続は力。

ダイエットに関しては、

とりあえず3ヶ月は何も言わず続けること。

結果が出てくればモチベーションは上がる。

とにかく、

最寄駅の直結ビルに24時間ジムができたのが大きい。

入らなかったパンツも余裕で履けるようになった。

ただ僕は筋肉がつきにくい体質らしく、

そこをどう克服してボディメイクをするかが今後の課題だ。

2018年11月30日金曜日

青春

昔は良かった。

多くの人はそう言う。

僕が思うに、

そう言う人の昔って、

つまり自分の若い頃のことだ。

言い換えれば、

若い頃は良かった。

と言うことだ。

つまり、

多くの人は若い頃が楽しかったのだ。

未来に希望があり、

というか、

若い日々が=楽しかった。

と言うことだ。

その時代がたとえ暗い世の中でも、

若い自分には活力があり、

金がないことも、

将来が見えないことも、

失恋したって、

何もかも跳ね返すほどの勢いがあった。

そう言うことではないか。

戦争の時代も、

昭和の時代も、

平成の世も、

その時代の若者は楽しい。

で、

いつの時代も、

大人は、

今時の若者はなってないと言う。

数千年前からそうだったらしい。

それは、

新しい時代に自分が適用できてないと言うことなんだと思う。

どうあったって、

未来を作るのは若者なのだし、

今時の若者についていけない、

と言うことはあったとしても、

若者がダメだと言うのは間違っている。

自分が時代遅れになっていると言うことに気がつかないといけない。

いつの時代も若者は先端だし、

偉いとか偉くないとかにかかわらず、

彼らが新しい基準だし、

社会はいずれ彼らが標準になる。

それぐらいに思っておけば良い。


2018年11月28日水曜日

反応

ちょうど大阪五輪が決まった日の夕方、

茶屋町の美容院に行った。

10年来の付き合いの店員に、

大阪五輪決まったねぇ、

と話しかけると、

そうなんですか。

と淡々とした返事。

決定から十数時間経ってるのに彼が知らないことにまず驚き、

今日お客さんとそんな話題にならんかったん?

と尋ねると、

ええ誰も、

と彼。

そんなもんなんだなぁと驚き半分。

大阪万博で浮き足立っているのは、

やっぱりエキスポ70を実体験している、

だいたい50代以降の人なんだなぁ。

でも、

僕は東京五輪が決まった日にもたまたま東京にいたけど、

翌日全然盛り上がってなかったもんな。

都庁とか誘致側は大騒ぎで、

メディアではそんなとこばっか流していたけど、

大阪五輪なんて7年先だもん。

ピンとこない若者が多いのも当たり前か。

でも、

7年つっても、

結構あっという間なんだよ。

で、

近づいてきたらそれなりに盛り上がるだろう。

カジノもできて大阪は大きく変貌するだろう。

そのことの是非はもう言うまい。

僕もその頃は還暦を超えている。

それから先の大阪、

ひいては日本は、

若い人が決めていけば良い。

僕はなんだかんだ、

万博の年パスなんか買って、

いそいそ出かけるクチかもしれない。

2018年11月27日火曜日

熟考

ずっと使ってきたMacBook Air。

最近、

新製品が出て心が揺らいでいる。

一番心そそられるのが画面。

Retinaというやたら美しいモニターを採用した。

写真のみならず文字もサイトも美しい。

でも、

値段が一気に上がった。

MacBook Proとほとんど変わらない。

性能はProが上。

Airの利点は若干軽いこととバッテリーの持ちが少しだけ良いこと。

でも、

パソコンで使うのって、

このブログとネットサーフィンぐらいなんだよね。

まぁ今のままでも我慢できる範囲なのよ。

他にも欲しいものはあるし、

ここは熟考熟考。


2018年11月26日月曜日

死生

先日のロードショー




















インドのバラナシが舞台。

そう、

去年僕が行ったまさにその場所。

ガンジス川の辺りに解脱の家があって、

死期を悟った人がその時までを過ごす。

とは言えホスピスではなく、

あくまで滞在場所。

そこで繰り広げられる人間模様。

おめあてはもちろん、

バラナシの街。

あの喧騒、

ガンジス川の風景。

旅のことをすっかり思い出したよ。

ストーリーは死を描いているのだけど、

わりに薄味で、

お涙頂戴調じゃないのは良いんだけど、

20代の監督にはちょっと描ききれなかったような気もした。

ちょうど、

平成くん、さようならという本も読んでいて、

図らずも死について考えた。

インドの死生観と現代日本のそれは随分と違うなぁと思った。

一生を懸命に生きて、

この世を去るインド人。

現代の日本の若者は、

もう僕はピークを過ぎたからと、

早々と安楽死を選択する。

若い頃の僕なら平成くんの考えに同調したかもしれないけど、

この年齢になるといささか違っていることに気づいた。

老いてなお生き続けることの意味に平成くんはまるで意味を感じない。

本当はもっと別の理由があるんだけど。

小説としては二流だけど、

テーマは現代的だ。

いつもメメントモリを考える僕としては、

その点は考えさせられた。

2018年11月25日日曜日

相違




















母が新聞の切り抜きをしている。

何切ってんの?

ん?

賞味期限と消費期限の区別が紹介してあんねん。

どーしても分からんのよ。

80歳母。

まだまだ勉強意欲は衰えない。

と言えば聞こえは良いけど、、、

2018年11月24日土曜日

万博

2025大阪万博が決まった。

東京五輪の1964年は僕が生まれたばかりで、

記憶は全くないけど、

エキスポ70は実際行ったし、

思い入れは強い。

20センチュリーボーイだ。

でも、

2025年といえば、

僕も還暦を超える。

ワクワクするような、

それ以前に、

健康に生きているのか。

複雑だけど、

その頃まで7年。

僕はどこで何をしているだろう。

色々な思いを抱えながら、

生活も変わりながら、

その時を迎えるだろう。

初めの頃は、

なんで今更と思っていたけど、

いざ決まったら、

それなりに感慨深い。

2018年11月23日金曜日

納得

ジャズを、

というより、

発声法を習ってきたんだよね。

この10年ほど。

で、

今度のライブでジャスティンビーバーのクリスマスソングを歌おうと思ったんだけど、

先生に止められたんだ。

今のキミならハイトーンは出せるけど、

やめるべきだ。

ジャスティンの声は神の贈り物だ。

最初から最後まで高い彼の歌を頑張って歌うべきではない。

ジャズボーカルで大事なのは、

音色であり、

音程であり、

コントロールだ。

高い声ではない。

、、、なんか目を開かされたよ。

彼の言わんとしたことを僕なりに解釈すると、

高い声を出すというのは、

例えれば豪速球を投げるようなもんだ。

160キロを投げられても、

コントロールが定まらないとプロでは意味がない。

たとえ140キロでも綺麗な回転でコースが決まれば、

それは良いピッチャーなのだ。

彼はずっとそのことを言いたかったのだと思う。

でも僕がその声を出せるまでは、

いくら言っても聞く耳を持たないと思っていたのだろう。

彼のその判断は正しい。

カラオケで原キー主義者の僕は、

高い声が出ること=上手いと思っていた。

大事なのは、

感情を揺さぶる声質だし、

正しい音程、

そして、

低音から高音までの声のコントロール。

力任せは絶対ダメだ。

ハイトーンも部分的ならいいけど、

そこにこだわるのは無意味だ。

出るようになった今だからこそ、

彼はそのことを伝えたかったんだと思う。

だから、

ジャズティンの曲もキーを下げて無理なく歌うことにした。

繰り返すけど、

声の高い低いではない。

自在に操ることだ。

心底納得した。



2018年11月21日水曜日

段階

たった4曲なんで、

歌詞は大体覚えた。

と言っても、

その曲に合わせて歌えば、

歌詞がスラスラ出てくる段階。

問題はこれから。

曲に合わせず歌ってみても、

一応出てくるんだけど、

時々、

不意に歌詞が飛ぶ。

昔はそういう時、

かなり焦った。

でも今は、

そういうもんだと思えるようになった。

出てこなくなることはある。

そう思えば焦ることもなくなる。

これは覚える一段階で、

それから本当に体に染み込んでくるもんだ。

これからの課題は、

なんの伴奏もなくてもちゃんと歌詞が出てくるか。

そして、

実際にピアノに合わせる段階。

僕の覚え方は、

元歌を死ぬほど聞くこと。

だからどうしても、

その伴奏、

その歌手の歌い方をコピーするので、

ピアノ伴奏になると突然出てこなくなる時がある。

でもそれも慣れた。

出てこなければ適当に歌ってシラットする図太さもあるし、

なんなら歌詞カードを見ればいい。

いい意味で、

完璧にやらないとという気持ちが薄らいでいる。

それよりリラックスして楽しくやれればいい。

で、

本番になると気合いで歌詞も出てくるもんだ。

やることやって、

あとは出たとこ勝負。

そういう流れが経験則で身についてきたこと。

それは進歩したかもしれない。

もちろん、

あくまでちゃんと練習しておくことが重要。

そこは頑張っている。

それにまだ二週間以上ある。

プロなら、

4曲一晩で覚えるなんてこともあるだろう。

それに比べれば甘い甘い。

とにかく楽しむこと。

覚えるのにはいくつかの段階があること。

そう思えている自分がいる。

自分で自分にプレッシャーかけてろくなことはない。


2018年11月20日火曜日

逮捕

ゴーン逮捕は心底驚いたな。

日産再生の立役者だと思っていた。

厳しいけどクリーン。

そんなイメージがあった。

実際、

日産の業績は劇的に改善したんじゃなかったっけ?

もちろん容疑が本当かどうか、

内紛で嵌められたのか?

紆余曲折はあると思うけど、

あれだけの会社のトップを逮捕するなんんて、

前代未聞というか、

とにかく激震だよな。

日産にとっても、

いや日本経済にとっても大事件でしょ。

門外漢だけど、

これは注目のニュースだよ。

●火曜日に元町に参ります。よろしくお願いしますね。

2018年11月18日日曜日

発見

何年も愛用してきた家用の分厚い靴下。

買い換えようとしたが、

なかなかAmazonで見つけられない。

そもそも会社近くのライフで買ったんだけど、

探してもなかったのだ。

分厚い、

ニット、

靴下とか考えつくワードで検索したが、

それらしい品物が出てこない。

メーカーも思い出せず諦めかけていたら、

ついに発見。

グンゼの「ウチコレ 」という商品だった。

ちゃんとまだ売っていてホッとした。

こういう良い商品がなぜ埋れているのか不思議。

勝手に靴下の上に履くものだと思っていたけど、

実際は単に厚手の靴下だった。

人間の記憶なんて曖昧なものだ。

昨日注文してもう今日には届いた。

これこれ。

今年の冬もお世話になります。

2018年11月16日金曜日

優先

100%座れる午後の通勤電車に乗ったら、

座席には園児がびっしり。

先生が付き添って、

みんな大人しく座っている。

みんなお行儀が良い。

でもなぁ、

優先座席も占領してんだよな。

幼稚園児と50代サラリーマン。

どっちが優先されるべきなのか。

僕は立ったまま考えていた。

園児らは遠足の帰りで疲れているのかもしれない。

だったら、

僕より園児が優先か。

いやいや、

どんな理由であっても、

優先座席は空けとくべきではないのか。

そもそも、

優先座席に座ろうとしている僕が間違っているのか。

いずれにせよ、

あれだけ大人しく園児を電車に乗せた先生は大変だろうな。

そんなことを考えていたら大阪駅に着いた。

2018年11月15日木曜日

純烈

紅白の出場者リストを見て首をひねった。

純烈。

なんじゃそりゃ。

見たことも聞いたこともない。

そんなグループ?が紅白に?

そういうことは今に始まったことではない。

AAAあたりからそうだから、

今更なんだけど、

それは大概はジャニーズ。

でも、

純烈は名前がジャニーズっぽくない。

それで即座に調べた。

なんかムード歌謡を歌う若い男性グループらしい。

youtubeも見たけど、

ムード歌謡のくせにやたら長い。

何がいいのかわからない。

でも、

おばさま達には一部人気があるそうだ。

周囲の若手に聞いたが、

ほぼ知らなかった。

僕が時代に取り残されているというより、

明らかに彼らはメジャーではない。

そんなグループを紅白に出していいのか?

紅白の存在意義が揺らいでいるのはわかる。

五木ひろしと関ジャニが共演して成り立つ番組って、

そりゃ作りにくいよな。

試行錯誤してんだよ。

でもなぁ、

純烈。

そんなん出していいのか?

あと。

いきものがかり、

いつの間にか活動再開したのね。

それも知りませんでした。

あいみょんとDAOKOは知ってたぞ。

これは自慢。

●ペンギンさん久しぶり。28歳の誕生日おめでとうございます。


2018年11月13日火曜日

旋風

最近ZOZOにハマっている。

全く興味がなかったのだが、

ガイアの夜明けを見て前澤という社長に興味を持った。

特にZOZOスーツのアイデア、

その可能性に惹かれた。

早速ZOZOスーツを取り寄せ、

先日測って見た。

セーターとTシャツを購入した。

確かに体型にフィットしていて、

パターンオーダーがリーズナブルに買えることに驚いた。

それ以外にも、

アプリの出来も至れり尽くせりで、

そりゃ売れるよなと感心した。

さらに、

下取りサービスも驚くほど便利。

買取価格も驚くほど安いけど。

押入れの在庫一掃に重宝しそうだ。

これだけのシステムを作り上げるのに、

どれだけのエネルギーを費やしたのだろう。

前澤という男は只者ではない。

ぜひ1000億円で月に行って欲しい。

でも、

一説にはあれは月旅行ではないという人もいるけど、

途方も無い計画をぶち上げる、

それだけで日本てすごいなと元気が出る。

今の若い人はすごい。

年功序列で会社にしがみつくような昭和人間には、

はっきり言ってヒーローだ。

2018年11月11日日曜日

演奏

同窓会バンドの初練習、

最初はぎこちなかったけど、

だんだん盛り上がってきて、

本当に楽しかった。

できはまだまだだけど、

みんなで何かを作り上げる作業、

そのものが楽しかった。

コンセプトは主に高校時代に流行った歌。

つまり懐メロなんだけど、

そういうのをやっていると、

気分があの頃に戻ってきて、

ますます盛り上がる。

正直、

みんな忙しいし、

練習もできてないんだろうなと思ってたけど、

意外にみんな自主トレしてて、

あ、

ちゃんと真剣に取り組んでいるんだなと思った。

練習はなんだかんだ4時間ほど。

その後は打ち上げで串カツや。

そしてなんとその後はカラオケ屋へ。

次に何をやるかを兼ねてあれこれ2時間も歌った。

みんな音楽が好きなんだな。

何十年も、

ほとんど会わなかった友もいたけど、

あっという間に打ち解け、

次はいつやるかなんてワイワイガヤガヤ。

笑も絶えず、

本当にリフレッシュできた1日だった。

いいもんだな。

12月8日へのモチベーションも高まった。

さぁ頑張るぞ。

2018年11月10日土曜日

杵柄

高校2年の同級生でバンドを作り、

明日は初練習だ。

これは12月のライブとは別のプロジェクト。

主に僕らが青春時代のフォークが中心になる予定。

楽器を続けている奴もいれば、

久しぶりの奴もいる。

まぁいわゆる親父バンドだ。

リハビリを兼ねていずれライブができればいいな、

みたいな集まりだ。

なんにせよ僕ができるのは歌だけ。

最近自分で感じている進歩を試すいい機会だし、

12月のライブにつながればいいと思う。

何はともあれ、

何十年も付き合いのあるもの同士が、

久しぶりに音楽をやろうというのがいい。

同窓会とは違った新鮮なリハになればいい。

と言いつつ、

狙いは練習後の宴会なんだけど笑

2018年11月9日金曜日

一億

日本の人口が1億2000万人ぐらいっているのは、

何とかくみんな知っていると思うけど、

国別で何位って気にしたこともなかった。

インドや中国が10億人以上で桁違いというのは常識だけど、

日本って実は世界11位なんだよな。

イギリスやフランスは5千万人程度。

この1億人っていう数字。

実感ないよね。

この狭い国土に世界の人口の8分の1がいて、

にも関わらず過疎が問題になっているって、

何だか不思議だ。

日本ってひとくくりにするけど、

地域によって驚くほど文化は違う。

ほぼ全員が日本語を話すから、

何となく共通意識があるけど、

実はかなりバラエティに富んでいる。

で、

そのことより、

1億人という国民を束ねている求心力って何なんだろうと思う。

実はとてつもなく大変なことなんじゃないかって。

1億人の人がそれぞれの幼少期があって、

それぞれの育ち方で考えがあって、

当然悩みもあって、

そういう人が毎日生活を営んでいる。

暴動も起きないし、

世界的には安全でまぁまぁ平和。

斬新なことは何もしないけど、

人々は文句も抱えながらそれでも何とか生活していて、

自民党が一時期を除いてずっと第1党であり続けている。

これは世界に誇れるのかどうなのか。

僕にはよくわからないんだよ。

2018年11月7日水曜日

侵食

日々この時間、

その日の出来事を思い出す。

印象的な日常の出来事、

面白かったニュース。

読んだ本、、、

その中から何か一つ取り上げようとするのだけど、

大概は何も思い出さない。

結局、

その時思いついたことを書くのだけれど、

どうしてこれほどその日の出来事が思い出せないのか。

十数時間起きて動いて会話して仕事して、

なのに、

この時間になると何も思い出せないことが多い。

今日1日は僕にとって何だったんだろう。

とはいえ、

その日々の思い出せない記憶や体験が、

僕という人間を変えて行く。

自覚してないけど、

きっとそうだ。

毎日、

僕はきっと細かい紙やすりで削られている。

心も体も。

毎日の削られ量はごくごくわずかなんだろうけど、

でも確実に角が取れまるくまるくなっていっているのだろう。

昔はかなり尖っていたはずだけど、

今はどのとんがりも見る影もない。

人格的成長とかそんないいもんじゃない。

ただとげがなくなり、

どこにでもある石ころになって行く。

そんな気がする。

2018年11月6日火曜日

暗唱

僕は歌を覚えるのに、

とにかく何度も何度も、

それこそ何百回と聞く。

そのことで、

リズムと歌詞が不可分のものとして頭に染み付く。

その利点は、

リズムがなれば自然と歌詞が口をつくということだ。

歌詞だけを覚えようとすると、

どうしてもリズムに合わない。

英語特有の発音やイントネーションは、

リズムと不可分だ。

別々より一度に覚えるのが早い。

そのためには、

歌詞を見ながら曲を聴くのがいい。

早口の発音も、

歌詞を見ながら口ずさんでみる。

すると特有のイントネーションが、

最初は聞き取れないけど、

徐々に聞き分けられる。

でもそれと、

実際歌えるようになるには大きな壁がある。

ましてやそれを丸ごと覚えるのはたたただ、

繰り返すしかない。

僕に撮っては地道だけど一番の近道だ。

唯一の難点は、

歌詞の意味をしっかり理解できないこと。

音で覚えるから意味がおざなりになる。

歌手としてそれは弱点だ。

意味も歌詞も発音も、

三拍子そろって頭に叩き込むのは本当に苦労する。

これもまた自己流だから、

本当はもっと理にかなった覚え方があるかもしれない。

自己流ばっかやってるから、

いつまでも本物になれない。

次のライブでは、

リズムがなくても歌詞がちゃんと言えるようにならないとね。

2018年11月5日月曜日

衝動

母は元気を取り戻しつつあり一安心。

明日もう一度病院に行くと言ってたけど、

まぁ大事には至らないでしょう。

ということで、

先日肩透かしを食った車のティーラーに再び行ってみた。

たまーに車欲しい発作が起きて、

ディーラーに行くんだけど、

いつも気恥ずかしいのが、

自転車で行くこと。

ディーラーって基本、

車で行くとこなんだね。

自転車で行ってるという時点で、

こいつ買う気あるんかと思われているようで、

少々肩身がせまい。

でもけしからんのは、

そのディーラーにお目当の車がなかったこと。

別に古い車じゃなくて、

今一番売り出している車なの。

それが実車ないって、

どういうことよ。

というわけで今回も空振り。

でも、

たまたま帰り道の駐車場に、

まさにその車が止まっていた。

思わず自転車を止めて、

まじまじとiPhoneでビデオ撮ったわ。

その車、

今時のハイブリットやら電気自動車には背を向けて、

アイドリングストップもないの。

昔乗っていたスカイラインを思い起こさせられて、

それで魅せられている。

実車もなかなか目立ちすぎず上品な感じで、

ちょうどいいかなぁって思った。

でも多分買わないな。

そうやってなんどもディーラーに行っては、

一応気が済んでしまう繰り返し。

多分、

本当に必要じゃないからなんだろうね。

時代は確実に電気自動車や自動運転になって行くから、

最後にもう一度、

ザ・ガソリン車みたいなのに乗ってみたい気はあるんだけどね。

でなきゃ、

いっそフランスの小型車か。

ちょっと小粋に走れればいい的な。

まだまだ揺れる秋の心。

2018年11月4日日曜日

年波

季節の変わり目、

母が体調を崩している。

ずっと僕より元気な人なだけに、

かなり意外な出来事だ。

でも心配はしていない。

だって、

しょっちゅう全身の検診を受けて、

その度に全く異常なしなんだもの。

流石に80歳ということで、

体にガタがきているのは事実だけど。

そう言えば先日、

東京駅の銀の鈴で待ち合わせている83歳のおばあさんが、

NHKのドキュメント72時間に出てて、

時間つぶしににスマホでツムツムをやっていた。

母にもスマホを持ってもらって、

ツムツムやってもらおうか。

母は間違いなく100歳まで生きると信じている。

でないと、

僕が困るんだよなぁ。

ただ、

そろそろ車を買おうかな。

それで母が楽になるのなら。

2018年11月3日土曜日

挑戦

12月8日のライブでは、

クリスマスソングを4曲歌うのだが、

どれも人前で歌ったことがない。

それどころか、

どれも、

ちゃんと歌ったことがない。

だから今、

猛然と歌詞を覚えている最中。

でも、

歌詞を覚えたからといって歌えるわけではない。

前にも書いたけど、

僕の覚え方は、

まず、

これと思った歌手の歌を死ぬほど聞く。

どちらかと言えば、

耳から覚えるタイプ。

そして、

だんだんと雰囲気を掴む。

歌詞も同じで、

最初はテキトーイングリッシュで、

つまると文字に当たる。

あと1ヶ月少々なので、

週一でおおよそのメドをつけていかないといけない。

曲数は少ないけど、

かなりのチャレンジなのだ。

お金をいただいてやる以上、

それなりに仕上げないといけない。

だからこの11月はかなり勝負の一月になる。

発声は自分なりにつかめたので、

あとはどれだけ追い込めるかだ。

楽しみにして置いて欲しい。

でも、

このブログ読んでくれている人は、

これないんだよね。

まぁ録音するから。

いずれそれ聞いてください。

2018年11月2日金曜日

落胆

カーシェアリングの車が置いてある駐車場が、

なんとマンション用地になった。

せっかく見つけたのに。

これが僕の運ってやつだ。

他にもシェアリングの場所はあるけど、

今よりはちょっと遠い。

これから寒い季節。

明らかに不便になる。

というわけではないのだけど、

車のディーラーに行ってみた。

すると週一の休み。

これが僕の運ってやつだ。

せっかく見つけたのに、

なんてこった。

2018年10月31日水曜日

個室

今日もカーシェアリングで町を運転した。

何か用があるという訳でもなかったけど、

最近ちょいちょい利用している。

運転の感覚はさらに戻って来て、

そうすると車の利点に気がつく。

何より僕にとって魅力的なのは、

個室ということだ。

街中にいながら自分一人のプライベートスペースが生まれる。

考えてみれば日常生活で個室という状況はほとんどない。

もちろん自室にいれば個室だけど、

車はもっと狭くて、

何より周囲に人がいるのにプライベート、

という点がいい。

ラジオで音楽を聴きながら、

なんとも言えない、

本当にどーでもいいことを考えながら、

あるいは無心で運転していると、

それだけでリフレッシュになる。

電車に乗ると読書が捗るみたいな感じ。

車を運転しているときにだけ感じられる頭の働き。

スピードを出すわけでもないし、

多少渋滞していても全く苦にならない。

とても贅沢な時間だと思える。

でもなぁ、

また買おうとまでは、

ちょっと思わないんだなぁ。

あくまで贅沢品だからね。


2018年10月30日火曜日

不足

スポーツドキュメントを見ていたら、

子供の運動神経は5歳から8歳で形作られると言っていた。

ちょうどその年齢、

僕はネフローゼにかかっていて、

運動が一切禁止されていた。

もともと運動神経はないと思っていたけど、

やっぱりなと納得した。

残念だけど仕方のないことだ。

だからだろうか。

僕はスポーツドキュメントが大好きだ。

自分では全くできないことに人生をかけている人を見ていると、

悔しいというより単純に羨ましいし、

そこまでスポーツにかける気高さを感じる。

純粋でひたむきで。

彼らと僕とでは同じ人間だけど、

決定的に違う人種に思える。

同時に、

スポーツではなくても、

何かに人生をかける人から何かを得られないかといつも思う。

人間として学ぶところが、

正反対の人だからこそ得られる。


自分の人生のヒントになるようなことが詰まっているような。

アスリートの魂や、

スポーツ内閣、

グッとスポーツ、、、

プロフェッショナルや情熱大陸、

セブンルールやストイック女子。

どれもこれも何か得られるのではないかと、

つい見てしまう。

2018年10月28日日曜日

快作




















本日のロードショー。

娘が突然いなくなった父親が、

娘のパソコンを駆使して探す物語。

全編がパソコンの画面という、

かなり変わった演出だったけど、

SNSや動画投稿サイトなどから手がかりを得ていく、

極めて現代的な状況とサスペンスが絶妙にミックスされていて、

非常に面白かった。

カメラを止めるなもそうだけど、

あるアイデアを思いついて、

それを必死で映画化した情熱が伝わってくる。

ハリウッド的な、

てんこ盛りにしたが挙句訳のわからない映画と違って、

一本筋が通っているから、

多少のアラはあっても、

好感を持って見ていられる。

映画はやっぱりこうでなくっちゃ。

パソコンの使い方も勉強になった。

客席は半分も埋まってなかったけど、

それは有名俳優とかがでてないから仕方ない。

宣伝も大してしていない。

でもこの作品は非常に良くできた作品だとお勧めする。

何より後味が悪くないのがいい。

現代的でサスペンスで、

しかもヒューマン。

是非劇場で。

2018年10月27日土曜日

物欲

僕には二種類の物欲がある。

amazonで平気でポチるくせに、

気に入ったものはボロボロになっても使う。

先日も、

ちょっと寒くなって来たので、

靴下の上にはく分厚い靴下を出しておいてと母に頼んだら、

あんた、

もうこれ擦り切れてるやん、

新しいの買い。

と呆れられる始末。

スリッパもユニクロのだけど、

もう10年近く使っている。

それでもヘタレないユニクロ恐るべし。

一方で、

なぜかドライヤーは結構頻繁に買い換える。

海外製のやつを何台か立て続けに買った後、

たまたま泊まったホテルのが気に入って、

それをamazonで買ったこともある。

そして最近は、

通っている美容室で使っているのと同じものを買った。

やっぱりプロが使っているものは良い。

決して高いものではないけど、

軽くて風量がある。

って髪形のこだわりはないのだけど。

他にも、

衝動買いをする一方で、

ずーっと使い続けているものもある。

ボロボロになって全く同じものを探して買い換えることもある。

身の回りがそんなお気に入りのものばかりで占められたらなぁ。


2018年10月26日金曜日

淡々

禍福は糾える縄の如し。

昨日褒められて上機嫌だったら、

今日は私生活で手ひどい痛手を追った。

いいことばかりは続かない。

はしゃぎ過ぎず落ち込み過ぎず、

この世の中で起きる全てに一喜一憂することなく、

淡々と受け入れること。

そして、

毎日やるべきことを淡々と。

大事なのはコンスタントであること。

バタバタする生き方は卒業したかな?

そして年に何回かドキドキすることがあれば、

何も言うことはないではないか。

2018年10月25日木曜日

成長

ボイトレを受けて10年になるが、

初めて先生に褒められた。

正確には褒められたことはあるけど、

自分で納得して、

それが褒められたのが初めてだった。

もっと簡単に会得できるものだと思っていた。

毎日毎日、

短い時間ではあるけれど自主練を続けて来て、

数え切れないほど、

これや、

と自分では会得した、

あるいはヒントを見つけたと思った。

それでも先生には全くオッケーをもらえなかった。

正直、

これほど難しいとは思っていなかった。

何度か、

もうだめだと諦めかけた。

それでも、

僕にはこれしかないと、

食いしばって続けて来た。

そして今日、

やっと感覚をつかんだ。

それを先生も認めてくれた。

嬉しいと言う感じではなかった。

肉体的に何かを会得するってことは本当に難しい。

先生は一貫して同じことを言っていた。

でもそれがどう言うことなのかが、

本当にはわかっていなかった。

どうやっても先生のようには歌えなかった。

分かってみれば簡単なようで、

でもやっぱり10年続けたからこそ体が反応してくれるようになった。

めちゃくちゃデリケートな体の使い方。

それでなくても不器用な僕には、

それを会得するのに10年かかった。

センスのある人なら一週間で身につけられるかもしれないし、

僕のように10年かかる人もいる。

実際長かった。

でも続けていればこんな僕でもできるのだと思った。

とはいえ先生に言わせると70%らしい。

残り30%を埋めるのに、

また10年かかるかもしれない。

でもいい。

これは僕の生涯学習だから。

続けてさえいれば成長できる。

自分でその感覚を味わえたことは、

僕にとってはとても大きなことだ。

2018年10月23日火曜日

矜持

ジュリーが、

九千人の会場に七千人しか入らなかったから、

ライブをドタキャンしたよね。

二千人ぐらいの会場なら満席なんだけど、

流石にこのキャパは厳しかったということらしい。

とはいえかつてのGSのスーパースターも70歳。

今でも旺盛なライブをやっていることに驚いた。

それにも増して、

彼が今も反原発の歌を作って歌っていて、

会場によっては反原発署名をやっているということには、

もっと驚いた。

一世を風靡したスター中のスターがね。

硬派極まりない。

その辺のロッカーより余程硬派。

普通さ、

そういう風になったら昔のファンといえどもちょっと距離をおきそうなものなのに、

昔ながらのファンがちゃんとついて来てくれる。

反原発を言うのは、

相当リスキーなのよ。

会場貸してくれないとか、

東電や色々忖度しちゃって、

やりにくいはずなのにね。

容姿は貫禄がついて、

白いひげを蓄えて。

それでもジュリーについていく。

そういうアーティストとファンの関係はすごい。

ドタキャンについては賛否あるけど、

ジュリー自身、

自分の力不足だと潔い。

誰かが言ってたけど、

このことに文句を言えるのは、

当日の七千人だけだよな。

他人がどうこういうのはナンセンス。

なんかすっかり見直したというか、

あえてカッコいいと思った。

おかげでチケットは高騰しているとか。



2018年10月22日月曜日

引退

卓球の愛ちゃんが引退を発表した。

結婚、

出産を経て、

これまで進退は保留していたけど、

このタイミングで決断をした。

それこそ子供の頃から見続け、

国民の子供のような存在の、

静かな引退表明だった。

多くの人が、

恐らくそうなるだろうと思っていたからだと思う。

大きな理由は、

日本の若手の台頭だろう。

長年、

卓球人気を牽引して来て、

東京五輪に向け現役続行は視野にあったと思うけど、

次代を託せる人材が続々と出て来ている現状で、

自分の卓球界における役割は、

選手ではないと、

心の底から納得したのだと思う。

今後は卓球のTリーグの盛り上げに特化する。

じっくり時間をかけた、

理想的な引退の決断だったと思う。

何より本人の言葉が、

現役人生への感謝と、

これからの希望に満ちたものだったことが、

本当に嬉しい。

そして、

スポーツ選手の引退における、

理想系のように思えた。

本人を含め、

誰もが納得する形で引退できることは難しい。

最後まで国民の愛ちゃんでいてくれたことが、

何よりも嬉しい。

2018年10月20日土曜日

眼鏡

レーシック手術を受けて、

かれこれ10年になる。

当初は1.2ぐらいまで回復した視力だが、

徐々に低下して、

最近は0.3ぐらいだと思われる。

それでも、

手術前は0.1なかったのだから、

なかなかのものなのだが、

メガネはかけている。

でも、

かけなくても日常生活には支障はないので、

しばしばメガネが行方不明になる。

特に会社ではかけたり外したりが激しく、

ちょいちょい行方不明になる。

電車の中でも本を読むときは外す。

この季節は外したメガネをポロシャツの襟の間にかける。

今日も本を読んで、

電車を降りると、

襟にあるはずのメガネがない。

慌てて階段を引き返すと、

降りて来た女性が僕のメガネを持っていた。

きっとホームで落として、

彼女が拾ってくれたのだ。

そのメガネを見た途端に僕のだと気づき、

その僕の表情に彼女も気がついてくれた。

僕が手を出すと、

すっと手渡してくれた。

阿吽の呼吸。

僕はありがとうございますと言って受け取った。

一瞬の出来事だったけど、

なんか見ず知らずの人と一瞬でやり取りできたことが、

不思議だなぁと思った。


2018年10月19日金曜日

名言

やっと秋が来たなぁ。

あの激暑を生き抜いて、

やっと一息だ。

時代はものすごい速さで動いている。

正直ついて行けない。

先日たまたま、

偉人の名言を読んでいたら、

こんな一節があった。

あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。それをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである

この発言の主はマハトマ・ガンジー

変化する社会の中で、

自分を保つのは難しい。

日々の暮らしの中で、

いつの間にか価値観が変えられ、

自分を見失う。

そのことは怖い。

前に、

山奥で暮らす一家をテレビで紹介していた。

自給自足の暮らしを続ける一家。

そんなことをしても世界は変わらない。

でも、

世界によって自分を変えられることはない。

ガンジーの名言を実行している人がいる。

世にいる変人さんは皆、

そうして世界に自分を変えられることなく生きている。

2018年10月18日木曜日

火傷

旅行に一緒に行った姉がダウンした。

旅行中は元気に見えたのだけど、

帰りの飛行機の中で歯が痛みだし、

食べられないもんだから、

カップヌードルを作ったらしい。

そしていざ食べようという時に、

あっ。

気づいた時にはカップヌードルの中身が膝の上に。

その一瞬で、

太ももを火傷した。

結局、

救急車を呼んだ。

幸い大事には至らなかったが、

一週間ぐらいは満足に歩けないらしい。

たかが海外ツアー。

それでも心身ともに疲れていて、

その代償は意外に大きかった。

何事も一生懸命で生真面目。

でも、

エネルギーがゼロになると、

途端にダメダメになる。

チャランポランも大切だと思った次第。

2018年10月16日火曜日

確認

インドに行ったあとは、

1ヶ月は体調が優れなかった。

たった数日の滞在ですっかりやられた。

でも今回は、

ダメージゼロ。

今日からの仕事も問題なし。

でも、

心に多くが刻まれたのは、

圧倒的にインドだった。

やっぱり旅の醍醐味はグルメでもショッピングでもなく、

カルチャーショックとドキドキだよな。

快適なツアーもそれなりに意義があるけれど、

海外に行くのは刺激を受けるため。

次回はどこに行こうかなぁ。

2018年10月15日月曜日

現像

早速シンガポール旅行の写真をプリントした。

今回は一人旅じゃないので、

集合写真もしくは母や姉の写真が多い。

一人旅の時のように、

自分がピンときたものを写すというスタイルではない。

ところで、

旅行の写真は僕は2Lサイズという大きさでプリントすることに決めている。

ハガキより一回り大きく、

結構迫力がある。

今回のプリントは100枚限定にして、

1冊のアルバムにまとめた。

ほとんどは他人が見ても面白くも何ともないと思うけど、

中には自分でも納得の写真も撮れた。

そ以上に活躍したのは360度カメラ。

マーライオンの場所や、

ホテル屋上のプールはオススメだ。

でもこれ、

ラインやフェイスブックした対応してないんだよな。

姉なんかは360度は目が回るそうだけど、

僕は好きだ。

機会があれば是非見て欲しい。

土産は会社向けのチョコとクッキー。

自分向けにはマーライオンの木彫り人形。

それで以上。

まぁそのうち披露することもあるでしょう。

あと、

頼まれもののスタバカード。

何れにしてもマーライオンとマリーナベイサンズと観覧車。

これが今の3大撮影スポットだ。

だから単調だし、

まぁぼちぼちね。

さぁ明日からはまた日常のスタートだ。

そうそう。

元町に月曜に行く予定です。

よろしくお願いします。

2018年10月14日日曜日

表紙

慌ただしい母子三人旅も無事終了。

終わってしまえば実にあっけなく、

一夜の夢のようでもある。

昨日はつらつらシンガポールの表の側面を書いた。

というか、

表しか見ていない。

シンガポールでも一番綺麗な部分を垣間見たにすぎない。

海外から帰国すると大抵、

あー日本は綺麗で便利でホッとするなぁって思うけど、

今回はその感じがない。

東京観光から帰ってきたぐらいの感じ。

それほどにギャップがない。

それは楽なことだけれど、

旅の醍醐味が少ないとも言える。

ツアーの家族旅行だから仕方ないんだけど。

というか、

あえてそういうところを今回はチョイスしたんだけど。

でも、

やっぱり旅は、

特に海外旅行は一人に限ると思う。

だからこういう旅は今回が最後にしようと思う。

あぁ今度は一人でどこに行ってドキドキしようかなぁ?

2018年10月13日土曜日

先端

シンガポールでの2日が、

あっという間に過ぎ、

もう明日は帰国。

マリーナベイサンズは3棟の57階建ホテルの上に、

船のような形状のプールがある。

SMAPのCMで有名になった、

現代シンガポールのランドマーク。

そこに2泊したけど、

阪急トラピックの格安ツアー。

関空を夜中に発って、

朝の4時ごろから引っ張り回されるツアーは流石に疲れた。

何せ実質の睡眠は1時間。

チェックインできる3:30までに9カ所を連れ回される。

そもそも、

なぜシンガポールなのか。

それは亡き親父が最後にお袋と行こうと約束していた地だからだ。

その果たせなかった約束を僕が代わりに果たした。

お袋は親父の遺影を持ってきていた。

80歳のお袋との海外は、

おそらくこれが最後になるだろう。

親不孝の息子のせめてもの償いである。

そういう意味では充分満足できる内容だった。

シンガポールはとにかく発展がすごく、

中心街のビル群は壮観。

海外で感じるカルチャショックはかつてないほど都会で、

非常に居心地は良かった。

心配していた喫煙事情は、

ホテルこそ二ヶ所しかなかったが、

街中には至る所に灰皿があり、

みんなスパスパ吸っていた。

ただし一箱1200円程だが。

そう。

物価はやたらと高い。

その分給料も高いらしいが。

車は日本車でさえ4倍ぐらいするという。

町中の車はことごとくピカピカで、

ステータスである。

1日一回はかなりのスコールがあるのに。

毎日磨いているに違いない。

一方で早朝の地下鉄は無料で、

通勤ラッシュを緩和している。

学歴社会もすさまじく、

シンガポール国立大学は東大京大よりはるかにランクは上でアジアトップだ。

国が小さい分、

思い切った政策を実行しやすいのだろう。

エネルギーは隣国マレーシアから買う天然ガスが9割。

これからは自然エネルギーに力を入れるとか。

地震や台風は皆無で年中夏。

そういう条件も日本とは大違いだが、

とにかくスタイリッシュにアジアの先端になろうと国が一丸になっている感じは伝わってくる。

ただ一点、

日本の方が優れていると思ったのは、

ウォシュレット。

このホテルでさえ設置されていない。

ウォシュレットこそ日本が世界に誇る製品だと実感する。

インドや南米はおろかニューヨークでさえなかった。

なぜ普及しないんだろう?

不思議だなぁ...

2018年10月10日水曜日

直前

さあシンガポールだ。

明日の夜に出発する。

関空へのバスの中で、

ようやくガイドブックをちゃんと読む。

パスポートとカードさえあれば何とかなる。

割と出たとこ勝負。

今回は荷物をできるだけ最小限にするのが目標。

身軽にフッと海外に行く。

そんな旅をしたい。

お袋が一緒なので、

ゆったりスケジュールで、

その時できることをやる。

所詮最初だし、

2日ぐらいしかいないんだし、

さらっと行ってくる。

特に期待も不安もない。

行ってから考える。

あ、

スタバカードは買ってきますよ笑

2018年10月9日火曜日

準備

気づいたら、

旅行まであと2日。

一人旅と決定的に違う安心感。

準備もなんだかダラーっとしている。

まぁ、

実質2日しかいないし、

外海旅行グッズは揃っているし。

インドや南米とも違うし。

特に行きたいところがあるわけでもないし。

リラックスリラックスで行きましょう。

海外旅行経験者としては、

そのゆとりがあと二人に安心感を与えるかなとも思う。

と言いながら、

結局はしっかり者の姉が仕切ってくれるんだろうけど。

予定は立てすぎず、

絶対忘れてはならないものだけ忘れなければ、

あとは全くなんとでもなる。

で、

やっぱりトラブルというか、

あたふたバタバタするのもまた、

旅の醍醐味というか、

後々記憶に残るのは、

大体そういうことなんだよな。


2018年10月7日日曜日

現金

未来の社会では現金がなくなる。

そんな話をNスペでやってた。

現金はみんな溜め込んで使わない。

これは資本主義の危機だそうだ。

なんとか金を使わせないと、

資本主義は回らない。

だからスマホ決済や、

身近でいえばAmazon。

こういう電子決済では使うことのハードルが低い。

そのことは実証されているということで、

海外では体にICチップを埋め込むなんて荒技も取り入れられているという。

そもそも、

現金の価値を保証するのは国家の信用。

それが、

例えば仮想通貨みたいに、

テクノロジーが保証することができるようになった。

考えてみれば、

今の生活、

現金を使うのはコンビニの買い物ぐらいなんだよな。

すでにキャッシュレス社会はかなり浸透している。

現金は今や、

身元が割れない地下社会を潤す、

悪の根源みたいになりつつあるという。

すぐに変わるわけではないんだろうけど、

社会の方向性としてはそう進んでいる。

まぁ、

給料が振り込みになった頃から徐々にそうなっているんだよな。

でも、

金を使わないのは何より、

国の社会保障制度が大きいんじゃないかな。

人生100年時代と言いながら、

年金への信頼は低い。

安倍政権は年金支給開始年齢を引き上げるという。

そんな国で、

金を使いましょうと言われても、

ねぇ。

450兆円?とかいう企業の内部留保があるなら、

とりあえず給料上げようぜ。

それが一番の近道だよなと思った。

2018年10月5日金曜日

健康

街に再びハロウィンの飾り付けが。

もうそんな時期か。

もうクリマスまで一直線だな。

ライブもやったし、

シンガポールにも行く。

悪くない一年だ。

そしてもう一つ、

ドキドキプロジェクトが始まろうとしている。

これはかなりのドキドキだ。

少し例年に比べて活動的になってきた自分が嬉しい。

兎にも角にも健康だよな。

健康なら心も上向きになり、

それがまた好循環をもたらす。

そのきっかけはやっぱりジムだ。

体を動かせば精神も活性化する。

ストレスは軽減され、

新たな意欲が湧いてくる。

スカイダイビングの挫折で低迷していた心身が、

ちょっとだけ戻ってきているのを感じる

健康で毎日を迎えられること。

それだけで奇跡に思える。

2018年10月4日木曜日

直近

シンガポール旅行まで一週間。

あっという間に迫ってきた。

たった4日なので大した準備の必要はないんだけど、

母と姉が一緒なので、

安心させることが重要。

僕は大体出たとこ勝負なのだけど、

それでは納得していただけない。

まぁ、

姉に任せますが、

一応海外旅行の回数が多いということで、

旅の間は先頭に立つつもり。

いや。

案外姉の方がしっかり予習して、

リードされるんじゃないかと思っている。

まぁいいんだ。

なんでも。

母子3人が海外旅行する。

そのことだけで十分に刺激的だ。

色々手違いもあるだろうけど、

それもまた楽しい。

そういう感じで行けたらいいな。

目一杯予定を入れるとかそんなんんじゃなくて、

ホテルを満喫するとか、

体に負担がかからないように。

それが一番大事かな。

2018年10月3日水曜日

損失

IQOSが五百円になった。

一個四十円の値上がりである。

10月1日の期限を控え、

始めてまとめ買いを決断した。

思い切って10カートンを申し込んだ。

四千円の節約になる。

受け取りは9月30日。

なのに、

台風のバタバタで受け取りは10月1日になった。

申し込んであるから安心して行ったら、

もう1個五百円でしか買えないと返事。

10カートンを買う必要は無くなったが、

仕方ないので1個を買った。

単純に四千円の損失だ。

たった1日。

しかも取りに行けなかったのは台風が理由。

それでもダメなものはダメと言われ、

何だかガッカリ。

まぁ仕方ない。

節煙で損失は取り戻そう。

2018年10月2日火曜日

運転

台風一過の秋晴れ。

あまりに清々しいので、

シェアカーで辺りを走ってみた。

運転はますます勘を取り戻し、

ナビのおかげもあってスイスイと。

たまの車はいいな。

日常と別の世界に行ける。

同時に、

昔、

車に乗りまくっていたことを思い出す。

でも今は至って安全運転。

スピードを出すことに快感を覚えない。

自然に流れに任せて。

仕事じゃないから時間に追われるわけでもなく。

こういう車の使い方は実にいい。

2018年10月1日月曜日

結果

今回の台風は取り越し苦労だった。

電車の運休は予定通りだったし、

ホテルで泊まる必要もなかった。

でも、

万一ってことはあるし、

そうなったら出社できない、

あるいは右往左往させられるのはまっぴらだ。

だから今回の決断は良かったと思う。

ただ、

やっぱり疲れたけれど。

何より大きな被害が出なかったのが良かった。

2018年9月29日土曜日

玉石

本日のレイトショー。

クワイエット・プレイス

近未来のアメリカ。

なぜか、

音を立てると化け物に殺される。

一家は街を逃げ出そうとするのだが、

幼子のおもちゃが鳴り出して犠牲になる。

1年後。

妻は妊娠する。

つわりが起きた時に限って、

家族は誰もいない。

声を押し殺しバスタブで出産する。

と言葉で説明してもわからないだろう。

設定が面白いし、

あれこれ見せ場はあるんだけれど、

繋がりが悪くて、

見ながら怖いやら頭の中が???になって、

本来怖いはずの場面も素直に怖がれない。

多分、

見込み発車で撮り始めて、

その中で色々考えたんだけど、

結果的にパッチワークのようになってしまった。

一言で残念。

完璧主義も何だけど、

結果的にやっつけ仕事みたいになった。

ハリウッド作品って、

最近そういうのが多いよな。

監督がこだわり抜いて時間をかけて作る。

そんなことができない時代なんだろうな。

映画はもとよりネットフリックスやHuluもあって、

ものすごい量の作品が作られているんだと思う。

粗製乱造。

ひどいのはマーベルコミック系。

次から次に新作ができて、

練り上げる時間がないんだろう。

石が100の中で、

何年かに一つの玉を探す。

だから僕は今日もまた映画館に行くのであった。

2018年9月27日木曜日

神回

「半分、青い」が、

最終週になって俄然面白い。

娘がイジメに遭って、

その時スズメは躊躇なく転校を薦める。

転校は逃げるんじゃなくて、

正しい道に進むんだと言い切る。

NHKでそう言わせるのがすごい。

そして仙台のユーコが震災で死んだ。

あまちゃんでユイちゃんは死ななかったけど、

ユーコは死んだ。

あまちゃんの時点ではまだ、

震災で登場人物を死なせることはできなかったが。

それだけ震災への見方が変わったということだろうか。

いずれにせよ、

あのユーコが死んだというのは、

僕としてはかなりショックだった。

スズメが別れた夫と再会して、

もう一度やり直さないかと言われ、

スズメは断る。

そこは男と女の違いか。

男は未練たらしいからな。

それに、

漫画家として挫折したスズメと、

映画監督として一応成功した元夫。

その温度差もあるだろう。

そよ風の扇風機なんてはっきりいってどうでもいい。

永野芽郁の演技は神がかっている。

3歳ぐらいから8歳まで演じているかんちゃんも神がかっている。

2018年9月26日水曜日

採寸

ZOZOタウンをガイアの夜明けで特集してた。

体の採寸を一発でできるZOZOスーツは、

5年前から準備を進めていたらしい。

最終的にニュージーランドのベンチャーと組んだそうだけど、

開発は難航を重ねたようだ。

前澤社長は50億円のプライベートジェットで、

世界中を飛び回り、

商品化にこぎつけた。

ファッションに疎い僕ではあるけど、

洋服ってジャストサイズが肝心だということはわかる。

かといってシャツにせよオーダーメイドは高い。

だから一発で全身採寸のZOZOスーツは画期的な商品だということがわかる。

すでに103カ国に出荷しているそうで、

今は一気に先行者利益を得ようとしている。

何より大きいのは、

世界中の人の体型データを収集できることだろう。

その利用価値は計り知れない。

ユニクロの柳井社長は「おもちゃ」と揶揄したけど、

果たして本音か。

もちろん、

個々人の体型に合わせた服を低価格で作るのは並大抵ではあるまい。

今のところシャツやジーンズ、

スーツぐらいまでだけど、

こらからの進撃が見ものだ。

1000億円の月旅行や剛力彩芽との交際など、

メディアを騒がせているのも、

計り知れない宣伝効果を考慮に入れているのは間違いない。

兎にも角にも、

日本にこんな経営者が現れたことは、

何だか痛快で、

僕は嫌な感じは一つもしない。

一代でここまでの企業に育て上げたことを、

単純に尊敬するし、

今、

こんなに面白い人物はあまりいない。

とはいえ、

僕はまだZOZOスーツ申し込んでいないんだけど。

2018年9月25日火曜日

二本

連日の映画鑑賞。

一本目は「愛しのアイリーン」

田舎の40代男が親に結婚をせっつかれた挙句、

フィリピンから女性を連れ帰る。

費用は400万円。

田舎の母は絶対に許せない。

地元のヤクザと話をつけて、

アイリーンを引き離し、

別の女性と結婚させようと目論む。

ところが、

拉致されたアイリーンを取り返す中、

ヤクザを殺してしまう。

ここから話は怒涛の暗闇へ。

実に考えさせられる作品だった。

もう1本は「スカイスクレイパー」

ドウェインジョンソンが高層ビル火災で活躍する、

アクション娯楽作品。

何も考えず、

頑張るお父さんのスーパーぶりを、

ただただ眺める。

実に落差のある2本。

あれも映画。

これも映画。

本当に僕は雑食だな。

2018年9月24日月曜日

行動

行方不明の男児を発見して、

一躍有名になった大分の78歳尾畠さん。

当初は一体何者?

という感じだったが、

次第に長年被災地のボランディアに携わる凄い人だと分かり、

一躍時の人になった。

情熱大陸が放っておくわけもなく、

今日取り上げていた。

家の中も車の中もぐちゃぐちゃだけど、

確かにやっていることは素晴らしい。

ボランティアの鑑だともいえる。

家が貧乏でろくに学校に行けず、

その後は鮮魚店の修行を10年して自分の店を持った。

ボランティアのきっかけは、

趣味の登山で登山道整備を始めたのがきっかけとか。

65歳で引退すると、

ボランティア一筋になった。

生活資金は年金のみ。

ボランティア絡みの報酬はもちろん一切受け取らない。

全て手弁当。

講演の依頼は全部断る。

世の中のためになりたいという、

初心が崩れるのが怖いからだそうだ。

プロボランティア的な感じは微塵もなく、

ひたすら与えられた作業に取り組む。

もう教科書に載ってもおかしくないように思った。

こんな人はひょっとしたら日本にたくさんいるのかもしれない。

たまたま行方不明児を見つけただけで、

名もなき善意の塊のような人がきっといるのだろう。

そのことを忘れてはいけないと思う。

今日見たドラマ「乱反射」で、

想像力の射程という言葉があった。

ある事象に対してどこまで想像力を広げることができるか。

目の前のことだけじゃなく、

どこまで想像できるか。

自分のことで精一杯な世の中で、

そういう視点はとても大切なものだ。

そして何より行動すること。

近頃読んだ本にはこういう一節もあった。

金がないから出来ないという人は、

金があっても出来ない。

あとこういうのもあった。

先が分からないことを恐れない強さが大切。

そうなんだよ。

全くそうなんだよ。

2018年9月22日土曜日

準備

関空が早くも復旧したと聞いて、

ほっと一安心。

シンガポール旅行まであと20日ほど。

今回は一人旅ではなく、

母と姉が一緒だ。

二人とも海外旅行は不慣れだ。

正確には母は昔、

親父にくっついて世界を旅したのだが、

いかんせん齢80歳。

どんな旅になるのか。

というより準備段階から心配をしている。

僕なら一週間前でも何とかなるさで済むのだけど、

母や姉はそうはいかない。

そろそろ相談に乗ってあげないと。

何を着て行くのか。

現地で何を着るのか。

そんなことから考えねばならない。

僕ならどうにでもなるけど、

高齢だし女性だ。

空港持ち込み物の制限も厳しくなっている。

責任は重大だ。

2018年9月21日金曜日

大志

今年のイグノーベル賞は、

座った姿勢で自ら大腸内視鏡検査をした日本人医師に贈られた。

大腸内視鏡検査といえば、

去年、

僕は友人の医師にやってもらったのだが、

その友人がなんと、

以前に自分で試したことがあるというではないか。

彼はいわばイグノーベル賞を取り逃がしたわけだ。

そのことをラインで伝えると、

彼は平然と言い放った。




俺が狙っているのはノーベル平和賞だから。




その日が来ることを心から願っているよ。

2018年9月20日木曜日

交番

交番を襲う事件がまた起きた。

拳銃を装備した2人がいる交番に、

ナイフとモデルガンを持って赴いた男は、

地元の大学生だった。

早朝、

金を拾ったと訪れ、

応対の警官が一人になったのを機に襲いかかった。

もう一人が気づき発砲。

警官と大学生が死んだ。

拳銃使用は適正だったと言うが、

これで真の動機解明は不可能になった。

交番なんて、

僕らの世代では入るだけで緊張する場所。

そこに押し入るなんて思いもよらない。

何がどうなっているのやら。

警官って、

武術を身につけていて、

何より拳銃を持っている。

そんなに簡単に殺されてしまうのか。

油断があったのか。

防犯カメラもなかったといい、

状況すら正確にはわからない。

本当にわからないことだらけの事件。

それだけに不気味で恐ろしい。

2018年9月19日水曜日

貸切

ZOZOタウンの社長が、

月旅行に行くそうだ。

イーロンマスクのスペースxのロケットで。

2023年だったっけ。

びっくりしたのは貸切で行くということだ。

一体ZOZOはいくら払うのか。

感だけど、

数百億は間違いないだろう。

羨ましいし嫉妬もするけれど、

ちょっと爽快感もある。


他に芸術家を募るらしいが、

人選は誰だろう。

もし村上春樹が誘われたらどうするだろう。

執筆活動に専念したいからと辞退するのだろうか?

春樹と月は縁が深い。

もし辞退したらがっかりだな。

ZOZOにしたら、

これから5年間、

ずっと世界的な話題を集めるだろうし、

数百億円も宣伝費と考えればペイするという思惑もあるだろう。

にしても、

剛力の件といい、

松澤社長はかつてのホリエモンを思わせる。

それと、

ZOZOってそんなに儲かっているの?

単純な疑問も湧く。

5年弱。

おそらく計画は遅れるだろうけど、

注目せざるを得ない。

あと、

なんだかんだ剛力も登場するのか。

ゲスな興味も尽きない。

何としても実現してほしい。

2018年9月17日月曜日

人生

樹木希林さんが亡くなった。

全身ガンだとカミングアウトして数年。

特にここ数年の存在感は、

高齢化社会の生き方の指標みたいな感じで、

独特の存在感を放っていた。

あん、

万引き家族、、、

最近観た映画でも、

圧倒的な印象を残した。

いわゆる大女優ではない。

どちらかといえば怪優?

演技が上手いというタイプではなく、

存在感がすごかった。

なんせ20代にして老け役をやったのだ。

寺内貫太郎一家。

若い人にはわからないだろう。

郷ひろみとの林檎殺人事件もあった。

内田裕也との特殊な夫婦関係といい、

女優と一人の確固とした生き方を貫いた女性。

全身ガンと公表してからは、

泰然とした死への向かい方が注目を集めた。

最後の最後まで映画やメディアに出演していたのも、

突然の訃報に驚きを与えた。

正直、

この人本当に全身ガンなの?

なんて思わされるほど最後の最後まで自在に生きた。

自然体を貫くって本当に難しいと思うのだが、

飄々と受け止めてそよ風のように逝った。

若い人へのメッセージも印象深い。

実に格好がいい女性だった。

ちなみに遺作は今秋公開の、

日々是好日だそうだ。

2018年9月16日日曜日

黙々

ジムの人間模様は面白い。

土曜の深夜11時半。

男女が黙々とマシンに向かっている。

スマホを眺めながらタラタラと自転車を漕ぐ女子。

ランニングマシンで走るぽっちゃりした男子たち。

土曜の夜だというのに、

酒も飲まず、

自己改造しようと思い立ったんだろうな。

一方で本格的な方もいらっしゃる。

うっ、

とか、

はぁっ、

とか気合い入れまくりで追い込む男性。

その筋肉は見事で、

おそらく20年ぐらいは一心に取り組んできたことがわかる。

そんな中で、

タオルを頭に巻いて、

マシンに向かう私。

意外なのは、

いわゆる帰宅途中のサラリーマン系が少ないこと。

飲み会なんだろうな。

かくいう私、

ジム歴は案外長い。

そもそも大学ではバーベルクラブに一時期所属していたのだ。

その頃から筋肉をつけたいという欲求はあったのだ。

でも、

酒を飲むとトレーニングなどできない。

自ずと初めては挫折することを30年繰り返してきた。

一番成果が出たのは数年前。

自宅で取り組んだ時は腹筋が割れた。

ジムなど通わなくてもここまでできるのだと確信した。

要は続けることなのだ。

食事を節制して安い器具でも家でやってれば、

半年もすれば肉体改造はできる。

老若男女が集う今回のジムは、

私語厳禁ではないけど、

基本みんな無口に黙々と取り組んでいる。

僕はとりあえず腹を絞るという一点で、

一回1時間足らずで切り上げる。

まずはシンガポール旅行までにある程度絞りたいな。

今の所、

毎日0.2キロずつ減っている。

旅行までに60キロが目標だ。


2018年9月15日土曜日

遺失

先日、

通勤電車で忘れ物をして、

すぐさま大阪駅の落し物の窓口に届け出た。

出てくることを願いながら、

一日経ったら、

らしいものが見つかったかから確認にきてくれと、

電話がかかってきた。

期待に胸を膨らませすぐに行った。

あった。

あったんだ。




















長年愛用のペットボトルホルダー。

今時数百円で売ってるんだろうけど、

これ、

使い出して7年ほどになる。

値段じゃない。

愛着がある。

落し物をしても、

割と淡白に諦める性格だけど、

これはそうはいかなかった。

たった1日で戻ってきた。

いよいよこのホルダー、

縁があるに違いない。

2018年9月14日金曜日

選曲

12月のクリスマスライブに向け、

選曲が進んでいる。

予定では4曲を歌う。

全部クリスマスソングかどうかは未定だが、

3曲はすでに決まっている。

王道のものから、

比較的新しく、

僕が知らなかった曲にも挑むつもりだ。

ピアニストのチャノッキーさんが大好きだというので、

頑張って覚えているけど、

なかなか難しい。

ハードルは高いけど、

そのお陰で、

こちらの技術も磨かれる。

ライブの予定があるというのはいい。

モチベーションが上がる。

僕の歌の覚え方は昔から同じ。

とにかくとりあえず何百回と聞く。

自然に歌詞が口をつくようになるため。

それと同時に歌詞を何度も手書きで写してみる。

それが前提。

あとはとにかく歌い込む。

そしてセッションなどで試してみて、

歌詞が本当に口をついて覚えているか、

楽譜が正確かをチェックする。

そんな昔からのやり方を久しぶりにやっている。

まずは完コピを目指す。

これも基本。

そうすることで、

歌手のこだわりやテクニックがはっきりしてくる。

なんだかんだ、

もうライブまで3ヶ月を切っている。

今度のライブの課題は、

一つには歌詞を完全に覚えること。

昔は当たり前だったけど、

このあいだのライブでは譜面台を使った。

甘えだった。

たった4曲でそれは情けない。

しっかり準備して臨みたい。

充実している。

2018年9月13日木曜日

継続

会社帰りのジム通いを始めて二週間。

徐々にペースをつかみ始めた。

とにかく無理は禁物なので、

いくつかの筋トレと、

自転車20分だけこいで、

1時間以内で切り上げる。

それでも最初のうちはキツくて、

帰ってからこのブロブを更新するのも辛かった。

だから休みが多くなった。

気候が涼しくなってきたのも大きい。

そもそも三日坊主人間だけど、

今更ながら継続は力だと悟ったので、

無理せず、

とりあえず1年は続けて、

それでどう変わるか。

それぐらいのゆるい感じでやって行く。

とにかく生活のルーティンに組み込むこと。

これが肝心だ。





2018年9月11日火曜日

一躍

大坂なおみのサーブは錦織より速いとか。

使っているラケットは市販品で問い合わせ殺到だとか。

1日にして日本中の超有名人になって、

緊急特番までやってたよな。

Q:試合後にバナナ食べてたのはなぜですか?

A:お腹が空いたからです。

Q:なぜお腹が空いたのですか?

松岡修造の質問には笑った。

セリーナにこんな愚問を投げかけたら、

多分無視されるんじゃないかな?

昨日の試合は気の毒ではあったけど、

勝ったんだし、

第一、

ブーイングは審判に向けてのもので、

大坂が非難されていたわけではない。

むしろ、

彼女の試合態度、

その後のスピーチ、

どれも彼女の人柄を際立たせて高感度アップ。

一方セリーナはほぼ世界中から眉をひそめられている。

あれほどの実績を残した選手が、

あんな醜態を演じるとは。

それほどのプレッシャーがかかっていたということもあるだろうが、

単純に大坂の強さに焦ったということなんだろう。

で、

例のコーチングはコーチは認めたらしいが、

同時にみんなやっていると開き直ったらしい。

実際どうなのか、

それを知りたいんだけど、

そういうことはテレビではやらない。

まぁ試合会場で見ている以上、

何か伝えたいことがあれば、

自然と身振りも出るだろうし、

完全に禁止すること自体無理なような気もするが。

それにトイレ休憩の時とか、

コーチが慌てて走って行ってるよね。

あれ、

裏でアドバイスしているのは明らかでしょ。

セリーナ陣営が目に余ったのかどうか知らないけど、

あの試合、

あのまま普通にやってても大坂が勝ったと思う。

それにしても、

審判に嘘つき、

泥棒、

謝れはないよな。

テニスの審判って、

そんなに権威なかったっけ?

あんな暴言、

サッカーだったら一発退場だろ。

来シーズンに向けてその辺りはっきりさせて欲しい。

















●火曜日に元町に参ります。よろしくお願いします。

2018年9月10日月曜日

旅券

三ノ宮まで、

母と姉のパスポート受け取りに同行した。

この秋、

3人でシンガポールに行くのだ。

母80歳。

アメリカに欧州、

親父の転勤についって6年ぐらい海外暮らしをしていたので、

そりゃまぁ大概のところには行ったけれど、

シンガポールはない。

亡き親父がいつか行こうと言っていたという。

実は申し込んだものの、

行くかどうかギリギリまで悩んだ。

だって、

豪雨に地震に台風。

心配にもなるよな。

僕は平気だけど。

最後の家族旅行になるかもしれないし、

結局思い切って行くことになった。

あと1ヶ月、

準備に励まなくては。

2018年9月9日日曜日

快挙

これぞ快挙。

大坂なおみが全米テニスで優勝しちゃった。

決勝の相手は泣く子も黙るセリーナ。

しかもすストレート。

終盤、

セリーナが審判にブチ切れて異様な雰囲気に。

観衆はほぼセリーナ応援団と化して、

大坂はやりにくかっただろうけど、

最後まで冷静に勝ち切った。

錦織でもなく松山でもなく、

20歳の大坂がグランドスラム一番乗り。

彼女はハイチ人の父と日本人の母を持ち、

大阪生まれ3歳でニューヨークに。

日本語が怪しくて、

あんまり日本人って感じなかったけど、

優勝セレモニーでのセリーナに遠慮したような感じのスピーチとか、

どこか日本人を連想させる。

ちょっと早寝して頑張って早起きして観てよかった!

2018年9月6日木曜日

怒涛

9月に入って、

ようやく猛暑は和らいできた。

思うに、

今年は地震に始まって豪雨に台風、

そして信じられないような激暑。

よく乗り越えられたなと思う。

特に台風21号は、

直接体験しただけに、

トドメの試練となった。

まさに災害列島。

健康を保ちながら仕事を日々なんとかこなすだけで、

いっぱいいっぱいだった。

これからの注意事項は、

夏バテだ。

頑張ってきた疲れが一気に出ないか。

それでなくても体力は明らかに衰えている。

気を緩めず、

体力回復に努めたい。

と、

怒涛の日々を過ごしているうちに、

9月も6日。

あっという間にハロウィン、

クリスマス。

お祭りのオンパレードだ。

考えてみれば、

日本の政治についてゆっくり考える暇もなく、

こんなことでいいのだろうかと、

ふと心配になる。

2018年9月5日水曜日

猛威

台風に備え、

大阪に前ノリしたおかげで、

僕自身は酷さを体感したわけではない。

でも、

会社で仕事をしている間に、

スマホに入ってきた身内の写真に驚いた。
















自宅前の用水路に飛んできた屋根?






















子供の頃から慣れ親しんだ公園。

たった数時間の間に、

強烈な爪痕を残していた。

おそるべし台風。

幸い、

身内や知り合いにけが人はいなかった。

室戸台風以来という規模の台風にしては、

御の字といったところか。

今回は事前の警告がかなり効果があった気もする。

それにしても今年は、

自然の怒り方がいつもよりひどいですな。

2018年9月4日火曜日

前泊



台風に備え会社近くのビジネスホテルで前泊。

朝イチの電車は動きそうなんだけど、

どうなるかわからないし、

タクシーの予約も断られた。

これなら少なくとも出勤できないことはない。

だって会社はここから歩いて5分。

早起きして雨に濡れて、

出社したらヘトヘトなのはごめんだ。

大阪市内でも今どき6000円で泊まれるのね。

夜中に着いてゆったりもう寝る。

明日は仕事はバタバタだろう。

少しでも体力温存だ。

2018年9月3日月曜日

挑戦

ジム通いを再開したということで、

過去のデータを見直してみた。

1年前の5月ごろは体重58キロ、

体脂肪率は12%ほどだった。

悪くはない。

すごかったのは2年前の4月。

体重は54キロで体脂肪率は一桁。

この頃は腹筋がマジで割れていた。

そして今。

体重は64キロ、

体脂肪率は16.4%。

見る影もないが、

とりあえず60キロ切りを目指すのには、

ちょうどいい感じじゃない?

はっきり言って54キロは痩せすぎだった。

できれば60キロ切りを目指したいな。

だってパンツが入んないんだもの(泣く)

出来る。

だって出来てたんだもの。

しかも我流ライザップで。

それが最大の自信だ。


2018年9月1日土曜日

告発

東京五輪が近づくにつれ、

選手からの内部告発が相次いでいる。

それが五輪の結果に結びつくかどうか、

はっきり言ってわからない。

アジア大会での女子レスリングの惨敗は、

栄監督の辞任と関係がないとはいえないだろう。

ボクシングはあのお方の強烈キャラでうやむやになった感もある。

体操協会の件についてはさらに複雑だ。

大前提としてコーチのパワハラはあった。

そこに争いはないのだが、

選手および両親はそれを愛の鞭として容認していて、

無期限の資格停止は厳しすぎると、

選手自ら会見で訴えた。

さらにややこしいのは、

塚原夫婦こそパワハラだと逆に訴えた点だ。

勝ちたい勝たせたいという構図の中、

パワハラ的な行為も容認する空気が、

今もスポーツ界に蔓延する。

知り合いも、

客観的には完全な暴力にもかかわらず、

それを乗り越えた自分らに誇りを持ち、

先生を崇拝する感じさえある。

そういう指導者は、

言い方が微妙だが、

やはり人間的魅力があって、

そこが求心力になっている。

そして何よりその指導についていけば結果として強くなれるという、

実績は大きい。

非常にややこしい問題をはらんでいる。

問題は東京五輪まで2年というところだ。

ある意味、

五輪の結果より、

この世界最大のスポーツイベントを通して、

日本のスポーツ界の体質が大きく変わるなら、

様々なゴタゴタも意味があったということになるだろう。


2018年8月30日木曜日

初日












駅前のジム初日。

夜中に行くことがほとんどになるだろうけど、

今日は夕方に。

一通りマシンの説明を受けて、

ランニングと自転車を計30分ほど体験した。

とにかく、

最寄駅の駅ビルにあるというのが嬉しい。

おまけにシューズを履き替える必要もない。

さっと寄ってパッと運動してすっと帰る。

そんな理想が叶う条件だ。

想像より面積は狭くて、

マシンがギューギュー詰めな感じだったけど、

僕みたいなのには必要にして十分だろう。

これで続かなければ、

何やっても無理。

ところで、

このフィットネスジム、

最近、

この辺りにどんどんできている事を初めて知った。

西北や武庫之荘や塚口や。

ものすごい勢いで進出しているのね。

儲かっているのかどうなのか?

潰れる時は一気に、

なんてことにならなきゃいいけど。

とりあえず、

もう一度腹筋割れるよう頑張ります。

2018年8月29日水曜日

背中

ほんのちょっとだけ、

猛暑が弱さを見せてきた。

暑いのは暑い。

まだまだ30度超えが続きそうだけど、

朝晩とか、

ちょっとした空気の気配。

空の感じ。

秋の背中が見えてきた感じ。

にしても今年の暑さは人生最高だった。

7月からずーっと30度超えでしょ。

夏バテにならなかったのが不思議でしょうがない。

ひょっとしたら気づいていないだけかも知らないけど。

明日は例のジムの初日だ。

行こうと思うんだけど、

知り合いと顔をあわせるのは嫌だな。

特に何年かぶりの人とか。

やっぱり深夜にこそっと行動しよ。

2018年8月28日火曜日

自然

同級生の女性と食事をする機会があって、

彼女は20代早々に結婚して3人の子供をもうけ、

すでに孫もいる。

自分の小遣い稼ぎに資格を生かしたパートも続けている。

定期的なトレーニングも続けている。

まぁ本当に絵に描いたような幸せな暮らしをガッチリ手に入れた。

片やご両親は高齢で、

世話をしにちょくちょく帰ってくる。

先日の食事もそんなタイミングだったんだけど、

その時に彼女は言った。

片方では孫が1日1日できることが増えて行く。

もう一方では両親は毎日毎日できることが減って行く。

それを見ていると、

ああ人間てそういうものなんだなぁと思う、と。

なんか彼女を見ていると、

人間ってそうやって普通に生きることの貴さを感じる。

僕が酒に溺れて離婚を繰り返す間も、

彼女は子育てをしつつ、

破茶滅茶な僕とそれでも交流を続けているのが、

本当に不思議といえば不思議。

付き合いはもう40年近い。

今年も既に3回も会った。

彼女は仙台に住んでいるというのに!

こんな関係がずっと続いているなんて、

なかなかできるものではない。

小さな奇跡だ。

この年齢になって改めて、

彼女の、

普通であることのすごさを感じる。

大金持ちになることや、

会社で出世すること。

脚光を浴びること。

そういうことを追い求めたくなる人間が多い中、

彼女ほど堅実で当たり前の暮らしを丁寧に生きている人が、

本当に普通に長年の友達でいてくれることに感謝する。


2018年8月26日日曜日

盛況












友人が出演するというので、

三宮のチキンジョージに行った。

名前は有名なライブハウスの老舗だけど、

行くのは初めて。

出演者も観客も、

僕らと同年代かちょっと上。

でもみんな若者に返ったようにように大盛り上がり。

友人のバンドもさることながら、

ロカビリーのおじさんバンド、

汗をかきながらめっちゃパワフルで、

個人的には一番乗った。

やっぱりライブって、

演者が楽しそう&一生懸命っているのが心を打つ。

演者のテンションが観客より倍ぐらいないと、

客席は盛り上がらないよな。

それは年齢に関係なく。

やる方がカッコつけてちょっと照れてしまったら、

こっちはもっと大人しくなる。

でも、

ロカビリーバンド、

いささか音量が大きくて、

耳が辛かったのも事実だけど。

ライブをやる端くれとして、

同級生の頑張りに、

実に勉強と刺激を受けた1日だった。


2018年8月24日金曜日

通過

台風20号が、

ちょうど我が家の上あたりを通り過ぎている。

さすがに屋内にいても、

風の強さを感じる。

家がわずかながら揺さぶられるような。

でも結局今日は、

出勤してから帰宅するまで、

一滴も雨に濡れることはなかった。

電車も間引きこそすれ運行してたし。

ま、

退社時間がいつもより2時間ほど早かったせいもあるんだけど。

その会社にいた夕方、

友人がクラスラインにアップした写真が素晴らしかった。













嘘でしょ?

と言いたくなるほど見事な半円の虹。

こんな虹が現れるのも、

異常気象のせいなのかも、、、

などという野暮なことは言わず、

ただ感心することにしよう。

2018年8月23日木曜日

直撃

台風20号が近づいている。

明日は午後4時から間引き運転に入って、

夜の8時には運行を終えると車内アナウンス。

不要不急の外出は控えるようにテレビは言う。

一方で、

早めの避難をとも言う。

ここにちょっと矛盾を感じる。

家でじっとしていたら、

いつの間にか逃げられない状況になってる、

なんてことになりはしないか。

第一、

我が家から避難所までは、

自転車でも5分はかかる。

歩けば10分だ。

急いで避難したら、

空振り、

なんてことは、

別にいいじゃないかとも思うけど、

やっぱり世間体というのを考えるのが昭和世代だ。

いずれにしても、

明日は出勤しないといけない。

帰りはタクシーが出るらしいけど。

各々が色々考えながら、

大きな台風を迎える。

7月から本当に、

地震に豪雨に酷暑。

天変地異の対象を考えさせられる夏だ。


2018年8月22日水曜日

到来

うちの最寄り駅の駅ビルに、

スポーツジムができることになった。

しかも24時間営業。

これは通うしかないでしょ。

帰りはいつも深夜なので、

なかなか利用できる施設がなかった。

最近、

体がすっかり緩んで、

後輩には腹が出ているとズバリ言われ、

タイミング的にも今しかないよな。

前に通ってたジムは、

やっぱり続けるのが難しくて断念してしまった。

これはチャンスだよな、

新たな挑戦ができることにワクワクしている。


2018年8月21日火曜日

吟味

何かが欲しいとか、

何かがしたいとか、

かなり突発的に思い立ち、

吟味することなくやってしまう自分の性格。

治らないとは思うんだけど、

ちょっと今日、

冷静になって考えて、

断念した。

普通の人には当たり前のことだろうが、

僕にとっては画期的なこととも言える。

昔からそうだった。

酒を飲めば、

もう一杯だけが何杯にもなり、

席を立つことができない。

魅力的な製品だと、

値段にもよるけど、

許される限り取り寄せる。

好奇心が強いということで、

それは悪いことじゃないけれど、

もう、

卒業だな。

アマゾンの商品だと、

とりあえず欲しいものリストに入れる。

何日かすると自然と忘れているもんだ。

情けないけど、

そういう性格だった。

全ては年齢のせいだろうけど、

人は自ずと加齢によって変わっていく。

あれもこれもじゃ時間も体力も足りないのだ。

自分の意志で欲望を抑え込む。

僕は子供だからまだまだだけど、

少しずつ変わっていく。

2018年8月19日日曜日

羨望

遅まきながら、

78歳のスーパーボランティア。

65歳で鮮魚店をたたみ、

あとは年金暮らしでボランティアを続ける。

山口の2歳児を見つけて一躍有名になるも、

活動歴は13年。

筋金入りの方だ。

78歳というのが信じられないぐらいのバイタリティ。

信じられないぐらい素敵な生き方だ。

彼はたまたま有名になったけど、

ああいう活動をしている人は大勢いるんだろう。

僕にはあんな根性も体力もないが、

あの割り切った潔い生き方には、

羨望を覚える。

いやぁ、

名も知れぬすごい人がいっぱいいるんだなぁ。

2018年8月18日土曜日

快作





















本日のロードショー。

話題の低予算映画。

評判通り非常に非常に面白かった。

ネタバレは避けたいから、

通り一遍の説明をすると、

カット割りなし、

長回しのゾンビ映画を撮ろうとしていたら、

本物のゾンビに襲われた。

という設定の映画を撮ろうとしたスタッフの映画。

確かに低予算で、

有名な俳優は皆無。

なのにめちゃくちゃ面白いのは、

練りに練った脚本とアイデアの賜物か。

序盤のホラー映画と、

中盤以降のメーキング的な場面が、

入れ子構造のように絶妙にリンクしていて、

後半は前半のネタバレ、、、

いやいやそれ以上書くまい。

昔、

スピルバーグが在学中に激突をとって、

それがあまりに面白くて劇場公開になって大ヒットした。

まぁそこまでではないけど、

アイデア一発でここまで面白い映画を撮れるんだなと、

思い知らされた。

と同時に、

映画作りにかける若者の情熱見たいなものも感じられた。

ゾンビ苦手っていう人にも見てもらいたい。

ちなみに、

後半の場内は笑いが起きていた。

制作費300万円。

できるだけ、

できるだけ予備知識なしで見ることをお勧めします。

複雑だけど、

一度見ただけで意味は完全に理解できます。

絶対に面白い。

見て損はない。

そう宣伝したくなる快作でした。

2018年8月17日金曜日

欠点

二択があると、

ほぼハズレを引く。

考えた挙句、

ハズレを引く。

単純なことだけど、

僕という人間の思考方法に、

癖があって、

それが災いしているんだと思う。

半世紀以上も生きてきて、

いまだにその欠点を直せない。

直せないというより、

直す気がないんだろう。

多分。

それこそが僕の、

欠点なのだと思う。

2018年8月16日木曜日

契約

我が社の契約社員の若い人は、

基本的に優秀だ。

決められた時間内に仕事をこなし、

さっと帰宅する。

もちろん、

時間内に終えられず残業する人はいるが、

それはそれなりに残業代が支払われる。

ただ、

仕事って決まりきっているものばかりではない。

雑多に舞い込んでくる仕事もある。

で、

契約社員にその仕事を振ろうとすると、

必ず、

それは手当がつくんですか?

と言われてしまう。

うちの会社はケチなので、

そういう手当は払いたくない。

よって、

出向者である僕らのところに回ってくる。

彼らはいずれポジションが変わり、

僕のやっているような管理職的な仕事をするようになる。

でも、

いちいちイレギュラーな仕事には、

手当を、

と要求されるとこれまた困るわけだ。

僕らみたいに、

有給休暇を30年とったことのない人間からすると、

ジェネレーションギャップを感じる。

彼らの賃金は正社員に比べてはるかに安い。

だから、

契約にない仕事をする道理がないことは理屈ではわかる。

でも、

契約社員のベテランにまでそういう態度を取られちゃうと、

おじさんは困ってしまうんだなぁ。

2018年8月15日水曜日

最後

平成が来年4月で終わるということで、

最近やたら、

平成最後の、

とつける。

平成最後の夏、

平成最後の阿波踊り、

平成最後の、、、

そういう意味では今日(正確には昨日)は、

平成最後の8月14日で、

明日は平成最後の終戦記念日だ。

毎年思うけど、

終戦とは良く考えた言い回しだ。

実際は敗戦なんだけど、

終戦と言い換えれば、

何となく戦争が自発的に、

自然に終わったかのような錯覚を覚える。

例の、

誤ちは二度と繰り返さない、

の主語は何で、

誤ちとは何か、

という問題にも似ている。

学生時代、

友達と昭和天皇の戦争責任について、

まさに激論を交わしたことを懐かしく思い出す。

今、

そのことはほとんど話題にならない。

もう、

どうでもいいやと世間が思っているのかどうか知らないが、

30年もすれば表面的には忘れ去られる。

300万人以上の犠牲者を出した先の戦争でさえ。

福島原発の爆発なんて、

それに比べれば小さな出来事なのか。

10年もすればあの恐怖を忘れ、

ついに新しい原発も認められても、

あんまり何も言わなくなった。

確かに人間は忘却する生き物で、

忘れてしまいたいこともある。

だが日本人の良くないところは、

きっちり検証しないまま、

ただ時間を経過させて忘れさせてしまうところだ。

何の総括もせず、

誰も責任を負わない。

裁判をしたら数十年かかって、

そのうち原告が年老いてしまう。

日本人は何でもかんでも有耶無耶にしてしまう。



2018年8月13日月曜日

贅沢




















本日の只見。

オーシャンズシリーズの最新作。

サンドラブロックって結構好きな女優さん。

スピードとか、

グラビティとか。

今回は詐欺師の役。

スペシャリスト何人かで大きな盗みをやる的なのも、

基本的に好き。

古いところでは、

イタリア映画の黄金の7人シリーズが、

子供の頃大好きだった。

おまけに、

アン・ハサウェイも出ている。

女優陣が豪華で、

盗みの舞台も豪華で、

脚本も悪くなくて、

演出もオシャレで。

でも、

なんか調味料が一つ足りないような。

美味しいんだけどね。

もう一工夫あれば文句なしに美味しいのに。

そう、

スリルというスパイスが足りなかったのかも。

あまりに事が上手く運びすぎる。

ちょっと想定外があったけど、

それもあっという間に解決して。

ま、

完全犯罪なんて、

客観的にはつまらないということか。

2018年8月12日日曜日

観戦













生まれて初めてJリーグの試合を見に行った。

何でって?

そりゃもう、

イニエスタ見たさ以外の何物でもない。

親友が持っている年間指定席に相席させてもらい、

こんなミーハーには勿体無い席。

飲み物食べ物がラウンジに並んでて、

食べ放題。

これがまた美味いんだ。

で、

運よくイニエスタもポドルスキーも先発。

しかもイニエスタがJ初ゴールを決めた。

PKも献上したけどご愛嬌。

何とフル出場してくれた。

はっきり言って、

神戸が勝とうが負けようがどうでもよかった。

イニエスタのプレーはあくまで軽やか。

そして慌てず、

パスもシュートも、

何と表現したらいいのか、

ボールを蹴ると言うより、

ゴルフのプロのパッティングみたい。

力が抜け、

綺麗な足さばきからスーッといい回転の球を送り出す感じ。

走り回るでもなく、

でもポジションどりが上手く、

なんども決定的なパスを出していた。

これが世界の頂点に立った男のプレー。

日本の神戸で見られる幸せ。

そしてスタジアムに響き渡る応援。

凄まじい。

こういうことになっているのねと。

全館禁煙が玉に瑕だったけど。

夢のような一夜だった。

でね、

とにかく綺麗なの。

芝生も照明も。

あの美しさは実際行かないとわからないだろう。

何事も体験しないとわからないものだ。

帰りは事前に予約していたハイヤーで、

入り口でたとこで即乗車。

これも、

時間が大体読めるサッカーならではだろう。

いやいやゴージャスでした。





遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...